2003年の12月に行ったサイパンの旅行記です。
サイパンでマダラトビエイの大群が見られるという話を聞き、これは行くしかないということで、急遽サイパン行きを決意。H.I.Sのツアーにまだ空きがあったので急いで申し込んだのでした。マダラトビエイはイーグルレイシティで見られるらしかったので、とにかくイーグルレイシティを潜れるショップを探すことにしました。サイパンでは自社ボートを持つショップが少なく、乗り合いになるため確約はできないという返事が多かったのですが、ワンダーシーは自社ボートを持っていて、イーグルレイシティが確約できるとのことで申し込むことにしました。インターネットの情報では、キャンペーン中でかなり安くなるというのも決め手になりました。
しかし後から考えてみると、ちょっと急ぎすぎたような...ツアー代も一人あたり9万円をオーバしてしまい、もう少し検討が必要だった気がします。後の2005年3月の旅行では約半額で済みましたからね。
NW076で成田(10:35)発→サイパンに15:00に到着です。空港からホテルまではHISのバスでの送迎でした。ホテルはガラパン地区にあるハファダイホテルです。このホテルは3つの棟があるのですが、その中で最も高いタガタワーのスタンダードにしました。リビングの窓からサイパンの海が良く見渡せるというのが売りです。確かに私達が宿泊した11階からは海がよく見えました。
部屋はなかなか良かったのですが、プールなどの施設の雰囲気はごく普通でした。近くにある第一ホテルとか日航ホテルの方が雰囲気は良さそうでした。ホテルの近くにはDFSもあるし、ガラパン地区は店も多いのでとにかく便利でした。
天候があまり良くなく、なんと自社ボートはクローズになってしまい、他のボートをレンタルすることになりました。一本目はディンプルです。ここはカスミチョウチョウウオの群れが有名なのですが、単にショップが餌付けしているだけで、それ以外には魚影は濃くありませんでした。それにしてもサイパンは透明度は抜群です。日本から数時間で、これだけ透明度の良い海に潜れるというだけでも価値があるような気もしました。二本目はいよいよイーグルレイシティです。イーグルレイが確かにいましたが、残念ながら6匹だけ...それでも、凄い近くで長い間見られるし、なんか他のところで見るよりも大きいような?イーグルレイシティは、深さが15mぐらいしかないところに、白い砂地に透明度のいい海なので、イーグルレイがとにかくかっこいいです。これで大群になったらと思うと...見れた人が羨ましいですね。
天候はさらに悪くなり、ボートは完全にクローズとのこと。他のゲストのリクエストでグロットに行くことに。ただグロットもかなり海況が悪く、ちょっと無理そうでした。他のショップと協力すればなんとかエントリーできるということで、グロットで潜ることになりました。
階段もきついですが、海況が悪くて波がかなりあるので、エントリー場所まで行くのも結構大変でした。有名なポイントですが、確かに幻想的です。晴れていればもっときれいなのでしょう。ただ魚影はあまり濃くありませんが。
二本目はビーチエントリーのラウラウビーチになりました。ビーチといっても岩がごろごろしていてかなり潜りにくいです。ダスキーアネモネフィッシュの群生が見所でしたが、海況のせいかちょっと透明度が悪かったです。
ホテルのピックアップはお昼頃だったので、それまでホテルでのんびりです。このホテルは、ビーチの少し沖合いにちょっとした遊び場のようなものを作ってあって、なかなか面白かったです。その後、ホテルピックアップ後にDFS経由で空港に行き、帰国しました。
※この空港でのチェックインがとても並んでいて、猛暑の中1時間近くも待たされました。汗だくになりながら待っていたのですが、ビジネスクラスの人達はタクシーで乗り付けて、そのまま優先チェックインしていきました。格差を感じますね...
海況が悪くてイーグルレイシティは一本しか潜れませんでしたが、それでもなかなか良かったです。ダイビングがボート二本で申し込んであったため、ボート→ビーチ変更の差額はクレジット(次回利用時にビーチ→ボートを無料アップ)になってしまったため、もう一度来る必要がありそうです。イーグルレイも6匹だけでしたからね。日本からも近いし、また来ようと思いました。