2007年10月に行ったバリ島の旅行記 Part2 です。
今日もいい天気
ここまで快晴とはいきませんが、いい天気が続いています。この日は全員が大きい船に乗ってダイビングをして、途中2本コースのグループは、別の船で帰ってくるという方式でした。まだマンボウを見れていないグループがあるということで、全員でマンボウトライすることにしたようです。一本目はGAMATでした。ここでも一匹のマンボウを見ることが出来ました。ガイドもほっと安心しながら全員見れたことを確認していると、実は潜行できなかった人がいたらしく、一人だけ見てないことが判明。ゲスト以上にガイドの方ががっかりしていました。きっと、かなりプレッシャーがかかっているのでしょう。
二本目はBlue Cornerです。エントリしてすぐに2匹を発見。ただ水深が35mで、一本目でも41mまで潜っていたので、あまり長くはいられません。しばらくして再び一匹。これも深い...迷いながら潜行していくと、さほど深くないところに二匹いました。今回も5匹みられて満足です。エグジットの時に、タンクもフィンも上げてもらって、さぁはしごに登ろうとしたところでボートの下5mの深さをマンボウが一匹通過していきました。こんな浅くでも見られるんですね。ただ流れもきつくて、再度追う元気は残っていませんでしたが。
Crystal Bayのポイント。ポーズはガイドさん。
私たちは2本で帰る予定だったのですが、3本目もマンボウポイントということで、追加で3本目も潜ることにしました。3本目はCrystal Bayです。すでに遅い時間になっていたため、私たちが潜るころには他のボートはすべて上がっていました。すでに2本で深くまで行っているために、ここではあまり深くへはいけません。透明度も今一歩で、マンボウとは会えませんでした。それでも3日間で、マンボウポイント6本のダイビングのうち4本でマンボウが見れたのですから上出来ですね。
マンボウは何度見ても飽きがこないというか、ほんとに不思議な魚です。バリには他にもいろいろと有名なポイントがあるようなのですが、私たちは常にマンボウ狙いのヌサペニタでのダイビングになっています。なかなかゆっくりと見ることが難しいのですが、泳ぎ方といい愛嬌のある魚です。
今回のダイビングでは、かなりダイビングというか旅行されている方々が参加されていました。すでに引退された方々のグループでは、経験本数が800、900とかざらで、中には3500なんて人も!月に1~2回旅行されたりとかしていて、圧倒されました。私たちも会社では数少ない旅行好きですが、この中では少なめのレベルになってしまいました。他にも3ヶ月で世界一周された方とかもいらっしゃいましたね~。ほんとに世の中は広いです。
二匹登場!
クリーニングされています
超接近!
日本食レストランのSAKURA
夕食はSAKURAで食べました。この店は、スーパのすぐ近くにあります。バリハイアットからでも、少し遠いですが歩くことができます。ハイアットからだと、スーパを少し過ぎた右側にあります。私たちはホテルから送迎してもらいました。スランガンと同じ経営なので、ダイビング送迎のときに、夕食の送迎もお願いしておくと便利です。この店はなぜか地球の歩き方のガイドブックには店の紹介どころか地図にも載っていません。餃子などを食べましたが味もちゃんとしていて美味しかったです。
ダイビングは三日間で終了で、ここからはリゾートでのんびりするプランです。朝食を食べた後にヌサドゥア地区にあるコンラッドに移動しました。コンラッドはヒルトン系ホテルの最上級のブランドで、日本にも超豪華なホテルが東京にあります。バリのコンラッドは2004年にオープンした新しいホテルですが、300室以上あるどちらかというと大型ホテルで、さすがに最上級とまではいかないようです。値段は一番安い部屋でバリハイアットの倍ぐらいでした。それにしても、バリハイアットとは全く違った雰囲気です。すべてがあたらしく、まさにモダンといった感じです。もはやバリを感じることは出来ませんが、確かに凄いです...
