シー・エクスプローラ(Sea Explorers)
ボホール島から橋でわたったパングラオ島のアロナビーチ周辺にはたくさんのダイビングセンターがありますが、その中でも宿泊先に近くて日本人スタッフがいるシー・エクスプローラを利用しました。
2010年 3月
ポイント別にいくつかの船がでているようでした。私たちはバリカサグ方面の船に乗りました。アロナビーチからバリカサグまでは30分程度です。バリカサグ方面のダイビングでは一日三本潜りましたが、昼食は付いていませんでした。ゲスト自身でサンドイッチなどやカップラーメンを持参しているようでした。お湯(コーヒー、紅茶)などは用意されていました。ダイビングの合間にはスイカも出ました。
欧米のゲストが多いせいか、ナイトロックスも用意されていました。ナイトロックスの場合、230ペソ余分にかかります。私たちが参加したときは、他はすべて欧米のゲストで、しかもナイトロックスだったため、ノーマルエアの私たちは深度を浅めにとりました。激流とかも無く、まったりダイビングだったので、特に問題はありませんでしたが、NDLにはかなり気を使いました。一本あたりでも60分ぐらいは潜っていたので、ある意味お得だったといえるかもしれませんが。
ゲスト四人ぐらいにガイド一人がつく感じだったので、ダイビングはかなりスムーズでした。ブリーフィングは英語でしたが、ほとんどジェスチャーぐらいのブリーフィングなので、大丈夫でした。フィリピンといえば殿様ダイビングが有名ですが、エントリー前の準備ではいろいろと手伝ってくれますし、タンクチェンジも片付けもすべてやってくれます。
※ただしダストキャップは、海水で塗れたままファーストステージに付けてしまうことがあるので、マイ機材を持っていく人はここだけは自分でやったほうがいいと思います。
スタッフに日本人がいるので、清算のときなどに日本語で聞けるのは助かりますね。
お湯(コーヒー、紅茶)が用意されます |
器材はかごに入れておきます |
洗い場はちゃんとしていました |
私たちが利用したときには自社ボートが故障中ということでレンタルボートでした。アウトリガーのある特徴的な船です。船体が細く、上に板をはめて広くしています。他の船もすべてのこのスタイルだったので、フィリピンではこの形が一般的なのでしょう。屋根とトイレもありましたが、トイレは屋根がなく、単に囲いがある程度のものでした。
エントリーは船首からのジャイアントエントリーでした。エントリー部で順番にダイビング器材を装着するので、エントリーには少し時間がかかりますが、一チームのメンバー数は少ないので待ち時間は短いです。どのポイントも流れはほとんどなかったので、このスタイルでも問題ないのでしょう。エントリーして油断していると、アウトリガーに頭をぶつけることがあるので注意が必要です。
今回利用した船 |
船体そのものは細いです |
バリカサグ周辺には4箇所のポイントがあるようですが、そのうちの三箇所に潜りました。特にポイントによる差はほとんどなくて、主にスズメダイが見られます。バナナフィジュラーなど群れも多くて魚影は濃かったのですが、いわゆる大物系はとても少なく、コガネアジやカスミアジが少し見れたぐらいでした。
シーエクスプローラにはHPがあります。日本語版もあるので、事前に情報を集めることもできます。