パラオスポート号 - PALAUSPORT

パラオのパラオスポート号(ダイブクルーズ)の情報です。

2006年 GW

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概要

ダイブデッキ

カメラ置き場

カメラ用の水槽

ブリーフィングは1Fにあるダイブデッキでウェットスーツを着た後に行います。パラオスポートは日本人ガイドと現地ガイドが乗船しています。ブリーフィングはとても丁寧でした。

ダイビングはドリフトダイビングで、二名のガイドがつきます。ブルーコーナなど流れがあるポイントが多いこともあって、ガイドは安全面を重視している感じでした。またパラオではピークシーズンともなると数隻の船が一つのポイントに集まることがあるため、いろいろとマナーを守る必要があります。例えば、ブルーコーナなどのリーフエッジで待つスタイルのポイントでは、他のグループの前を横切らないようにしなければなりません。2006年に乗船したときには、かなり厳しく指示がでていたのですが、2010年に乗船したときには、割と自由にダイビングできるようになっていました。

ダイビングは1日4本で、平均して一本あたり40分程度の潜水時間でした。

パラオスポートのダイビングでは、フロートは必携となっています。船でも売っていますが、近くに安い店があるなら、あらかじめ用意しておくのが良いかもしれません。ブルーコーナでは、岩に捕まって、リーフエッジの魚の群れを見るスタイルなので、カレントフックはあったほうが良いと思います。これも船で売っています。

カメラ置き場にはエアーガンがあってカメラの水気を吹き飛ばせるようになっています。

ダイブデッキ後方にはシャワーが三箇所ありますが、私が浴びたときにはサビの混じった茶色の水がでてきました。

ポイントまでは必ず小さなボートで向かいます。人数に応じてグループ分けをして、グループ毎に別々のボートが用意されます。ポイントはグループごとに設定するようですが、同じポイントになることもあるようです。カメラ等は、ボートごとに用意されたカゴに入れておくと、スタッフがボートに運んでおいてくれます。ちがうカゴに入れないように気をつけましょう。

2006年のときには、すぐ近くの場合には、あらかじめタンクを背負ってボートに乗りましたが、2010年に乗船したときには、近くでもタンクを背負うのはボートに乗ってポイントに着いてからでした。エントリは、バックエントリーで1・2・3で一斉にエントリします。カメラはスタッフがあとから渡してくれます。

エグジットはカメラ・ウエイト・フィンの順に渡して、はしごで上がります。ボートが近づいてくるとガイドが船のどちら側から上がるように指示します。通常はガイドはゲストと反対側から上がるので、間違っていついていかない様にする必要があります。2010年に乗船したときには、ゲストは全員BCも脱いでから、はしごに上がっていました。サービスが良くなったようです。

部屋

シャワーと洗面台

2段ベッド

パラオスポートのゲストの部屋は2Fにあります。私たちは2人部屋を利用しました。他に4人部屋があります。どの部屋もベッドは2段ベッドなので高さはあまり余裕がありません。長さと幅は必要十分といった感じでした。部屋はかなり狭いです。寝るだけといった感じですね。

コンセントのプラグ形状は日本と同じなので、アダプタは不要です。天井にエアコンの風の吹き出すところがあって、この風量を調整することで、部屋の温度を調整するようになっています。この吹き出し口は、閉めても少し風が漏れてきます。私たちが宿泊したときは、寝るときは暑くても朝方は寒くなっていることが多く厚着も持ってくればよかったと思いました。

部屋にはトイレとシャワーがあります。水道管がさびているのか、シャワーなど水はどれも鉄さびのにおいがしました(2006年はかなりひどかったのですが、2010年のときにはそれほどでもありませんでした)。洗面台のお湯はサビがすごいので使わないようにとのことでした。お湯の出は昼過ぎぐらいが一番良くて、夜になると、湯量が減って温度もちょっと暖かいぐらいになってしまいました。

アメニティは石鹸のみが用意されています。タオルは一人2枚用意されていて、3日毎に交換するようになっています。


部屋はかなり狭いです

天井にあるエアコンの噴出し口
食事

味噌汁です

ある日の夕食メニュー

食事は1Fにある食堂でとります。食堂は部屋と違って十分な広さがあります。パラオスポートは、日本人専用といっても過言ではないので、食事はすべて日本の料理です。コックは日本人ではないですが、日本料理の店で働いていたとのことで、なかなか美味しかったです。ふりかけやお茶漬けなども置いてありました。

コーヒ、紅茶はいつでも飲めるようになっています。ミロもありました。ビスケットも置いてあります。アルコール類は有料です。オレンジ色をしたジュースも無料でいつでも飲めます。

決まった曜日の夕食がBBQになっているようで、そのときには屋上でBBQパーティとなります。 100本単位で記念のダイビングを 迎える人がいるとケーキを作ってくれるので、あらかじめ伝えておきましょう。

パラオスポートには相当なリピータの方々がいらっしゃるようで、私たちがいったときにもリピータを中心に食後に皆で飲み会が催されていました。いろいろな人と話ができてとてもよかったです。現在は22時でお開きになっているようで、夜中までうるさくて寝れないということはないようです。


うどんに手巻き寿司

バイキング形式です

コーヒやビスケットが置いてあります
ジャグジー

パラオスポートにはジャグジーはありませんでした。

天候

雲が少し多めでしたが、雨はほとんど降りませんでした。船はジャーマンチャンネル付近の入り江に停泊していたこともあって、周囲はほとんど波もなく、とても穏やかでした。


ある日の夕日

屋上にはデッキチェアが置かれています。ここは屋根のある部分が狭いのが難点です。焼きたいひとにはこの方が良いのかもしれませんが。

2F後方にもオープンエアの場所があって、こちらにも屋根はあるのですが、デッキチェアはなくてテーブルのみになっています。タバコを吸えるのは2F後方の場所のみになっています。


屋上は日陰が少ないのが難点

2F後方のオープンエア部
その他

パラオスポート号は、他のクルーズと違って、いつでも乗船および下船ができるかわりに、パラオのポイントを周回するわけではなく、通常はブルーコーナに近いジャーマンチャンネル付近に停泊しています。私たちが行ったGWのときには、ほとんど移動しませんでした。ただし、乗船もしくは下船する人がいなく、ゲストの意見が一致すればペリリューなどに行くこともあるそうです。

パラオスポート号に初乗船の場合、一本目はチェックダイブになります。マスククリアとオクトパスブリージングを行います。パラオスポートは1日4本が基本です。

パラオスポート号は、ここのところモルジブなどで就航している最新のクルーズ船に比べると古さが目立ちますが、それでも1本目と4本目にブルーコーナに潜れることが、このクルーズを使う場合のメリットの一つといえると思います。

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