クイーンエンジェルフィッシュ
和名
Holacanthus ciliaris (Linnaeus, 1758)
学名
Queen angelfish
英名
スズキ目 - キンチャクダイ科 - スミレヤッコ属
分類
大西洋
分布
全長
拡大写真
Sony α6000
撮影地:タークス・カイコス諸島

拡大写真
Canon PowerShot G10
撮影地:カンクン・コスメル(メキシコ)

拡大写真
Canon PowerShot G10
撮影地:カンクン・コスメル(メキシコ)
大西洋(カリブ海方面)に分布しています。単独もしくはペアで見かけます。写真ではわかりにくいですが、目の上あたりに丸い模様があり、これが王冠を連想させるところから、このような品位のある名前がついたようです。色がきれいなのも、きっと一つの理由でしょう。
よく似た魚に、同じカリブ海に生息するブルーエンジェルフィッシュがいます。ブルーエンジェルフィッシュには目の上の丸い模様がありません。
上の写真は成魚のものです。中央の写真は若魚のもので、何本かの青い線が体側に見られます。下の写真は幼魚のもので、鮮やかな青色とオレンジ色の体色が特徴です。成魚はタークス・カイコス諸島、若魚はコスメル島での撮影です。幼魚は警戒心が高く、ずっと岩陰に隠れていました。
ホクロヤッコという日本語の名前がついています。「スリナム・ギアナ沖の魚類」(海洋水産資源開発センター 1983年)で提唱されたもののようです。おそらく目の上の丸い模様からホクロとなっていると思いますが、あまりいい名前でないですよね。
ダイビングではクイーンエンジェルフィッシュという名前の方が一般的なので(名前もいいので)、ここではクイーンエンジェルフィッシュとしています。