Canon PowerShot G15による水中撮影の作例です。焦点距離は35mm換算です。撮影はすべてRAWで、付属ソフトのDPPでTIFFに変換した後、縮小(100%表示の画像はクロップ)してJPEG保存しています。DPPでは特に調整は行なっていません。

※露出補正については撮影中にをいろいろと調整したこともあって、写真ごとにバラバラの値になっています(最適な値を見極めているわけではなくて、いろいろと試してみただけです...)

作例1

28mm F2.8 ISO200 1/320 内蔵ストロボ
撮影地:ラジャアンパット

内蔵ストロボでの撮影です。Pモード、ISO感度はオートでの撮影です。露出補正についてはマイナスに設定しすぎだったようです。

露出補正 -1 1/3
ストロボ調光補正 -1

G10ではオートの場合1/60で撮影されることが多かったような気がするのですが、G15ではISO感度を上げて、シャッター速度を上げてくれる(ブレが少なくなる)印象を受けました。
※特に検証は行なっていません。


上の写真の中央部付近の100%(等倍)表示です。

等倍で見ても問題がない写りではないでしょうか?

作例2

28mm F2.8 ISO80 1/200 INON D2000
撮影地:ラジャアンパット

外部ストロボ INON D2000を使っての撮影です。画面中にかなり明るい部分が入っていますが、特に破綻はしていないと思います。コントラストが低めですが、後で調整することは可能でしょう。

露出補正 -1/3
ストロボ調光補正 -1


上の写真の中央部付近の100%(等倍)表示です。

目の部分はちょっとブレているようです。

作例3

95mm F2.8 ISO80 1/200 INON D2000
撮影地:ラジャアンパット

マクロモードでの撮影です。G10を使っていたときは、マクロモードでもズームするとピントが合う確率がかなり下がった覚えがあるのですが、G15は110mmぐらいまでは良く合焦してくれるようになった気がします。

ズームしてもF2.8以下ということで、ISO80でも1/200で撮影できました。明るいレンズは使いやすいと思います。

露出補正 -1/3
ストロボ調光補正 -1


上の写真の中央部付近の100%(等倍)表示です。

シャッタースピードが稼げると、ブレも抑えられますね。

作例4

100mm F2.8 ISO500 1/60 INON D2000
撮影地:ラジャアンパット

ISO500での作例です。この写真そのものは、ピントが合っていませんが、高感度でのノイズの具合の参考になればと思います。

露出補正 -2/3
ストロボ調光補正 0


上の写真の中央部付近の100%(等倍)表示です。

ISO500ともなると、色ノイズが発生して粗くなってくるのと、ノイズリダクションでベッタリしてくるようです。
※ボケているのはピントがあっていないためで、ノイズとは無関係です。

作例5

140mm F3.5 ISO80 1/60 INON D2000
撮影地:ラジャアンパット

INON M67レンズアダプターベースDC48 + クローズアップレンズ「UCL-165M67」の作例です。

接近して撮影できるようになるのでピグミーシーホースもかなり大きく写せます。ただピントがあう範囲が狭く、また少し離れてもピントが合わなくなるので、撮影はなかなか難しいです。この写真も少しピントがずれています。

露出補正 -1/3
ストロボ調光補正 0

使用したカメラ