セレベスエクスプローラーのダイビング情報です。シパタンを中心に潜っています。
シパタンで潜れる唯一のクルーズ船です。一航海で3回はシパタンに行くようです。シパタンには停泊できないので、夜はマブールなどに停泊して、朝にシパタンに移動します。スピードボートほど速くはないので、早朝のダイビングはリゾートからのボートよりも遅い時間でした。
朝食前に1本、昼食前に2本、昼食後に1本と、夕食前にサンセットダイビングが1本と、合計5本が基本でした。シパタンに潜る場合は、4本がシパタンで1本はマブールに戻ってからでした。往復してかつ5本も潜るので、かなり慌ただしいです。そのかわり一週間の航海でうまくいけば25本ほど潜れます(到着日は2本、最終日は3本のみ)。さすがシパタンですね。
日本人スタッフはいませんが、スタッフは日本人ゲストには慣れているので特に問題はありませんでした。16名まで乗船できるようです。私たちの時にはゲストは14名で2グループに分けてのダイビングでした。本船からダイビングボートに乗り換えてポイントまで移動するわけですが、ボートが小さいため、最初のグループがまず移動して、その後戻ってきたボートにもう一方のグループが乗って移動するようになっていました。あまり効率は良くないようですが、狭い船内で準備するよりはいいかもしれません。
ウエットは干せるようになっています
ボートが小さいこともあって、BCはダイビング用のボートに置いたままとなりますが、フィンなどは毎回本船に持って帰る必要があります。クルーズ船の後ろがダイビング用のスペースになっていて、ウェットを干せるようになっています。カゴが用意されていて、フィンなどをしまうようになっています。シパタンはグローブ着用禁止にはなっていませんでした。
船は220Vでプラグ形式はモルジブと同じBF形式です。各部屋には日本のプラグ形式に変換するためのアダプタは用意されていませんが、食堂には日本のプラグ形式のコンセントが用意されていました。また本船後ろにあるカメラを置くスペースにも日本のプラグ形式のコンセントが用意されていました。
船の3Fのオープンスペースにはテーブルと椅子が置いてありました。デッキチェアはありませんが、マットがあるので寝ることも可能です。3Fのほとんどのスペースには屋根があるので日陰も十分にありました。のんびりするには良い場所だったのですが、何しろ一日に5本も潜るということもあって、あまりのんびりしている暇もありませんでしたが...
食堂 |
3Fのオープンスペース |
カメラ置き場 |
1Fの部屋はセミダブル+シングル 2Fの部屋はセミダブルのみ |
私たちの部屋は1Fの中央付近にある部屋でした。部屋は上がシングル、下がセミダブルベッドの二段ベッドになっています。2Fにも部屋がありますが、そちらはセミダブルのみとなっています。鏡台とクローゼットがありますが、収納場所はあまりありません。冷蔵庫は部屋にはないですが、2Fの食堂の冷蔵庫を使うことができます。
エアコンは温度設定もできて便利でした。ちみに、写真の右下に少し見えている緑と赤のボタンがあるのはエアコンの元電源です。セレベスはときおり瞬間的な停電があるのですが、そのときにエアコンの元電源が切れるので、電源復帰後には再度緑色のボタンをおして元電源をONにする必要があります。
シャワー、トイレと洗面台は各部屋に設置されています。シャワーは部屋ごとに電気でお湯を作るようになっていて、お湯の量と温度ともに十分でした。混んでいる様な時間帯でも湯温も安定していて使いやすかったです。セレベスには海水を水に変換する装置がなく、搭載している水がなくなると断水になってしまうので、節水にはかなり気を使います。
洗面所には換気扇が付いているので、湿気がこもらなくて便利でした。難点は、船が移動している間はトイレの水が流れなくなることでした。アメニティは石鹸のみ用意されていました。
タオルは白い部屋用のタオルと、色のついたタオルの二組が用意されていました。白いタオルは部屋専用で、ダイビングなど外で使う場合には、色のついたタオルを使うことになっています。色のついたタオルは吸水性が全くなく、使い勝手はあまりよくありませんでした。タオルについては、二日に一度交換が入ります。
鏡台があります |
エアコンは家庭用のものが使われています |
洗面台の引き出しにドライヤーがありました |
クローゼット |
洗面台 |
電気式なので安定してます |
ウォーターサーバーと冷蔵庫 |
バイキング方式で、フルーツなども含めて5~6種類ぐらい用意されていました。シェフが途中で変わったのですが、後半の方が料理は美味しかったです。ダイビング後に食事となっているため、特に鐘が鳴ったりということはありませんでした。
ウォーターサーバーが用意されているので、水はいつでも飲めますがCOLDもHOTも室温と同じ温度の水がでてきます。船内販売のビールなどが入れてある冷蔵庫に、個人のペットボトルなども置かせてもらえるので、ウォーターサーバーの水を入れたペットボトルを冷やしておくことはできました。
ある日の朝食 |
昼食 |
夕食。別に魚料理が用意されることも |
紅茶やクッキーなどが常に用意されていました。四本目のダイビングの後にはおやつが用意されていました。バナナも食堂に吊るされていました。
紅茶などは常に飲めます |
ある日のおやつ(バナナ揚げ) |
クッキーなど |
ダイビング用のボート |
ポイントまでは小型のボートで向かいます。トイレ等もなく、ほんとにポイントまでの移動のみです。中は広くありませんが、2グループに分かれて移動するため、とりあえずなんとかなりました。カメラ置き場などもありませんが、カメラをいれておくカゴは用意されていました。すぐに到着するので、ウエット等は本船ですべて着た上でボートに乗り込みます。
エントリーは後方の両側からジャイアントエントリーでした。
セレベスエクスプローラーには日本語のHPがあります。