入笠山すずらん 2014年6月15日
入笠山でスズランが見られるということで行ってみることにしました。
入笠山登山にはゴンドラすずらんを使うのが簡単なのですが、あえて沢入登山口から歩くことにしました。標高1450mから300mほど登ると入笠山湿原です。道は整備されていて、とても歩きやすいです。
私達が湿原に着いた時には、人も少なくてのんびりとした雰囲気でした。
じっくり見たかったのですが、まずは山頂に行くことを優先しました。
山頂(標高1955m)までは30分程度です。山頂は360度パノラマで見晴らしはとても良いです。
快晴 + 風も弱いということで、これ以上ないというぐらいの好条件でした。ここで一日過ごしてもいいかも?と思えるほどでしたが、そういうわけにもいかないので下山して大河原湿原に向かいます。
大河原湿原にはあまり花が咲いていなかったので、早歩きで一周した後に入笠湿原に戻ることにしました。入笠湿原ではスズランの他に、コシナ(ズミ)が満開に近く、サクラソウ、ツマトリソウなどいろいろな花を見つけることが出来ました。
入笠湿原にもスズランは咲いていますが、なんといってもゴンドラ山頂駅に向かう途中の山の斜面に咲くスズランが見事です。100万株も群生しているそうです。ただスズランの花は葉っぱに隠れるように咲くので、ぱっと見た感じでは咲いているように見えません。
ゴンドラ山頂駅のところに入笠すずらん山野草公園があるということで行ってみることにしました。公園に咲いているスズランは、ドイツすずらんで、先ほどの斜面に咲いていたのは日本すずらんだそうです。入笠山や入笠湿原のツツジは、まだほとんど咲いていませんでしたが、こちらの公園のツツジは咲き始めていました。
この公園にはいろいろな花が植えられています。何の花を説明してあるボードもあるのでわかりやすいです。
最後にもう一度、入笠湿原と斜面のスズランを見て下山しました。
入笠山はいろいろな花が咲いていて、とても良い所でした。さすが花の百名山ですね。
ヤマレコに山行記録をアップしました。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-465037.htmlから見られます。