ヒルトンにはヒルトンHオーナーズというポイントプログラムがあります。なぜか私たちは、ヒルトンのゴールドVIPカードを持っていたので、チェックイン時に見せると、いくつかの特典を受けられるとのこと。今は満室なので部屋のアップグレードは受けられないが、クラブメンバー扱いにしてくれるとのことでした。このクラブメンバーはレストランやスパが15%オフだったり、クラブラウンジが使えるなど、かなり強力な特典でした。
ゴールドVIPになるには、本来は年間で16回も利用しなければならず、庶民の私たちが持っているはずがないのですが、なにかのキャンペーンだったのかヒルトンから以前に送られてきていたのでした。
朝早くのチェックインだったのですが、幸運にもすぐにチェックインできるとのことで、部屋に向かうことにしました。コンラッドは3つの棟に分かれているのですが、私たちの部屋はクラブルームの棟でした。一番安い部屋で予約してあったはずなのですが、ひょっとしてアップグレードされたのでしょうか?クラブルームの棟は、11歳以下の子供は宿泊できないため、かなり静かな雰囲気が保たれています。部屋からは海も見えました。
早速、プールサイドに行ってみることにしました。コンラッドにはデッキチェアの他にバレと呼ばれる東屋があるのが特徴になっています。ただインターネットでの体験記では、なかなか人気で空いていることが少ないとのことだったのですが、やはり私たちが行ったときにはすでにすべて埋まっていました。デッキチェアはたくさん用意されていることもあって、ほとんどが空いていました。デッキチェアに座ると、冷たい水を持ってきてくれます。ただ朝早いこともあって、スタッフの数が足りていないようで、でてくるまでに時間がかかりました。コンラッドはヒルトン系の最上級ブランドということになっていますが、この辺り、高級ブランドになりきれていないようです。スタッフのフレンドリーさについても、バリハイアットの方が良かったぐらいでした。
バレはのんびりするには最適です
プールは充実しています
コンラッドの特徴の一つがプールで、メインプールの他に、ホテルを取り囲むようにかなり大きなプールがあります。このプールの一部は砂浜になっていて、子供たちの遊び場になっています。ホテルの一階の一部の部屋は、プールアクセスになっていて、少し値段が高いようです。どちらのプールもあまり深くはありません。なぜかメインプールの水温は相当に暖かくなっていました。メインプールはインフィニティプールということになっていますが、普通のプールの一部の端から水があふれているだけなので、ほとんど意味なしだと思いました。やっぱりインフィニティプールというからには、リッツカールトンなどのように段差があって見晴らしが良くなっていないと。
ひと泳ぎして、バレに行ってみると、ちょうど使い終わった人がいて、ラッキーにもバレを使うことが出来ました。確かにデッキチェアと違って、日よけも大きいし、荷物を広げてごろんとできるので快適です。ただ南東からの風が常に吹いていてちょっと寒いぐらいでした。せっかくなので、昼食はバレでナシゴレンを注文して食べることにしました。なかなかおいしかったです。
クラブラウンジでは、午後2:30からアフタヌーンティの時間で、飲み物と軽食が食べられるということで、行ってみることにしました。クラブラウンジはクラブ棟にあって、クラブ棟のバレからは歩いてすぐです。いろいろなおつまみが置いてあったのですが、サーモンのサンドイッチと、マンゴーとパッションフルーツのデザートは秀逸の美味しさです。これなら昼食がいらないかも??午後5:30からのカクテルパーティの時間にも行ってみましたが、アルコール類も無料で飲めます。さらにいろいろなつまみが置いてあって、どれもこれも美味しいではないですか!しかも、スタッフの対応もかなりフレンドリーで、空いた皿もすぐに下げてくれます。スタッフの対応は、クラブラウンジとその他ではちょっと違うような気がしました。これなら夕食がいらないかもとも思いましたが、この日はブンブバリに予約をいれていたので、あまり食べないようにしておきました。
ブンブバリのバリダンス
週に二回ほどブンブバリではバリダンスがあるということで、その日にあわせて予約をいれておいたのです。コンラッドからブンブバリまでは、そんなに遠くはないのですが送迎してもらいました。道に歩道がないので歩くとちょっと危ないと思います。ブンブバリは、美味しいと評判の店らしく、ほとんどの席は埋まっていました。クラブラウンジで食べ過ぎていたため、注文はスープとナシゴレンのみにしておきました。ナシゴレンの味は辛めで、評判ほどは美味しいと思えませんでした。もちろんまずくはなくて、確かに美味しいとは思いますが、コンラッドのナシゴレンも美味しかったし、評判になるほど美味しいとは思えなく...でもバリダンスはなかなかでした。私はこの不思議な音楽とダンスはとても気に入っているので、とりあえず満足です。