Soneva Fushi Resort & Spa
バア環礁にあるSix Senses Spa系列のリゾートです。部屋にはフライデー(他のリゾートでいうバトラー)が付きます。マーレよりも1時間早いリゾートタイムとなっています。
2011年 8月
私たちが宿泊したのはクルーソーヴィラで、プール付の部屋でした。部屋は二階建てになっていて、1階がリビングです。リビングには机と大きめのソファーがあります。
リビングにある大きなソファ |
広いテーブル。鏡もあって便利です |
紅茶やコーヒーにナッツなども用意されています |
寝室は二階にあります。二階といってもベッドのある部分以外は吹き抜けになっていて、そこに二階のベランダに出るための廊下がかけてあるような構造になっています。この辺りがクルーソーヴィラと呼ばれるゆえんなのでしょうか?エアコンは二階にありますが、吹き抜けになっているので一階にも冷たい空気がくるようになっています。二階のベランダにでると海が眺められる東屋と左側にテーブルが用意されていました。
広いベッド |
吹き抜けに廊下がかかっています |
二階には東屋があります |
トイレは一階の洗面所と二階にもあります。二階のトイレには小さな洗面台もありました。一階の洗面所は半屋外になっています。洗面台はダブルシンクで広さは文句なしです。洗面所には浴槽やシャワーにクローゼット、それからちいさなソファーもあります。シャワーは二箇所にあって裏庭の奥とその手前にもあります。裏庭には外から直接入れるようになっているので、シュノーケリングをしてシャワーを浴びるときなどは便利です。クローゼットには冷蔵庫、貴重品入れ、ビーチバック、バスローブ、カッパ、懐中電灯などが置いてあります。ドライヤーは机と洗面台の引き出しにそれぞれ用意されていました。
タオルとミニソファー |
冷蔵庫など |
バスローブなど |
部屋には電気式の蚊除けと、蚊取り線香の両方が用意されていました。私たちが滞在したときには、蚊がけっこういて24時間つけっぱなしにしていました。コンセントはBF型です。タオルは一日二回補充してくれます。飲料用の水はガラスのボトルに入れられて、ガスなしとガス入りが数本ずつ毎日補充されます。アメニティは石鹸・シャンプー・コンディショナー・シャワーキャップ・歯ブラシなどすべてが用意されていました。歯ブラシはリゾートで用意されているものは、簡易的なものが多いのですが、ソネバフシでは市販品そのままに用意されていました。
ダブルシンクの洗面台 |
シャンプーなどはボトルに入っています |
とても使い切れない歯磨き粉 |
シャワーはなぜか奥に |
浴槽 |
ドライヤー |
バスタブは木の枠になっていることもあって、シャングリラのような豪華さはないのですが、お湯は大量にでるのであっという間に満水になります。ちゃんと熱いお湯も出ます。裏庭にあるので眺めは×ですが、快適でした。
プールは胸ぐらいの深さがあるので、十分泳げますね。おそらくこれまでに宿泊した中ではもっとも広いプールだったのではないかと思います。夜になるとプールサイドにロウソクを灯してくれます。プールわきにもシャワーがあって便利です。プールからは海は見えませんでした。
部屋には自転車が用意されていました。他のリゾートだとカートを使うことが多いのですが、ソネバフシは敷地が広いということもあってか、個々が自転車で移動するのが普通になっているようです。自転車には部屋番号の札がついているのですが、リピータのゲストの場合にはイニシャル、さらにはゲスト名の札になるとのことでした。
広いプール |
足の砂を落とすための置物 |
自転車 |
ビーチにはデッキチェアが用意されていてフカフカのマットがついています。スタッフにお願いしたところパラソルを立ててくれました。私たちの宿泊した部屋の前の島は、リゾートではなくて島民の島だったので、ビーチからの眺めは良いとはいえませんでした。
ソネバフシには野生化したウサギがかなりいて、私たちの部屋にも何度もやってきました。
デッキチェア |
バーバラバーが目の前でした |
ウサギ |
チーズがこんなに並んでいます! |
朝食は一般的なバイキング方式でパンやチーズ、フルーツ、食事などが別々の建物に置いてあります。パンやチーズ、ハムについてはいろいろな種類のものが置かれていましたが、料理については数種類ぐらいでした。和食はありませんでしたが、麺ものは用意されていました。農園で栽培していることもあってか、サラダはなかなかおいしかったです。
詳細は旅行記を参考にしてください。
ソネバフシにはパブリックプールは用意されていません。島の両端にタートルビーチと、ドルフィンビーチがあります。ドルフィンビーチはなかなかきれいでした。
シュノーケリングマップ |
私達が宿泊したヴィラはバーバラバーの近くにあり、バーの横にはシュノーケリングのエントリー用の階段があって、とても便利でした。バーバラバーからエントリーすると、そのままドロップオフ沿いを泳ぐことができます。小魚がドロップオフ沿いにたくさんいたので、魚影は濃かったです。パスに面しているのか、時折大物が見られました。私たちは一度だけマンタをみることができました。
私たちが滞在していたときは、うねりが入っていて、あまりシュノーケリングに適した海況ではありませんでした。そのためかバーバラバーの周囲は透明度がとても悪かったです。少し離れると透明度は良くなりますが、島の両端に近づくと再び濁ってきます。バーの近くは流れがあまりなかったのですが、離れると流れが強くなってくるため、戻るのが大変でした。
ビーチからシュノーケリングにエントリーするためのエントリーポイント(マップ上の★印)が数箇所に設定されていました(ドロップオフのところに目印の杭がたっています)。
到着時にアクティビティのメニューが届きます。主なアクティビティとしては
Cinema Paradiso ... Thursday
Yoga ... Monday, Wednesday, Thursday, Saturday
Meditation (瞑想?) ... Sunday, Friday
Cocktail party ... Tuesday
といった感じでした。他にも有料のものも含めていろいろとあります。私たちはマンタシュノーケリングに参加しました。ハニファルベイは、ダイビングクルーズとリゾートで日替わりでアクセスできるようになっていたので、二日おきに開催されていました。実際に開催される曜日等は、滞在したときによって異なると思うので確認してください。
私たちはフライデーのミスで、アクティビティのメニューを受け取ったのは最終日でした。ちゃんと到着時に確認したほうがいいと思います。
夕日です |
雨季に行ったのですが、やはりときおりスコールがありました。天気のいい日もあれば、ずっと曇りの日もあるといった感じで、さすがに快晴というわけにはいきませんでした。
シャングリラのような最新の設備というわけではありませんが、かえって自然な感じが心地よいリゾートだと感じました。それでも天文台やシネマパラディーソがあったりと、いろいろな設備もあって楽しめます(私たちは両方とも利用できませんでしたが)。また困っているとスタッフが声をかけてくれたりと、サービスは良かったです。ただ部屋につくフライデー(他のリゾートでいうバトラー)にミスがあったのが残念でした。