リーティのダイビングショップはSea Explorerになります。
2007年 8月
ブリーフィングの風景 |
屋根の上で休んでいます |
ダイビングに行くには、前日の午後6時までにダイビングセンターにおいてあるボードに名前を記入する必要があります。マンタポイントに行く船は人気があるので早い時間に満員になることがあるので注意が必要です。参加希望者が多い場合には、もう一隻のボートが出ることもありますが、ポイントは別の場所になっていました。
ナイトロックスが普及していて、ダイバーの半数以上がナイトロックスで潜っていました。タンクバルブはDINタイプ(ねじ込んでつなげる方法)が標準で、日本で普及しているインターナショナルタイプにするにはアダプタをつけてもらう必要があります。注意したいのは、アダプタをつけても、バルブの形状の制限から取り付けられないタンクがあることです。ボートに乗ったら、取り付けられる形状のタンクがちゃんと潜る本数分おいてあるかチェックした方がいいと思います。半分以上がナイトロックスのため、ナイトロックスでないタンクがほとんどないことがあります。ある日に出発前にエアをチェックしたところ、貴重なタンクの残圧が二本とも残っていなかったことがありました。その後は使う予定のタンクの形状が取り付けられるものかどうかを必ず出発前に確認するようにしました。また余裕があれば残圧もチェックするようにしました。
たいていは午前と午後にダイビングボートが出ます。午前のボートは8:30に出発で、30分前には器材を所定の場所においておく必要があります。また15分前にはボートに乗ってセッティングを開始する必要があります。リゾートの朝食は7:30からであまり時間がないので、朝食前に器材を所定の場所においておくのが良いと思います。
午前中のボートは二本潜ってリゾートに戻ってきます。一本目は遠めのポイントで潜り、水面休息を取りながらリゾートの近くまで戻ってきて二本目を潜るパターンが多かったです。遠めのマンタポイントだと、往路だけで1時間近くかかるため、リゾートに戻ってくるのは昼食の時間ぐらいになることがありました。ダイブタイムはほとんどの場合で1時間ぐらいでした。
ダイビングはガイドについていく感じではなく、個々が自由に潜れるスタイルでした。このためか、フロートと5m程度のロープが必携となります。フリーなスタイルなせいかブリーフィングはかなり丁寧にやってくれます。ドイツ語と英語で分けてブリーフィングをすることがほとんどでした。少なくとも大まかな種類の英語名(サージョンフィッシュ、フュジュラーなど)だけでも覚えておくと理解しやすいと思います。日本人のガイドもいますが、私たちは一緒に潜ることはありませんでした。ひょっとしたら日本人ガイドのときはスタイルが違うかもしれません。
ログ付けはやっていないので、個々にやる必要があります。潜ったポイントはダイビングセンタにある掲示板に張り出されるので、ブリーフィング時にメモする必要はありません。
ダイビング用のドーニ |
ドーニは二隻あって、両方とも中は広くてすごしやすかったです。特にほとんどの外国の方々は、ポイントまでの時間を屋根の上で過ごすので、場所を広く使えました。二隻ともトイレがついていますが、少しだけ小さい方の船は、トイレに入るのにスタッフに扉を開けてもらう必要があって少し不便です。大きい方の船のトイレはかなり広く便利でした。
エントリーはジャイアントエントリーです。
Dhigali Haa ... 1時間近くかかるマンタポイントです。マンタを二枚みました。
Degaa Thila ... 根(Thila)が二つあるポイントなのですが、そのポイントの間とクマザサハナムロとヨスジフエダイの群れがいました。カスミアジがクマザサにアタックしていていました。
ここもマンタポイントです。 マンタとかなり近づくことが出来ました。
Nelivaru ... 大きな根のあるポイントで、マンタポイントでしたが、私たちはここではマンタとは会えませんでした。小魚にアタックするカスミアジやロウニンアジなどがいました。
Kahanbu Beyru ... 大物はいませんでしたが、パウダーブルーサージョンフィッシュの群れがいました。
Medu Faru ... 大物はいませんでした
Kihaadhoo Thila ... 大きな根のあるポイントで、一周するとけっこう大変です。特に目立った魚は居ませんでした。
バア環礁のポイントは、周囲にリゾートが少ないこともあってか、とても空いていました。今回はいずれも同じ時間に潜っていたのは、私たちのボートだけでした。
雨季のバア環礁はマンタが凄いということだったのですが、ダイビングでは二枚にとどまりました。ただシュノーケリングツアーでは、けっこう楽しめたという話を聞いたので、やはりマンタが集まっているのは確かなのかもしれません。