尾瀬沼(大江湿原)のワタスゲ 2014年7月6日
6月に水芭蕉を見るために尾瀬に行ったばかりなのですが、尾瀬沼のワタスゲが10年に一度ぐらいのベストの見頃になっているということで、再び尾瀬に行くことにしました。前回は鳩待峠から尾瀬ヶ原を周りましたが、今回は沼山峠から尾瀬沼を周りました。ワタスゲがきれいなのは、沼山峠から尾瀬沼に行く途中にある大江湿原で、湿原全体が一面のワタスゲになっていました。
マイカー規制のため車は尾瀬御池に置きます。沼山峠まではシャトルバスを利用します。沼山峠から大江湿原までは40分ぐらいで到着します。
本当に一面にワタスゲが広がっていました。近づいてみると、ホワっとしていないワタスゲが多かったのですが、後でビジターセンターのスタッフに聞いた話では、早朝は朝露に濡れてベタッとしてしまうそうです。晴れると時間が経つにつれてホワっとしてくるとのことでした。
ワタスゲ以外にもいろいろと花が見られます。
ツツジも何箇所かで咲いていました。
尾瀬沼に到着したところで、北岸道を通って沼尻休憩所まで歩きます。木道が整備されているのですが、濡れているところはかなり滑ります。何度かズルっと滑りましたが、転倒はなんとか免れました。
沼尻休憩所では饅頭を購入して休憩です。なかなか美味しかったです。
沼尻休憩所からは南岸道を通って三平下まで歩きます。北岸道は木道も整備されていて、ワタスゲなども見られて良かったのですが、沼尻休憩所から三平下までの区間は、木道がかなり傷んでいる上にぬかるんでいる場所も多くてとても歩きにくかったです。また足元ばかり見ていると、枝に頭をぶつけるので注意が必要です。私もなんどか枝に頭をぶつけました。
三平平からの木道は、南岸道とはうってかわって、とてもキレイに整備されていました。ビジターセンターまで戻った所で、大江湿原のワタスゲを見ながら沼山峠に歩きます。
尾瀬沼周辺でもワタスゲが咲いている所が何箇所かありましたが、大江湿原のワタスゲは桁違いの規模ですね。
曇りの天気でしたが、ときおり日がさすこともありました。
湿原全体に広がるワタスゲは、十年に一度というのも大げさと思えない、すごい風景でした。
ヤマレコに山行記録をアップしてあるので参考にしてみてください。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-474228.html