2006年10月に行ったラパスの旅行記です。
2002年に行ったラパスがとても良かったため、2003年にも行ったところなんとハリケーンに遭遇(そのときの様子はこちら)。その後しばらくはラパスには行ってなかったのですが、そろそろアシカにも会いたくなったためラパスに再び行くことにしました。前回は9月にハリケーンに会ったので、今回は10月に行くことにしました。10月の方がアシカがより遊んでくれるという話も聞いていたので。
前回はクルーズの予定だったのに中止になってしまったので、今回こそはと思いクルーズを申し込んでいたのですが、催行人数に足りず事前に中止が決まってしまいました(泣)。ひょっとして私たちはクルーズ運がないのかも?サンフランシスキートには潜りたかったので、2泊3日のキャンプサファリ+2日のデイトリップの組み合わせにすることにしました。
以前あったロサンゼルス - ラパスの便が無くなっていたため、成田 - ロサンゼルス - ロスカボスと乗り継ぎ、ロスカボスからは3時間かけてラパスに行くというルートになりました。成田 - ロサンゼルス間はノースウエストか大韓航空が選択できたのですが、大韓航空がキャンペーン中ということで安かったため、大韓航空で行くことにしました。大韓航空もスカイチームなのでマイルはノースウエストのワールドパークスにつけることが出来ます。旅行会社はいつもどおりクラブアズールを利用しました。
※アエロメヒコ(AM)が、成田-メキシコシティ線(ティファナ経由)を11/8から開設を予定しています。ティファナ - ラパス間は国内線となるので、ラパスへは行きやすくなると思われます。
前日に強力な低気圧が関東を通過し、成田空港ではかなりの欠航がでたということもあって心配していたのですが、私たちの便は定刻どおりに出発しました。大韓航空(KE001)でロサンゼルスに到着後、メキシカーナ航空(MX939)でロスカボスへ。ここからは利用するダイビングセンタの送迎車でラパスに向かいました。すっかり疲れていたこともあり、すぐに寝てしまいました。といっても、シートにはヘッドレストがなく、とても寝にくかったのですが。3時間かけてラパスに着いたときにはちょうど夕焼けの時間になっていました。
メキシカーナの機内食
夕焼け
スペイン語のメニュー
ホテルは2003年同様にロスアルコスにしました。このホテルは海沿いにあって、歩いていける距離にいろいろなレストランがあるので便利です。ほんとはラペーラの方が近くにレストランがたくさんあるのですが、2003年のハリケーンのときに悲惨なことになっていたので、なんとなく避けています。夕食は以前にファンバハのタコスディナーで行った店に行くことにしました。このレストランのタコスはなかなかおいしく、ロスアルコスからは歩いてすぐの場所にあります。店に行って注文しようとしたところ、すべてスペイン語...そういえばタコスディナーのときにはスタッフが注文してくれていたのでした!牛肉のタコスが欲しかったので、ビーフタコスと言ってみましたが通じません(焦)。英語は全くといってもいいほど通じず、旅行ガイドのスペイン語のページから単語を探してなんとか注文しました。海岸通り沿いの旅行者向けの店だと英語がある程度通じるのですが、少し奥に入った店だと厳しいみたいですね。
アシカ
ホテルをチェックアウトして、2泊3日のキャンプに出発です。キャンプに使用しない持ち物はホテルに、貴重品はファンバファのオフィスに預けました。ダイビングはアシカポイントのロスイスロテスに2本に午前中に潜りました。しかし1本目はアシカはメインターゲットではなく、ロスイスロテスの周りを潜る形で、2本目にやっとアシカ中心のダイビングになりました。この2本目も、コロニーのまん前のダイビングで、親アシカばかりで子アシカとはほとんど遊ぶことが出来ませんでした。
ガイドはここが今は一番いいポイントと言っていましたが、その後に雑誌の撮影では別の場所でもぐっていました。どういうことなんでしょう?
3本目は、Tigeretaというポイントでしたが何もいませんでした。近場ポイントでごまかされた感じです。4本目はチョコラタのダイビングでした。
キャンプサイト
ショートキャンプの人たちは、先にキャンプサイトに戻って、山に登って夕日を見ていましたが、私たちはすっかり遅くなってしまったために明日にすることにしました。キャンプサイトは、来るたびにいろいろと変わっているようで、以前よりもテントが大きくなっていたり、シャワーが二箇所になっていたりとグレードアップしている感じでした。以前あった手を洗うところがなくなったのは残念でしたが。シャワーは黒いタンクがあって太陽熱であったまっているのかと思いきや、実際には別のタンクから水がでているために全く暖かくありませんでした。まぁホットシャワーを望むのは贅沢すぎるのかな?私たちが行ったときには、女性からの提案で、最初に女性のみ浴びて、その後に男性という順序になりました。シャワーは隣が見えてしまう構造なので、私たちの時と同じような提案をした方がいいと思います。
この日の夕食にはソーメンがでました。ここで日本食というのはとても助かります。ただメインのスパゲッティが、ソフトメン(昔、小学校時代に食べたおいしくない麺のこと)そのものという感じで、かなりの人が残していました。料理については、以前にコックだったサイモンの方がおいしかったかも?キャンプではドリンクは自由に飲むことが出来ます。
デジカメだとシャッターラグが
あってなかなか難しい...
午前中にサンフランシスキートまで行って2本のダイビングでした。サンフランシスキートにはデイトリップでは行けないため、ポイントはとても空いています。途中で2回ほどモブラのジャンプを見かけました。サンフランシスキートでもアシカポイントに潜りましたが、あまりアシカと遊ぶことは出来ませんでした。帰りにコビレゴンドウの群れを見かけました。今回の旅行中では、モブラ、カジキ、イルカなどのジャンプシーンを何度か見かけました。ダイビングの移動中でも、ときおりジャンプなどを見かけることがあるので、なかなか気を抜けないものがありますね。
アシカ
バラクーダの群れ
夕方にきれいな虹が
キャンプサイトで昼食後に、3本目はLa Tintoreraでした。ロスイスロテスをリクエストしてあったのですが、モブラが先日でたということで潜りました。しかしガイドはどうみてもモブラを探しているようには見えず...またもや近場でごまかされた感じです。ただし魚はたくさんいました。この日は別チームの人達がカツオを釣ってきたため、夕食にはカツオの刺身が提供されました。これはかなりおいしかったです。デザートにはプリンもでました。