Hawaii

2013年9月に行ったハワイ島の旅行記です。宿泊先はマウナラニ・ベイ・リゾートです。一日だけダイビングをしてナイトマンタにも参加してきました。

旅行前

2008年に行ったハワイ島の旅行がとても良かったので、再びハワイに行くことにしました。昨年に行ったオアフ島も良かったのですが、なんといってもハワイ島ではナイトマンタがみれます。2008年のときにはシュノーケリングメインで、ダイビングはナイトマンタのみだったのですが、今回は2ボートダイビングもやってみることにしました。

利用したのは羽田発のハワイアン航空です。ハワイアン航空は日本からの便はエコノミークラスでも23kgの荷物を二つまでOKなので、荷物の重量は気にせずにすみます(乗り継ぎのオアフ島からハワイ島までも同じ条件です)。

1日目

ハワイ島までの直行便はないので、まずはオアフ島に行きます。ハワイアン航空の羽田発ホノルル行きのフライトは23:55出発なので仕事を終えた後でも十分に間に合います。

羽田からホノルル空港までは約7時間です。機内のビデオは、オンデマンドで日本の映画も、日本語吹き替えの映画もかなり充実していますが、見てしまうと徹夜明けでハワイに到着することになってしまうので、とにかく寝ます。

Food1
離陸後しばらくして出る軽食
Food2
羽田 - ホノルル間の食事。到着前に出ます。

ホノルルに到着後、入国審査を受けます。次に預けた荷物を一度受け取って税関審査を受けます。アメリカはESTAを導入しているので、入国書類を書く必要はありませんが、税関審査用の紙には記入が必要です。税関通過後すぐのところに荷物を預けるところがあったのですが、ハワイ島行きは別の場所で預けるように言われました。

税関を通過して外に出たところでハワイ島行きの国内線のカウンタに行かなければならないのですが、案内が見つからずどこに行けばいいのかわかりません。JTBやHISなどは現地スタッフが案内していたのようなのですが、私達が利用した旅行会社はそこまで用意出来ていないようでした。案内の看板がないかと探していると、他の旅行会社のスタッフが、どこに行けばいいのか教えてくれました。

教えてもらった場所に行ってみたのですが、ハワイアン航空のチェックインカウンターは国際便用と書かれていて、国内線のカウンタがどこにあるのか案内がありません。サービスカウンタに行くと、そこで搭乗券を発券してくれました。本来であれば、羽田でチェックインしたときに、ハワイ島までの搭乗券が発券されるはずだと思うのですが、現地に行かないと席が確定できないということで、ホノルルで再度チェックインするように言われていたのです。その後、Baggage Dropで荷物を預けます。

オアフ島からハワイ島までは1時間かからないぐらいで到着します。前回同様に滞在中はレンタカーを利用することにしたので、荷物を受け取ったあと、レンタカーの送迎バスの乗り場に向かいます。しかしながら、かなり広い場所が乗り場になっていて、具体的にどこにバスが停車するのか書いてありません。他のレンタカーのスタッフがいたので、聞いてみましたが、その辺りという答えしか帰ってきませんでした。

なんとなく皆がいるところで待っていると、送迎バスが来たのですが、少し離れたところに停車したため、皆一斉に移動する羽目になりました。並びの順番もすべてリセットです。

Road
とても見晴らしがいいです

ハワイは日本の免許証でレンタカーを借りることが出来ます。問題は日本と違って右側通行ということです。以前にある旅行者から右とか左とかは考えずに常に「運転席が道路の中央になるように走る」というアドバイスを受けたことがあり、このアドバイスはかなり有効なのでお勧めです。ただ油断するとついつい逆方向を走ってしまうので(私も一回逆方向に走ってしまいました)、常に注意し続ける必要があります。

空港から今回の滞在先マウナラニ・ベイ・リゾートまでは約30分です。日本人スタッフがいて、チェックインの際には日本語で説明がありました。以前は駐車場が無料だったのですが、最近になって一泊$18かかるようになったとのことです。

