Title

Island Hideaway at Dhonakulhi Maldives
SPA RESORT & MARINA

モルジブの中では、最も北のハー・アリフ環礁にあるリゾートです。部屋に専用でつくバトラーが有名な、かなり高額なホテルです。宿泊したのは一番安いフナパビリオンでしたが、設備やサービスなどすべて満足の行くものでした。ハウスリーフのシュノーケリングも素晴らしかったです。

2009年 1月

部屋

私たちが宿泊したのはリゾートの中では最も安いフナパビリオンでした。一番安くても、一棟独立型でリビングと寝室は扉でちゃんと区切られています。隣のビラとの間は林で区切られているので、音も聞こえてこず部屋は静かでした。部屋の広さは十分で、大きなソファーとテーブルがあるのにもかかわらず、荷物を広げるスペースが十分にありました。リビングと寝室にエアコン、リビングに冷蔵庫とテレビがありました。コーヒーについては、NESPRESSOが置いてありましたが、入れ方が悪いのかどうしても苦くなってしまい、美味しく入れることが出来ませんでした。ミルクは冷蔵庫の中にあって、無料でした。インターネットは無料で、無線LANも用意されていました。さすがにビーチのデッキチェアでは、電波が弱くて時折繋がるぐらいでした。


かなりおおきなベッド

ソファーとテーブル。どちらも大きいです

NESPRESSOのコーヒーマシン

テーブルもあります。

無線LANも使えました

水のペットボトルはたくさん用意してくれました

クローゼットは寝室にあって、かなり大きいです。ここにカッパやバスローブが置いてありました。蚊取り線香、虫除けローション、殺虫剤も用意されていました。最初のうちに蚊や虫に何度かさされたこともあって、その後は蚊取り線香と虫除けローションはかなり活躍しました。クローゼットには他に貴重品入れやドライヤーも用意されていました。ハイダウェイのコンセントはBF型ですが、用意されている電化製品はほとんどがB型もしくはA型で、ほとんどのコンセントに変換用のアダプターがすでに差し込まれていました。


おおきなクローゼット

ヘリーハンセンのカッパ

ドライヤー

洗面所は半屋外になっています。洗面台はダブルシンクで広さは文句なしですね。タオルもたくさん用意されているので、とても便利です。一日二回補充してくれるので、使った後に干してもう一度使おうということをしなくてもOKです。さらにビーチタオルも別に用意されていました。アメニティは石鹸・シャンプー・シャワーキャップ・歯ブラシなどすべてが用意されていました。


ダブルシンクの洗面台

MOLTON BROWNのアメニティ

シャンプーなどは陶器のボトルでした

シャワーは頭上から浴びられます

バスタブはジェットバスになっています。スイッチを入れると泡が勢いよく出てきて、なんとなくマッサージされているような感じで、極楽です。残念ながら、バスタブからは外を眺めたりすることは出来ないのですが、半屋外なので星ぐらいは見ることが出来ました。バスタブはかなり大きなサイズのせいなのか、お湯をためるのにかなり時間がかかりました。


ジェットバス

シャワーブースは別にあって、頭上に大きなシャワーヘッドがついているタイプのもので、私の気に入っているものでした。洗面所には外から直接入れる扉があるので、シュノーケリングをした後に部屋を経由せずにシャワーを浴びられてとても便利でした。さすがハイダウェイです。

部屋には自転車が用意されていました。私達の部屋はレストランから近かく歩いていける距離だったので、自転車は数回使ったぐらいで、あまり利用しませんでした。女性用の自転車にはブレーキがなく、ペダルで止める形式みたいで転びそうだったというのもありますが。


自転車

ビーチ側には東屋、ブランコそれからデッキチェアがあります。デッキチェアには備え付けの大きなパラソルがあるのですが、周囲が林ということもあって、日差しが入ってくることもなく、私達のように体を焼きたくない人にはベストな環境でした。

フナパビリオンはビーチが小さく、満潮のときにはデッキチェアのすぐ手前ぐらいまで水が来ていました。そのためか、ビーチ側を歩く人はほとんどいなく、プライベートビーチのような感じでした。乾季で風が反対側から吹いていたこともあり、ビーチはほとんど波もなく、とても穏やかでした。フナパビリオンは全室チャネル側の部屋なので、そのまま目の前からシュノーケリングができて便利でした。


デッキチェアからみた海

右手にみえるのが東屋

ブランコ
食事

マフィンサービス

レストランは二つありますが、一つは夕食のみ(ガーフシレストラン)で予約が必要です。私達のツアーでは朝食だけついていました。朝食は一般的なバイキング方式で洋風・アジア風・日本風と揃っていました。さすがに高級ホテルだけあってよりどりみどりの食材が並んでいました。最近、日本食しか食べられなくなっている私は、毎日寿司ばかり食べていました。といっても握りは一種類のみで、毎日同じでしたが。

