イレズミフエダイ
和名
Symphorichthys spilurus (Gunther, 1874)
学名
Sailfin snapper
英名
スズキ目 - フエダイ科 - イレズミフエダイ属
分類
中・西部太平洋
分布
全長
Nikon NIKONOS V
撮影地:パラオ(パラオ)
青のラインと尾びれ付け根の黒い斑点が特徴です。この模様は幼魚には無いようです。
これまでにパラオのペリリュー島でしか見たことがありません。ペリリューでも普段は全く見かけないイレズミフエダイですが、春頃に巨大な群れを作り産卵をします。産卵時には、何匹か体色を変えているものもいました。一匹(おそらくメス)が、突然急浮上したと思うと、それを何匹か(おそらくオス)が追っかけていって、メスが産卵したところに射精をします。
ペリリューではイエローウォールとペリリューコーナーで見られます。産卵シーンがみられるのはペリリューコーナーのほうですが、相当な激流です。イエローウォールの方は産卵シーンは見られませんが、流れもおだやかで群れもとても大きくなるので、普通に見るのであればイエローウォールの方が見やすいです。
2009年にNHKの『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』で取り上げられました。撮影もペリリューで行われています。2010年には日本テレビの『イッテQ』や、TBSの『世界ふしぎ発見』でも放送されています。いずれもペリリューでの撮影でした。