部屋はオーシャンビューのツインルームで、ベランダに出ると海が見えました。ツインといっても、一つ一つがセミダブルぐらいの大きさがあって寝やすいです。

Room1
部屋は広めです
Room2
ベランダに出ると右手に海が見えます

部屋に荷物を置いた後、早速プールサイドに行ってのんびりしました。夕方に近くなっていたこともあってか、ゲストもほとんどいませんでした。夕方ぐらいにスタッフがトーチに火を付けて回ります。ところどころでホラ貝を吹きます。

Pool1
プールでのんびり
Pool2
ホラ貝を吹いています

天気も良くて日没がキレイでした。ホテルに戻るとロビーで生演奏をしていました。

Sunset
キレイな夕日
music
生演奏

夕食はホテル内のレストラン、カヌーハウスに行くことにしました。刺し身とポークリブをオーダしたのですが、ポークリブについては二人分に取り分けてくれました。いずれも美味しかったです。オープンエアの席だったのですが、空に雲がないようで、見上げると星が見えます。

Food3
刺し身です。ハワイ風になっていて美味しいです。
Food4
凄い柔らかい肉でした。これで半分です。

夕食後はビーチを散歩しながら部屋に戻りました。マウナラニ・ベイ・リゾートは現在、部分的に改修をしているらしく、ビーチフロントの部屋はすべて真っ暗になっていて誰も宿泊していませんでした。プールも10月上旬から12月上旬まではクローズとなるようです(ホテルのHP)。

明日はダイビングです。

2日目

今回のダイビングでは、ブリーズハワイを利用しました。マウナラニまでは送迎してくれないので、レンタカーが必須です。2008年にマウナラニに滞在したときには、朝コーヒーを無料で配っていたので、ダイビングに出発する前にもらおうと思って探したのですが、配っている場所が見つかりません。スタッフに聞いてみると、そのサービスはなくなったとのことでした。しかたないので、同じ地区にあるショップス・アット・マウナラニにあるコーヒーショップで買って行きました。

桟橋に集合ということだったのですが、無料駐車場は桟橋から少し離れたところにあるので、器材持参の場合には重い荷物を持って歩くことになります。器材だけ先に置いてから、駐車場に車を置きに行けばよかったかも?

Boart
ダイビングボート

駐車場の奥の方にベリーズハワイの看板があって、そこにショップの車が来ます。必要書類の記入などは駐車場で行うので、日焼け止めなどはあらかじめ塗っておいたほうがいいかもしれません。グローブは禁止されていませんが、シュノーケルは外しておくように言われました。

ポイントまでは15分ぐらいです。ボートには屋根は付いていますが、トイレは付いていませんでした。一本目のポイントはNaia Bayというところでした。さすがハワイ島、透明度が高いです。魚影はあまり濃くありませんが、他の地域で見たことがあるように見えて、実はハワイ固有種というハワイアンバイカラークロミスみたいな魚がいたりするので、気が抜けません。他には真っ黒なオオフエヤッコダイを見かけました。他の地域では見たことがありませんが、ハワイでは目撃例があるようです。

NEX-5 18-55mm
コガネチョウチョウウオのペア
NEX-5 18-55mm
マダラトビエイ
NEX-5 18-55mm
アカヒメジの群れ

水温28℃、47分のダイビングでした。しばらく船の上で休み...と思いきやエグジットして20分ぐらいしたところで次のダイビングの準備です。水面休息は1時間ぐらいとるところがほとんどだと思うのですが、ずいぶんと慌ただしいダイビングです。二本目のポイントはTurtle Heavenで、一本目のポイントのすぐ近くです。ポイント名からすると海ガメが見られそうですが、このダイビングでは見られませんでした。

