妙義山石門巡りとさくらの里 2014年4月19日
いつか行ってみたいと思っていた妙義山ですが、ふもとにあるさくらの里が見頃ということで、意を決して行ってみることにしました。まだ登山といえばハイキングぐらいしか経験がないのですが、本格的な鎖場を無事に通過できるのでしょうか?
車を中之岳大駐車場に停めて、400m程歩いたところにある石門群登山道から登ります。
少し登ったところに最初の鎖場の「かにのこてしらべ」があります。ここは迂回路がありますが、あえて小手調べということでチャレンジしてみます。登りということもあってか特に問題はありませんでした。
途中で第四石門の方への迂回路があるのですが、ここもあえて鎖場のある方に向かいます。するとすぐのところに第一石門があります。
第一石門をくぐってしばらく進んだところで、次の鎖場の「かにの横ばい」に到着です。ここは足をかけるところがあるので、特に問題はありませんでした。つづいて第二石門へと登る「たてばり」と続きます。
「たてばり」を登って、第二石門をくぐるとすぐに「つるべさがり」になります。登りの「たてばり」はまだいいのですが、下りの「つるべさがり」は足をどこにかければいいのかわかりにくく、しかも鎖場が長いので手がとても疲れました。私達が通った時には、前後に誰もいなかったので時間をかけて降りられましたが、混んでいるときだと難しいかもしれません。
次の鎖場の「片手下がり」を無事に通過して、あとは登山道を登れば第四石門のある広場にでます。途中で第三石門に寄ってから第四石門に行きました。
第四石門の谷側にはスペースがあって、そこからの眺めが素晴らしいです。
第四石門から大砲岩まではすぐなので行ってみることにしました。ここも鎖場ですが、どれも距離は短いのでなんとかなりました。
天狗のひょうていからの眺望は最高でした。下の方に見頃をむかえたさくらの里も見えます。
第四石門に戻って昼食をとります。ここには広場があってテーブルなどがあるので、他にもたくさんの登山客が昼食をとっていました。
少し休憩をした後、見晴台を経由して中之嶽神社に戻りました。
石門巡りのあとは、見頃をむかえたさくらの里を散策してみました。
登山後の散策程度に考えていたのですが、実は広大な公園でした。公園内の桜をすべてを見ようとすると、かなりの距離を歩く必要があります。しかも山の斜面ということで、登ったり下ったりする必要があって予想以上に疲れました。
いろいろな種類の桜が植えられているので、満開の桜だけでなく、まだつぼみの桜もかなりありました。桜の木には名前を書いた札がかけられているのでわかりやすいです。
この広大な公園の中に50種、15,000本の桜が植えられているそうで、これだけの桜の名所はそうそうはないのでは?と思うのですが、日本さくら名所100選には入っていないというのが不思議です。100選に入っていないからなのか、人もそんなに多くなくてゆっくりと桜を鑑賞できます。
私達が車を止めた中ノ岳駐車場とは反対側にある駐車場が、さくらの里のメインの駐車場のようで、ここにはちょっとした出店などがありました。この辺りには多くの観光客がきていました。
桜だけではなくてツヅジなども見頃でした。
休憩しながら3時間ぐらいかけて園内を周りました。
下仁田町はこんにゃくが名産ということで、帰りに旅の駅でこんにゃくコロッケ定食を食べて帰りました。