水中動画のためのアクションカメラと360度カメラの情報を集めて比較してみました。

最終更新日: 2019年4月24日 旧機種を削除、新機種を追加。

アクションカメラ編

超小型のカメラに防水ハウジングも付属していて価格も数万円と、手軽に始められるのが特徴です。さらにいろいろな場所に取り付けることができるように、アダプターがいろいろと用意されています。ダイビング用としては、ヘッドストラップもしくはゴーグルのバンドに取り付けるためのアダプタなどが用意されています。

レンズはかなりワイドなものが使用されていて、光学ズームはサポートされていません。

GoPro

アクションカメラでは最も有名なメーカで、アダプタなどもすごく充実しています

GoPro
HERO 7
Black

静止画:1200万画素
動画:
3840x2160(60fps)

2018年9月発売

動画は4K 60pでの撮影が可能です。HERO 6 Blackと比較して手ぶれ補正が強化され、タイムラプス機能の強化と静止画の画質も向上しています。

ハウジングなしで本体防水10m実現しています。別売の純正ハウジングが用意されていて、これを使用すると水深60mまで使用できるようになります(HERO6 Blackと共通です)。

GPS, WiFiとBluetoothを内蔵しています。背面モニタがついています。

GoPro
HERO 7
Silver

静止画:1000万画素
動画:
3840x2160(30fps)

2018年9月発売

動画は4Kでの撮影が可能ですがBlackと違って30pまでです。Blackのような手ぶれ補正の強化や、静止画品質の向上の機能はサポートされていません。

ハウジングなしで本体防水10m実現しています。Blackには別売の純正ハウジングが用意されていますが、Silver / Whiteには用意されていません。そのかわりFitStillというところからハウジングが販売されています。

GPS, WiFiとBluetoothを内蔵しています。背面モニタがついています。

GoPro
HERO 7
White

静止画:1000万画素
動画:
1920x1080(60fps)

2018年9月発売

シリーズの中では安価なモデルで、動画はFullHD撮影までで4Kはサポートされていません。

ハウジングなしで本体防水10m実現しています。Blackには別売の純正ハウジングが用意されていますが、Silver / Whiteには用意されていません。そのかわりFitStillというところからハウジングが販売されています。

WiFiとBluetoothを内蔵していますが、GPSは付いていません。背面モニタがついています。

GoPro
HERO 6
Black

静止画:1200万画素
動画:
3840x2160(60fps)

2017年9月発売

HERO 5と比較して動画が4K60pに強化されました。

ハウジングなしで本体防水10m実現しています。別売の純正ハウジングが用意されていて、これを使用すると水深60mまで使用できるようになります(HERO7 Blackと共通です)

WiFiとBluetoothを内蔵しています。背面モニタがついています。GPS、加速度計、ジャイロスコープなども搭載しています。

Sony

Sony
DSC-RX0M2

静止画:1530万画素
動画:
3840x2160(30fps)
XAVC

2019年4月発売

アクションカメラのセンサーは、SONYで1/2.5型、GoProで1/2.3型ですが、このモデルはずっと大きい1型のセンサーを使用しているのが特徴です。

本体は10m防水です。前モデルには別売のウォータープルーフケースが用意されていたのですが、このモデルには対応していません。

前モデルから動画が強化されて4K(30fps)で撮影できます。このモデルでは液晶モニタがチルト式になっていて180度開くことができます。

撮像素子は積層型CMOSです。レンズはF4.0で24mm(35mm換算)です。WiFi, GPSは搭載していません。

Sony
DSC-RX0

静止画:1530万画素
動画:
1920x1080(60fps)
AVCHD

2017年10月発売

アクションカメラのセンサーは、SONYで1/2.5型、GoProで1/2.3型ですが、このモデルはずっと大きい1型のセンサーを使用しているのが特徴です。

本体は10m防水です。別売のウォータープルーフケースは100m防水です。

動画は4KではなくてFullHD(60fps)です。

撮像素子は積層型CMOSです。レンズはF4.0で24mm(35mm換算)です。WiFi, GPSは搭載していません。

Sony
FDR-X3000

静止画:818万画素
動画:
3840x2160(30fps)
H.264(MP4)

2016年6月発売

アクションカメラの手振れ補正といえば電子式のものが多いのですが、このモデルは光学式の強力な手振れ補正が付いているのが特徴です。

付属のウォータープルーフケースは60m防水です。

4K動画を30fpsで撮影できます。ビットレートは100Mbpsに対応しています。フルHDであれば120fpsで撮影できます。

撮像素子は裏面照射型CMOSです。レンズはF2.8で17mm、23mmと32mm(35mm換算)と三段階で画角を切り替えることができます。microSDカードを使用します。WiFiを内蔵しています。Bluetooth、GSP、NFCにも対応しています。

FDR-X3000Rというライブビューリモコンが付属したモデルもあります。

Sony
HDR-AS300

静止画:818万画素
動画:
1920x1080(60fps)
H.264(MP4)

2016年6月発売

アクションカメラの手振れ補正といえば電子式のものが多いのですが、このモデルは光学式の強力な手振れ補正が付いているのが特徴です。

付属のウォータープルーフケースは60m防水です。

ビットレート50MbpsのXAVC Sでの記録に対応しています。

撮像素子は裏面照射型CMOSです。レンズはF2.8で17mm、23mmと32mm(35mm換算)と三段階で画角を切り替えることができます。microSDカードを使用します。WiFiを内蔵しています。Bluetooth、GSP、NFCにも対応しています。

HDR-AS300Rというライブビューリモコンが付属したモデルもあります。

Sony
HDR-AS50

静止画:1190万画素相当
動画:
1920x1080(60fps)
H.264(MP4)

2016年3月発売

これまでSonyのアクションカムは60m防水のウォータプルーフケースは別売ばかりだったのですが、このモデルは60m防水のウォータープルーフケースが標準で付属しています。

ビットレート50MbpsのXAVC Sでの記録に対応しています。ダイビングでは使えないかもしれませんが、タイムラプス動画であれば4Kに対応しています。

撮像素子は裏面照射型CMOS、レンズは18.4mm(35mm換算)、F2.8です。手ブレ補正は電子式でAS200V同等の性能を持ちます。microSDカードを使用します。WiFiを内蔵しています。GPSおよびNFCには対応せずにBluetoothを内蔵しています。

HDR-AS50Rというライブビューリモコンが付属したモデルもあります。

 

360度カメラ編

周囲の360度全周を撮影できる特殊なカメラです。

リコー

リコー
THETA V

静止画:1200万画素
動画:
3840x2160(30fps)
MP4

2017年9月発売

4Kの動画が撮影できます。WiFiとBluetoothによる接続も可能です。SCと比較するとマイクが4chになり、手ぶれ補正がサポートされるなどの違いがあります。

カメラとハウジングが一緒になったセットが発売されているので揃えやすいです。ハウジングはRICOH THETA V/THETA SC/THETA Sで使用できます。

リコー
THETA SC

静止画:1400万画素
動画:
1920x1080(30fps)
MP4

2016年10月発売

FullHDの動画撮影に対応しています。WiFiは搭載していますが直接接続のみになります。音声はモノラルです。

純正のハウジングとしてTW-1が用意されています。RICOH THETA V/THETA SC/THETA Sで使用できます。