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2005年の7月に行ったサムイ&タオ島(タイ)の旅行記です。最後にロイヤル・メリディアンに宿泊しました。

旅行前

夏に旅行するのに最適なところを探していたのですが、タイでは西側のプーケットが冬がメインシーズンで、東側のサムイ島は夏がメインシーズンとなっていることを知り、それではということで2005年の7月にサムイ島に行くことにしました。ダイビングのメインはタオ島とのことだったので、前半はタオ島に、後半はサムイ島で過ごすことにしました。タオ島ではトウアカクマノミのハッチアウトが見られるということでかなり期待していました。

1日目

サムイ島には国際空港がないので、まずはバンコクに行ってから国内線に乗り継ぐことになります。UA881で、成田を18:25に出発し、バンコクには23:00に到着です。この日はミラクルグランドホテルに宿泊しました。

2日目

まずはバンコクからサムイ島へバンコクエアウエイズの飛行機で移動したのち、サムイ島からタオ島へはLomprayah社の高速船を利用しました。高速船に確実に乗れるようにバンコクを8:20に出発する飛行機を利用しました。タオ島には昼頃に到着しました。

この高速船のサムイ島の乗り場は、ちゃんとした桟橋になっていなく、ダイビング器材を運ぶのが大変でした。タオ島に到着するまでにかなりの時間がかかっています。ここまで移動や待ち時間などですっかり疲れてしまいました。

宿泊先はダイビングサービス併設のビッグブルーリゾートです。ダイビングを利用すると宿泊代が一部屋500バーツ(約1500円)と、とても安いのが特徴です。

3日目

この日はワンデートリップでセイルロックです。セイルロックはタオ島の3大外洋ポイントです。船でタオ島から1時間以上かかります。まずセイルロックで二本潜りました。透明度は良くないのですが、魚影はかなり濃かったです。他ではあまり見かけないような魚が群れを作っているのが不思議です。次に3大外洋ポイントの一つであるサウスウエストピナクルで三本目を潜りました。

一部屋1500円なので、まったく期待はしていませんでしたが、多少うるさくてもダイビングで疲れているので、ちゃんと寝れました。それでも早朝の犬の鳴き声には何度か起こされました。またエアコンもついていますが、水が室内に垂れるし、夜中に突然とまったりするわでなかなかのものでした。

4日目

この日は3つ目の3大外洋ポイントであるチュンポンピナクルで二本潜りました。ハナビラクマノミの大群生が見られるのが特徴ですが、バラクーダやグレーリーフシャーク、そしてアジの群れなど大物がかなり見られました。三本目はタオ島周辺にあるグリーンロックでした。ゴマモンガラやキヘリモンガラが沢山いました。外洋ポイントと比較すると、近場のポイントは今一歩です。

チュンポンピナクルは、そんなに遠いポイントではないので、かなり早い時間帯にタオ島に戻ることが出来ました。せっかくなので、タオ島のすぐ隣にあるナンユアン島に行ってみることに。ここはペットボトルの持込が禁止されている島です。山に登れるのですが、島が見渡せてなかなかの眺めでした。シュノーケリングをしてみたところ、珊瑚礁がかなり残っていました。魚影はあまり濃くありません。

5~6日目

午前中に二本のダイビングをして、サムイ島に戻りました。サムイ島ではチャウエン・ブリリゾートに宿泊しました。このホテルは値段は安めなのですが、バンガロータイプになっているために、部屋が静かなのが特徴です。ビーチ沿いには何軒もタイマッサージをやっているところがありました。1時間のマッサージで200BHTとかなり安く、気軽に出来るのがよかったです。

チャウエンビーチは、サムイ島の中でも最も賑わっている地域ということもあって、ホテル前の道には常に車が走っています。歩道を歩いていると、タクシーやらテンソウなどの呼び込みを何度も受けます。一回だけテンソウを使いましたが、とても便利でした。

7日目

この日はサムイ島から日帰りでセイルロックへダイビングに行きました。実はタオ島のダイビングを予約したときに、セイルロックにはたまに潜りに行くものの確約はできないと言われたため、サムイ島からセイルロックに行くダイビングツアーを申し込んであったのでした。サムイ島はあらかじめ曜日によって行き先が決まっているので、行きたいところが決まっているときには便利です。ただタオ島では初日にセイルロックに行ってくれたので、もはやサムイ島から行く理由もなかったのですが...

セイルロックで二本潜りましたが、今回は透明度が良くなく、今一歩の内容でした。しかも水面でボートをかなり待つはめに。サムイ島からのダイビングだと、乗り合いになるために一度にいろいろな場所で水面に上がるとボートのピックアップに時間がかかることがあるようです。

8~9日目(最終日)

いよいよロイヤル・メリディアンへ移動です。さすがにすばらしい。部屋は広いし、きれいだし、アメニティも揃っているし。旅の最初で一部屋500BHTを経験しているだけに、まぶしく見えます...しかし...しばらくしてみると、いろいろと古くなって汚れている部分も目に付くようになってきます。

ロイヤル・メリディアンはパンフレットにプールの写真がよく使われているのですが、確かにこのインフィニティプールの眺めは良かったです。ただ写真には写っていない左側が、山しか見えなくて眺めがイマイチなのがあと一歩という感じでしたが。

夕食をタイ料理のレストランで食べようとしましたが、予約で一杯でした。う~ん、残念。他のところで食べましたが、味はまぁまぁぐらいでした。タオ島やチャウエンブリの通り沿いの大衆食堂などは10分の1ぐらいの値段で、これより美味しかったような気がしてしまうのは私が庶民だからでしょうか?

最後に高級ホテルを満喫して、バンコク経由で帰国しました。

もともとはトウアカクマノミのハッチアウトを見れるということだったのですが、結局はみられませんでした。それでも、他では見れないような魚が沢山いましたし、なにより魚影が濃いです。これで透明度が良ければ最高なのですが...タイは値段も安くて食事も美味しいし良かったです。また来たいと思いました。

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