コブダイ
和名
Semicossyphus reticulatus (Valenciennes, 1839)
学名
英名
スズキ目 - ベラ科 - コブダイ属
分類
中・西部太平洋
分布
全長
拡大写真
Sony NEX-5
撮影地:佐渡(新潟)

拡大写真
Canon PowerShot G10
撮影地:佐渡(新潟)

拡大写真
Sony NEX-5
撮影地:佐渡(新潟)
オスの成魚になると頭の部分と顎の部分がコブのように盛り上がってくるのが特徴です。最初はすべてメスで、大きくなるとオスに性転換するようです。コブのように盛り上がるのはオスになってからで、真ん中の写真のようにメスにはコブはありません。
コブダイは日本近海で見られるようですが、特に佐渡ヶ島の北小浦の赤岩(赤倉)のポイントで見られる老成魚が有名です。上の写真はその赤倉でNo1として縄張りを持っているデコッパチ(弁慶とも呼ばれています)のもので、頭と顎がかなり盛り上がっています。普通の成魚ぐらいだと、ここまでは盛り上がらないようです。デコッパチはダイバーにとても慣れているので、すぐ近くで撮影できます。
下の写真は幼魚のもので、北小浦の漁礁というポイントで撮影しました。成魚と全く外見が違いますね。
※デコッパチは2012年の12月中旬以降は姿が見られなくなり、残念ながら亡くなってしまったようです。