ハナダイダマシ
和名
Lepidozygus tapeinosoma (Bleeker, 1856)
学名
Fusilier damselfish
英名
スズキ目 - スズメダイ科 - ハナダイダマシ属
分類
インド洋、中・西部太平洋
分布
全長
拡大写真
Nikon 1 J1
撮影地:ランギロア(タヒチ)

拡大写真
Nikon 1 J1
撮影地:ランギロア(タヒチ)
名前のとおり、スズメダイとは思えないようなスマートな(ハナダイのような)体型をしています。英名の方はタカサゴ科(Fusilier)の名前が使われていますが、大きさを考えなければタカサゴ科の魚ともよく似ています(実際はタカサゴ科の魚の方がずっと大きいです)。
体色をいろいろと変えられるようで、上と下の写真でずいぶんと違いがあります。
上の写真は上半分が黄色のツートンカラーになっているのが特徴です。下の写真は全体的に灰色の体色で、背ビレの後端が少し黄色くなっています(写真ではわかりにくいですが)。
どちらの写真もランギロアでのダイビングでの撮影です。ランギロアでは、珊瑚の周りで群れているところをよく見かけました。同じくランギロアで良く見かけるオリーブアンティアスと体型と大きさが良く似ています。
ランギロアには主にティプタパスとアバトルパスの二箇所のパスがあるのですが、上の写真はアバトルパスで撮影したときのもので、下の写真はティプタパスでの撮影です。体色が混ざっていることはなかったので、状況によって群れ全体で体色が変わるようです。