トウアカクマノミ
和名
Amphiprion polymnus (Linnaeus, 1758)
学名
Saddleback clownfish
英名
スズキ目 - スズメダイ科 - クマノミ属
分類
中・西部太平洋
分布
全長
Nikon NIKONOS V
撮影地:サムイ&タオ(タイ)

拡大写真
Canon PowerShot G10
撮影地:モアルボアル(フィリピン)

Sony NEX-5
撮影地:カパライ(マレーシア)
砂地にあるイソギンチャクをすみかにしている場合が多いです。主に、イボハタゴイソギンチャクを好むようですが、タオ島でみかけたときには別のイソギンチャクをすみかにしていました。
クマノミというと種類によってイソギンチャクへの執着性に差があるのですが、トウアカクマノミは、撮影しようとするとイソギンチャクから離れて威嚇してくることがあります。
通常は顔の部分がオレンジで体色は黒色なのですが、モアルボアル(フィリピン)でみたトウアカクマノミは体もオレンジ色でした。
下の写真はカパライで撮影したものなのですが、少し模様の入り方が違います。これはホワイトチップドアネモネフィッシュと呼ばれているようで、違いは二番目の白い帯にあります。本来のトウアカクマノミの特徴は、この白い帯が真ん中までしかないことなのですが、ホワイトチップドアネモネフィッシュは腹の部分までつながっています。また三番目の白い帯が尾ビレ付け根にあるところも異なっています。サイトによっては近似種もしくは別種としているところもあるようですが、まだ学名はついてないようです。