メガネモチノウオ
和名
Cheilinus undulatus Rüppell, 1835
学名
Napoleonfish, Humphead wrasse
英名
スズキ目 - ベラ科 - モチノウオ属
分類
インド洋、紅海、中・西部太平洋
分布
全長
拡大写真
Nikon NIKONOS V
撮影地:ビヤドゥ(モルディブ)

拡大写真
Nikon CoolPix 5900
撮影地:パラオ(パラオ)
ダイバーにとても人気のある魚で、英名のナポレオンと呼ばれることが多いです。成魚は深い緑色の体色をしていますが、若魚は白と茶色の体色をしています(右下の写真)。いろいろなところで見かけることが出来ます。通常は単独で行動しているようです。2m程度まで大きくなります。通常は、そんなに近くには寄れないのですが、中にはダイバーに慣れている(餌付けされている?)のもあるようで、ダイバーの近くに寄ってくる個体もいます。たいていの場合は、ゆったりと泳いでいるところを見かけますが、サメの餌付けショーで餌を横取りするときには、かつて見たこともないような速度で泳いでいました。やればできるじゃんといったところでしょうか?パラオでゆで卵の餌付け(現在は行われていない)を見たことがありますが、最初にまるごと食べて、そのあとに殻だけ吐き出していました。目をキョロキョロさせながら、ゆっくりと泳ぐ姿は見ていて飽きることがありません。私たちの好きな魚の一つです。目の周囲に黒点があって、めがねをかけているように見えることから、この和名がつけられたようです。学名のCheilinusは Cheilo(唇)から来ています。確かに大きい唇ですね。