霧降高原のニッコウキスゲ(日帰り) 2013年7月13日
栃木県日光の近くにある霧降高原というところでニッコウキスゲの群生が見られるということで、先週の雄国沼に続いて再びニッコウキスゲを見に行ってみることにしました。
霧降高原のニッコウキスゲが見られるところは、霧降高原キスゲ平園地というところで、2013年の4月1日にオープンした新しい公園です。駐車場はレストハウスのすぐ前に第一、第二と、道を渡ったところに第三駐車場があります。混雑する時期には、少し下ったところに臨時の駐車場がオープンして、無料のシャトルバスが運行されます。駐車場はいずれも無料で、シャトルバスも無料、公園も無料と、すごく気前の良いところです。
以前はリフトがあったらしいのですが、2013年のオープン時にすべて階段として整備されました。レストハウスがあるところが標高1,345mで、1445段の階段を上がったところにある小丸山展望台が1,582mと、なんと歩いて237mも登ります。ちなみに六本木ヒルズ森タワーが高さ238mらしいので、六本木ヒルズを階段で登るぐらいですね(何の参考にもなっていませんが)。
公園内はとてもキレイに整備されていて、歩きやすいです。ただトイレが一番下のレストハウスにしかないのがちょっと不便かもしれません。
ニッコウキスゲの保護のため、入り口には動物の侵入を防ぐゲートが設置されています。階段で一気に登ることもできますが、中腹までは迂回路が用意されているので、そちらを歩いたほうがニッコウキスゲをゆっくり見られるし、また楽に登れます。
標高差があるので、下の方は終わっているかも?と思っていたのですが全体でニッコウキスゲの花が見られました。雄国沼のように密集して咲いているわけではないのですが、山ならではの良さがありますね。
ニッコウキスゲだけでなく、他にもいろいろな花が見られます。
東京では、連日の猛暑日になっていますが、標高1300m以上ということで、とても涼しいです。
霧降高原に来る途中は、一部雨が降っていたのですが、ここは標高が高いこともあってか雲の上にあるようで、雨は降っていませんでした。遠くの山々が雲の海の上にあるように見えます。
山の中腹ぐらいまで来たところで、一気に急斜面になります。ここからは迂回路もなくなるので、階段を登るのみです。
何度も休みながら、少しずつ階段を登り1,445段を歩いたところで小丸山展望台に到着します。
ここから30分ほどで丸山に登れるということで行って見ることにしました。小丸山展望台までは道が整備されているのでサンダルでも登れますが、ここからは登山用の靴が必要になります。
丸山の山頂は広くて見晴らしもいいので、お昼を食べたりするには最適なのですが、この日は天気が心配だったので、少し休んだところで戻ることにしました。
帰りはニッコウキスゲを見ながらのんびりと下りました