フルーツは、マンゴーが美味しかったです(時折イマイチなこともありました)。あらかじめいろいろなフルーツを盛った皿が並べられていますが、希望のフルーツだけをカットしてもらうことも出来ました。

マフィンサービスと言うのがあって、だいたい朝食の食べられる時間帯に、マフィンと飲み物を部屋まで持ってきてくれます。私達は朝食前にハウスリーフでシュノーケリングをしていたので、その前にマフィンサービスを利用しました。

レストランのウェイターも、バトラーがおこなうので、レストランに行く前にはバトラーに連絡しておく必要があります。


他にもいろいろと食材が並んでいます

デザートのフルーツ

希望のフルーツをカットしてくれます

ガーフシレストランは滞在中に一度だけ利用しました。20席ぐらいでそんなに大きくないレストランで、かなり混んでいるという噂でしたが、私たちの時には二組しか利用していませんでした。私たちが注文したのはカニ団子の入ったスープとカレーでしたが、いずれもとてもおいしかったです。特にかに団子は絶品でした。


ガーフシレストラン

かに団子の入ったスープ

カレー。ナンもおいしかったです
ビーチ&プール

プールのシャワー

島の周りはすべてビーチなのですが、フナパビリオンの前あたりは、ほとんど砂浜がありません。他のビラの前はもっと広いビーチになっているようですが、あまりビーチ沿いを歩いている人はいませんでした。すべてビラタイプなので、ビラの前はプライベートビーチなのかなと思ったりもしたのですが、スタッフによれば特に制限がないとのことでした。といっても、各ビラのデッキチェアもあるし、他のビラの前ではのんびりしにくいですね。プール前のビーチか、ウォータスポーツセンターでは誰でものんびりできるような雰囲気でした。プール前のビーチからシュノーケリングをしている人も多かったです。

プールはインフィニティプールで半分は水深1.8mぐらいあります。プールバーのあるほうはもっと浅くて足がつく深さです。子供用に別の小さな浅いプールもありました。プールはいつも空いていて、数組ぐらいが使っているぐらいでデッキチェアの争奪戦のようなものはありませんでした。デッキチェアで休んでいると、場合によっては水をくれたりフルーツをくれたりしました。といっても、タオルを敷いてくれてたりなどといった、タイやインドネシアの高級ホテルでみかけるサービスまではやってないようでした。


プール前のビーチ

インフィニティプールです

デッキチェアにはマットが敷かれています
アクティビティ

ダイビングはもちろんメインのアクティビティですが、ウォータースポーツセンターではデンギーやウインドサーフィンのほかに、カヌーやバナナボートなどのアクティビティをやっているようでした。

ダイビングをしなくても、シュノーケリングでもいろいろな魚を見ることが出来ます。ハイダウェイは細長い島で西側はチャネルになっていて、浅いところが少しありますが、その先はドロップオフになっています。東側はずっと浅瀬が続いているようです。シュノーケリングは西側でやることになっています。レストランの前あたりと、プール前のあたりが特に珊瑚がきれいでした。透明度もよく、魚影も濃く、海も穏やかでシュノーケリングをするにはベストの環境でした。チャネルということもあってか、マダラトビエイ、ツマグロ、マンタ、イソマグロ、グルクマと大物もかなり見られました。

スパは水上の部屋にすると追加料金がかかりますが、マッサージ+ミルクバスのパターンなら水上の部屋にしてみる価値があると思います。寒さが苦手であれば、あらかじめホットのミルクバスをリクエストすることもできます。


ウォータースポーツセンター

カヌーなども貸し出しています

水上のスパ部屋
天候

夕日です

乾季に行ったのですが、前半は曇りがちで後半から快晴に近くなってきました。乾季は主に東側から風が吹くそうでフナパビリオンのある西側は風もなく穏やかでした。シュノーケリングも西側で波もなくベストコンディションでした。雨季になると、西側から風が吹くようになるそうです。

その他

ハイダウェイのあるハー・アリフ環礁は周囲のリゾートの数も少なく、島の周りを通過する船はほとんどないので、かなり静かな雰囲気でした。部屋の良さはもちろんですが、ハウスリーフのキレイさ、魚の多さについてもベストだったと思います。バトラーにもずいぶんと助けてもらいました。食事が美味しいのがなにより良かったです。さすがハイダウェイです。問題は、やはりちょっと高いということでしょうか...