ナンヨウツバメウオ
和名
Platax orbicularis (Forsskål, 1775)
学名
Orbicular batfish
英名
スズキ目 - マンジュウダイ科 - ツバメウオ属
分類
インド洋、紅海、中・西部太平洋
分布
全長
拡大写真
Nikon NIKONOS V
撮影地:シパタン(マレーシア)

拡大写真
Canon PowerShot G10
撮影地:マラトゥア(インドネシア)

拡大写真
Canon PowerShot G10
撮影地:モアルボアル(フィリピン)
ダイビングでは群れを作って一ヶ所にとどまっているところをよく見かけます。ツバメウオと似ていますが、こちらは腹ビレが黒い(ツバメウオは腹ビレが黄色)ところから区別できます。
腹ビレが黒いという点ではミカヅキツバメウオにも似ていますが、吻が突き出ている方がナンヨウツバメウオ(ミカヅキツバメウオはほとんど口が出てない)です。体の側面に黒い斑点がいくつかあるのも特徴です。体色をかなり変えることができるようで、黒っぽい色をしているものもいます。
真ん中の写真は幼魚のもので、マラトゥア島の桟橋で撮影しました。他の水面に浮いている木の葉の中に紛れていて、ぱっと見では木の葉そっくりでした。
下の写真はモアルボアルのシュノーケリングで撮影したもので、浅瀬にいました。体色を周囲にあわせて目立たないようにしていました。