コバンザメ
和名
Echeneis naucrates Linnaeus, 1758
学名
Sharksucker
英名
スズキ目 - コバンザメ科 - コバンザメ属
分類
インド洋、紅海、中・西部太平洋
分布
全長
Nikon NIKONOS V
撮影地:バタラ(モルディブ)


マンタ、サメやカメなど大きな生物に吸着することで知られていますが、たまにツバメウオやキンチャクダイのような魚にくっつくこともあります。
特徴である背中の吸盤は背びれが変化したものです。
単独もしくはペアで泳いでいる姿も見かけることがあります。ダイバーに対する警戒心は低く、近づきやすい種です。時にダイバーに吸着しようとさえします。
吸着して、おこぼれを食べると言われていますが、実際には寄生虫を食べたりする場合もあるようです。また吸着せずに、肛門等に入り込む場合もあるようです。
ずっとくっついているというわけではなく、適宜餌を得られそうな魚に乗り換えることもあります。
なんらかの魚にくっついて生活するのが本来の姿ですが、奄美の海ではひっつかないコバンザメがたくさんいるのが見られるらしいです。