Reethi Beach Resort
バア環礁の中ではリーズナブルな値段のリゾートですが、設備は整っています。また海もきれいで、フォトジェニックな風景が広がっています。
2007年 8月
テレビ台の隣は机です |
私たちが宿泊したのはデラックスタイプです。一棟独立型なので部屋は静かです。部屋の広さは十分で、ベッドの他にソファーもありました。アメニティは石鹸・シャンプー・シャワーキャップが用意されていましたが、歯ブラシはありませんでした。部屋には冷蔵庫・テレビはありましたが、湯沸かし器は用意されていませんでした。冷蔵庫は中身は空なので、かえっていろいろと入れられてよかったです。ドライヤーは洗面所の壁に設置されるタイプのもので、このタイプは使いにくいです。できれば持参した方がよいと思います。
部屋には懐中電灯が用意されていました。蛍光灯をつかったかなり大きいサイズのもので、ひょっとして、そんなに頻繁に停電するのだろうか?と心配になりましたが、滞在中にこの巨大な懐中電灯を使うことはありませんでした。
洗面所は半屋外になっています。洗面所の屋外部分には洗濯物を干すためのロープが張られていて、とても便利でした。洗面台はおおきめのサイズで全面鏡になっていて使いやすいです。シャワーは昼間は熱かったのですが、私たちが夕方に使う頃にはぬるめになっていました。他の部屋ではやけどするほど熱かったそうなので、単に私たちの部屋だけだったのかもしれません。何日かは夕方でも熱いお湯が出たのですが、どういう仕組みになっているのでしょう?デラックスタイプの部屋は、浴槽付なので便利でした。なぜかシャワーヘッドが二つあるのが不思議でした。一つは固定されていて、もう一方ははずせるようになっていましたけど。
ビーチタオルは部屋に用意されていました。タオルは午前中と夕食時の二度交換してくれたので、大変助かりました。クローゼットには薄手のバスローブが用意されていました。
デラックスタイプの部屋には、ブランコ、パラソルとデッキチェアが確保されています。パラソルはしっかりとした作りで、サイズも大きく十分なおおきさの日陰を作ってくれます。デッキチェアは木製でサイズも十分で、ちゃんとマットも用意されています。高級ホテルならいざしらず、スタンダードクラスのリゾートで、ここまで充実しているのにはびっくりしました。私たちが行ったときには風も弱かったので、デッキチェアで寝転びながら海を眺めるのは最高に気持ちよかったです。私たちの部屋の前は、ちょうど木の合間だったので、部屋からも海が見れました。部屋の入り口には水道もあるので、足やシュノーケリンググッズを洗えて便利でした。
ちなみにスタンダードの場合にはパラソルがないのと、部屋によってはデッキチェアが行方不明の場合があるようです(デッキチェアに部屋番号が書いてあります)。
部屋の様子です。手前はソファです |
テレビの右隣にあるのが、でかい懐中電灯です。その下に貴重品ボックスがあります |
コンセントは日本と違いますが、アダプタが用意されていました |
洗面所は半屋外になっています |
洗面台は広くて使いやすいです |
使いにくいドライヤー |
部屋専用のパラソルとデッキチェアです |
ブランコも用意されています。 |
ボトルは、シャンプー、バスフォームとボディーローション |
一品は目の前で料理してくれます |
品数はかなり多いです。サラダなども別に用意されています。 |
レストランは3つあるのですが、ほとんどのツアーでは食事付なので、メインレストランでとることになると思います。すべてバイキング形式で、いろいろな料理が並んでいます。日によってアジア風、イタリア風などになっていて飽きないようになっています。アジア風のときには、巻寿しや刺身が用意されていました。一品だけ、目の前で料理してくれるようになっています。内容は日替わりですが、なかなか美味しかったです。個人的にはスープはすべて気に入りましたが、デザートは食べられないことが多かったです。
最終日の昼食はついていないので、このときはカフェレストランで食べました。
西側のビーチです。とてもきれいでした |
プールは空いていました |
リーティはそんなに大きな島ではないので、ビーチと部屋の距離はとても近いです。西側には桟橋がないので、ビーチを楽しむには最適でした。砂浜といい、海の色といいとてもきれいでした。モルジブのビーチは、当然滞在客しかいないので、プライベート感があっていいですよね。タイなどだと売り子もくるし、大規模ホテルがたくさん建っているので、ビーチも人が多いのですが、モルジブはほんとにのんびりできます。
島にはプールもあります。ビーチがきれいなのと、デラックスルームは部屋の目の前にデッキチェアとパラソルがあったので、私たちはプールはほとんど使いませんでした。実際のところ、あまり使っている人も多くなく、のんびりすることはできそうでした。もう少しビーチに近いところにあれば、プールに浸かりながら海を眺めることも出来たのでしょうけど。
無人島のビーチ |
ダイビングはもちろんですが、カタマランやウインドサーフィンのほかに、水上スキーやバナナボートなどのアクティビティがありました。ダイビングをしなくても、シュノーケリングでもいろいろな魚を見ることが出来ます。デラックスタイプのある西側がドロップオフに近く、シュノーケリング向けです。特にスタンダードタイプとの境目あたりが、ムスジコショウダイやヒメフエダイなどの群れがたくさんいてよかったです。桟橋のある東側はダイビングポイントにはなっていますが、シュノーケリングをするにしては魚は少ないです。
日によってはイルカやマンタのシュノーケルツアーもやっているようでしたが、私たちが気づいたときには満員になっていて参加できませんでした。マンタはかなりの確率で会えるそうです。
周囲には4つの無人島があり、遊びに行くことが出来ます。島によってはパラソルがなかったりするようなので、事前に確認しておいた方がいいかもしれません。Thiladhooがシュノーケリングが良いということで行ってみましたが、魚影が濃くて良かったです。島ごとに一グループのみの滞在なので、のんびりできました。
サカタザメ |
夕方にはダイビングの桟橋で餌付けをやっています。これには珍しいサカタザメがやってきます。餌付け中はシュノーケリングはできないようですが、他の時間に桟橋周りを潜ってみると、餌付けで集まって戻っていないコバンザメやアカエイが寝ていたりします。
週に一回、無料のカクテルパーティがあって、これにはかなりの人が集まっていました。島にはスパもあります。
夕日です |
雨季に行ったのですが、乾季よりも天気が良いぐらいで晴天続きでした。風も弱くとても過ごしやすかったです。風は常に西からでした。
バア環礁はリゾートの数が少ないこともあってか、島の周りを通過する船も少なく、静かな雰囲気を楽しむことが出来ました。加えてデッキチェアやパラソルもちゃんとしていて、タオルの交換も一日二回あるなど、かなり良いリゾートだったと思います。さすがに、すべてがワンランク上ということもなくて、例えばスタッフのサービスは標準的に感じました。