ブルーシャークⅡ(ダイブクルーズ)のダイビング情報です。2009年に行ったときには、リニューアルされてさらに便利になっていました。
2009年 7月
2007年 2月
私たちの時には3グループで、一グループあたりは5~6人でした。最初のチェックダイブで残圧などを聞かれます。これを元に、レベルなどを考慮してグループの入れ替えもあるとのことでした。
ブリーフィングの風景 |
充電台 |
ダイビングは朝食前に1本、朝食後に1本、昼食後に1本の、合計3本が基本になります。ツアーには一日2本の料金しか含まれていないため、3本目の料金は現地払いになります。この方が、一本休んだりとか、調整はしやすいですね。 ブリーフィングはクルーズ船の食堂で行われます。ブリーフィングは日本人ガイドによるもので、内容はかなり詳しかったです。流れのあるポイントでのダイビングのことも多いので、ポイントを理解しておくことは重要ですね。
ダイビング器材は、ボートに置いたままとなります。BCはタンクに付けたままでOKです。そのかわりクルーズ中は、BCやレギュレータを真水につけて塩抜きすることはできません。ボートの席はグループごとに区分けされて、常に同じ位置に座ります。席の下のかごにフィンなどを置いておきます。ウエットは本船の横の手すりに干すことになっています。塩抜きしたい場合には、船の前方にあるバケツか、後方デッキにあるシャワーで洗うこともできます。
ロビーにはバッテリーを充電するための棚が用意されています。日本のプラグ形式に変換するためのアダプタがあらかじめついていました。100Vと220Vのコンセントが交互に並んでいます。
船で休めるところは、ロビーの他には2Fの船の前方と、3Fの後方です。3Fの後方にはデッキチェアとマットがあるのですが、日陰のスペースが少ないのが難点です。2Fの船の前方は、それなりの広さがあるので日よけしながら休むことができますが、風があたって少し寒いのと椅子しかないので寝にくかったです。リニューアルされてロビーのソファが広くなったので、ここで寝ているひとが多かったですね。
クルーズ中はほとんど歩くことがありませんからとにかく楽です。途中で漁民の村で買い物をしたときに、「そういえば久々に歩いたね」という感想がでてきたくらいです。寝て食べてダイビングして...それだけですからね。
私たちの部屋は1Fの中央あたりにある部屋でした。オールウッドで雰囲気は良いです。部屋は広いとはいえませんが、狭いながらに鏡&椅子付の鏡台や、クローゼットもあるので、使いやすかったです。ベッドはダブルベッドの二段です(上はセミダブルぐらいかも)。リニューアルされて上段のベッドが広くなりました。ダブルベッドは180cmの身長でちょうどぐらいの長さでした。エアコンは各部屋独立で設定できます。冷蔵庫は部屋にはなくて、食堂にある共用のものを使います。シャワー、トイレと洗面台は各部屋に設置されています。お湯の出は必要十分といった感じでした。洗面所はかなり暗いので、朝にコンタクトを入れるのには少し苦労しました。アメニティは一切用意されていないので、石鹸・シャンプー・リンス・歯ブラシなどすべて持参する必要があります。
化粧台とクローゼット(左) |
洗面台 |
シャワー |
朝食の卵料理 |
モンキーバナナ |
日本風の味付けで、なかなか美味しかったです。朝食時にはオムレツ等のたまご料理を作ってくれます。朝一番のダイビングまでに、たまご料理のリクエストをボードに書いておきます。朝食にはご飯も用意されています。このご飯は、最近導入した23合炊ける釜で作っているそうで、日本の味そのままでした(旅行中だったので、より美味しく感じた可能性ありです)。リピータの人が置いていったふりかけとかが用意されていました。リピータの方々は、自分のお気に入りのふりかけや、お茶漬け、インスタント味噌汁などを持参してきていました。朝食のパンは籠が空になると、また焼いてきてくれます。昼と夜の食事は、各テーブルに大皿で料理が運ばれてきて、皆で取り分けて食べるようになっていました。
食事の準備ができると、左写真にあるマイクの電子アラームをスタッフが鳴らして知らせてくれます。 最初のうちは、スタッフの携帯の着信音との聞き分けができなくて迷うことがありました。
紅茶とコーヒーは飲み放題です。最近になって、食事のときに各テーブルに二本づつミネラルウォータが用意されます。常時、水が飲めるようになっているので、あえて買う(持ってくる)必要はなくなっています。モンキーバナナも吊るされているので、朝食前のダイビングのときには良く食べていました。 3本目のダイビングの後は、船の前方のデッキにクッキーと紅茶・コーヒーが用意されます。
マイクのアラームが食事の合図です |
ジョッキでビールが飲めます |
紅茶・コーヒが常に用意されています |
ダイビング用のドーニ |
ポイントまではボートで向かいます。いわゆるドーニですが、中はとても広く便利でした。エントリする場所は4ヶ所あります。カメラなどの機材を置く場所もあります。屋根もあるし、ポイントまですぐ着くので暑くて大変ということもありません。ただしトイレはありません。
カメラなどはスタッフが渡してくれます。流れのあるポイントでのダイビングが多いので、水中での集合ということが多かったです。エグジットについては、はしご一個なので人が多いと水面で待つことがあります。
ジンベイを探しています |
ジンベエザメとのスノーケルは、モルジブダイブクルーズのメインイベントです。スタッフのジンベエが出た!の合図でデッキ後方に集合します。食事中でも、一旦食事は中止となります。いつジンベイが出た!の連絡が入るかわからず、常に緊張している必要があるので、なかなか疲れます。見れる見れないは、そのときの運ですが、なかなか見れないと、長い間緊張が続くことになります。また、ダイビング中でも、本船から発見の連絡があれば、ダイビングを中止してジンベイシュノーケルに切り替えることがあるとのことでした。
後方デッキ |
ジンベエが見つかった場合には、後方デッキに集合してから、キヨコさんの合図でエントリーします。ブリーフィングでは、かならずキヨコさんの合図があるまで待つように言われました。船長がスクリューを停止したことを確認するためだそうです。他のスタッフが時に、確認せずにゴーサインをだすことがありますが、それには従わないようにとのことでした。
ブルーシャークⅡの後方デッキは海面と同じぐらいの高さなので、カメラを持ってエントリしても問題はないと思います。ジンベエが遠いときには、最初からディンギーに乗って、ジンベエまで向かいます。
ファトゥの店 |
クルーズ途中で、漁民の村に寄りました。ここではお土産などを買うことができます。唯一ここだけ蚊に刺される可能性があるので注意しましょう。私たちを含め、ほとんどの人はスタッフのファトゥの店に行きました。
ブルーシャークⅡでは、昔のサザンクロスでやっていたような無人島でのBBQはやっていないとのことでした。最終日にモルジブディナーもしくはナイトになるぐらいです。昔は船が小さかったために、島でのディナーをやっていたこともあったそうです。リピータにとっては、この方がいいのかもしれませんね。
船ではTシャツなどを売っていました。スタッフは撮影をしていないので、DVDの販売はやっていませんでした。自分で撮影する人にとっては、その方がじゃまにならなくて良いかもしれません。
モルディブではアドバンス以上のライセンスでないと、20mより深く潜ってはいけないことになっています。船でもライセンスを取れますが、私は事前に取っておきました。モルジブではグローブ着用不可です。
2009年のリニューアルで、デッキ後方に独立したトイレができたので、いろいろと楽になりました。 ブルーシャークⅡの公式HPはこちらです。