アカシュモクザメ | 和名 |
Sphyrna lewini (Griffith & Smith, 1834) | 学名 |
Scalloped hammerhead | 英名 |
メジロザメ目 - シュモクザメ科 - シュモクザメ属 | 分類 |
全海域 | 分布 |
全長 | |
分布上は世界中で見られることになっていますが、実際にダイビング中に見かけることはほとんどありません。近くで見られるところは限られますが、日本では沖縄の与那国や、伊豆の神子元が良く見られるポイントとして有名です。
低めの水温を好むようで、水温が高い地域では50mなどの相当に深いところにいることもあります。水温が低くなってくると浅いところにくるようです。
どちらかというと危険な種とされています。ときおり海水浴場に現れて、海水浴場が閉鎖されてしまうこともありますが、ダイビングではハンマーが見られるようになると、多くのダイバーがダイビングポイントに集まります。ただし警戒心が強く、近づこうとするとすぐに逃げてしまいます。絶滅の恐れがあるサメとされていて、ICUNのレッドリストになっています。
魚なのに胎生で、子宮内で成長します。しかも胎盤を通じて栄養供給まで受けます。つまりいわゆるへその緒があります(ただし哺乳類のように母体が胎盤をつくるわけではないです)。
最大で4mぐらいになります。シュモクザメには他にもヒラシュモクザメなどがいますが、この種は頭の部分がでこぼこになっているところから区別できます。