雄国沼のニッコウキスゲ(日帰り) 2013年7月6日
福島県喜多方市の近くにある雄国沼というところでニッコウキスゲの群生が見られるということで行ってみることにしました。
雄国沼の周辺にはいくつか探勝路があって、雄国沼まで歩いて行くことも可能なのですが、私達はこの時期に運行されるシャトルバスを利用することにしました。シャトルバスを利用する場合には、県営雄国萩平駐車場に車を停めて金沢峠までバスで行くことができます。詳細は喜多方観光協会のHPに記載されています。
バスを降りてすぐのところに展望台のようなものがあって、雄国沼を見渡すことができます。展望台の近くにはトイレもあります。展望台の両側から降りる道がありますが、トイレのある方から降りて行くと遠回りになります。
ニッコウキスゲの群生地には木道が整備されています。木道は一周800mなので、見ながら歩くだけなら15分ぐらいで一周できてしまいます。
木道はニッコウキスゲの群生地をすべてカバーしているわけではなくて、木道よりもさらに先にもニッコウキスゲはたくさん咲いていました。
先週末ぐらいがピークらしかったのですが、まだ十分咲いていました。
雄国沼から200mほど登ったところに、雄国山の山頂があって見晴らしがいいということだったので、登って見ることにしました。最初は湖畔を歩いて、休憩所があるところから登り道になります。休憩所からは30分ということだったのですが、けっこうきつくて40分以上かかりました。
頂上には小さな展望台があって周囲の山々を見渡すことができます。少し休んだところで、雄国沼に戻ります。頂上に登る途中では一瞬、青空が見えたりしたのですが、降りる頃には山が霧で隠れ始めていました。
雄国沼にもだいぶ霧がかかってきていました。昼食を食べたりしてのんびりしたところで、霧がどんどん濃くなってきたので戻ることにしました。
バスのりばのある金沢峠はすっかり霧につつまれていて、行きに眺めの良かった展望台からは何も見えなくなっていました。風も強くてすっかり悪天候になっています。しかしながら駐車場まで降りると、霧はもちろんなくて薄日がさすような天気でした。山の天気は変わりやすいといいますが、本当ですね。