NEX-5 18-55mm
ヨスジフエダイの群れ
NEX-5 18-55mm
チョウハンの群れ

二本潜ったところで港に戻りました。ダイビング後に熱いお茶がでましたが、すでに船が動いていたので、飲むのは大変でした。器材はナイトダイビングまで預かってくれるということで、シュノーケリングの道具だけもって車に戻ります。私達以外のゲストは皆、三本潜るようでした。

桟橋のあるカイルア・コナの地区にはいろいろな店が集まっています。ビーチ沿いにあるコナインレストランでランチを食べることにしました。ダイビング後のランチも、こんな洒落たレストランで食べられるのがハワイのいいところですね。

Food5
シュリンプカクテルとクラムチャウダー
Food6
バーガーは二皿に分けてくれました
Beach1
カハルウビーチパーク

ナイトダイビングまでは時間があったので、カイルア・コナから南に少し行ったところにあるカハルウビーチパークでシュノーケリングをしてみることにしました。

カハルウビーチパークは海水浴場になっていて監視員がいます。駐車場は無料で、シャワーもあります。

ビーチは白い砂ではなくて、どちらかというと灰色っぽい砂なので、キレイなビーチという感じではないのですが、海そのものの透明度はハワイだけに良いです。このときは、特に左側の方の海が透明度抜群でした。ナガニザの群れや、かなり大きなオスジクロハギなどいろいろと見られます。ハワイ固有種のミレットシードバタフライフィッシュも見られました。餌付けされているのか、かなり近くを通過していきます。

夕方にカイルア・コナに再び戻って、夕食を食べてナイトマンタに参加するために再び桟橋に行きました。2008年に参加したときと少し違っていて、今回は水中ライトはスタッフが用意するということで不要ですと言われました。

前回(2008年)は北のポイントだったのですが、今回は南のポイントでした。どこかのホテルの目の前ぐらいです。すでにシュノーケリングのボートが来ていて、強力なライトで水面を照らしています。この光に集まるプランクトン目当てにマンタも集まってくるというわけです(ダイバーとシュノーケラーも集まってくるわけですね)。

すでにかなりの数のシュノーケラーが海に入っていました。こちらのボートにも二人のシュノーケラーが乗っていて、先にエントリーしました。

ボートの方は、少し離れたところにアンカリングして、そこからマンタが集まっているところに行きます。途中ライトを付けるのは禁止でした。マンタが集まっているところまで来ると、ガイドが5~6個のライトを束にして岩の上に置きます。私達はその岩の周りでマンタを待ちます。
※足元にはたくさんのウニが転がっていたので、着底する際には注意が必要です。

マンタはライトのスレスレを追加していくので、まさに目の前に突進してくるようなアングルで見ることが出来ました。マンタの宙返りも何度か見られました。アカヒメジがライトの上でヒゲをひたすら動かして餌を探しているのが面白いです。

NEX-5 16mm+ワイコン
強力なライトで照らされています
NEX-5 16mm+ワイコン
ライトめがけて突進してきます
NEX-5 16mm+ワイコン
まさに目の前です

ライトを照らしているのは私だけではないので、マンタもしばらくすると他のライトの方に行ってしまいます。しばらくしてガイドが場所を移動するということで、一緒にマンタの方に移動しました。再びガイドがライトを岩の上に置きます。この繰り返しだったのですが、マンタがけっこう移動するということで、最後の方ではライトを岩の上におかずに直接照らすようになりました。

NEX-5 16mm+ワイコン
後ろから通過していきます
NEX-5 16mm+ワイコン
ところどころに擦り傷が
NEX-5 16mm+ワイコン
目の前で旋回

ガイドが言うにはマンタは合計で7枚いたそうです。コガネアジやカスミアジも集まってきていたようです。ダイビングタイムは43分で、水深平均は8~9mでした。

エグジットしてみると、なんと豪雨になっていました。港で器材をまとめて、駐車場まで移動して、レンタカーでホテルに戻りました。

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