キビナゴ
和名
Spratelloides gracilis (Temminck & Schlegel, 1846)
学名
Silver-stripe round herring
英名
ニシン目 - ニシン科 - キビナゴ属
分類
インド洋、紅海、中・西部太平洋
分布
全長
拡大写真
Canon PowerShot G10
撮影地:ブルーラグーン(ダイブクルーズ-モルディブ)
銀色の体色に一本の線が体側にあるのが特徴です。とても小さな魚ですが、大きな群れを形成します。カスミアジなどに追われていることが多く、群れは左右に動き回ります。銀色の体色ということもあって、昼間に見てもキラキラと太陽光が反射してきれいですが、ナイトダイビングでもライトの光が反射するので見ごたえがあります。
キビナゴそのものの写真を撮ることはほとんどないと思いますが、密集した群れや、マンタ撮影のときの背景としてなど、被写体になることは多いです。
良く似たミナミキビナゴには銀色の線がありません。ダイビングではほとんど見分けのつかないリュウキュウキビナゴは、インド洋には分布していないようです。ただしFishbaseでは、リュウキュウキビナゴはこのキビナゴと一緒の種とされていました。