カクレクマノミ
和名
Amphiprion ocellaris Cuvier, 1830
学名
False clown anemonefish, Western clown anemonefish
英名
スズキ目 - スズメダイ科 - クマノミ属
分類
インド洋、中・西部太平洋
分布
全長
拡大写真
Sony α6000
撮影地:スミラン&スリン(タイ)

Nikon NIKONOS V
撮影地:セブ(フィリピン)
クマノミの中でも、色彩が鮮やかでかわいい種です。ダイバーにも人気があります。シュノーケリングでも見られます。クマノミは種類によってはイソギンチャクから離れたところを泳ぐものもいますが、カクレクマノミのはイソギンチャクから離れることはめったにありません。撮影しているときも、イソギンチャクから離れない範囲で、こちらを威嚇していました。
通常はイソギンチャクに数匹のカクレクマノミが住んでいますが家族というわけではありません。クマノミの場合、大きな二匹がオスとメスで、他の小さい個体たちは未成熟のままとなります。
パプアニューギニアやオーストラリアのグレートバリアリーフで見られるのはクラウンアネモネフィッシュで別種となっています。白い部分の縁の黒い線の太さで区別できるという噂もありますが、実際には個体差があるので見かけた場所で区別するしかなさそうです。(上の写真のように黒い線があったり、下の写真のようになかったりします)
映画「ファインディングニモ」の舞台はグレートバリアリーフなので、ニモはカクレクマノミではなくてクラウンアネモネフィッシュということになります。