ハタタテダイ
和名
Heniochus acuminatus (Linnaeus, 1758)
学名
Long-Fin bannerfish, Pennant coralfish
英名
スズキ目 - チョウチョウウオ科 - ハタタテダイ属
分類
インド洋、中・西部太平洋
分布
全長
拡大写真
Sony α6000
撮影地:ティケハウ(タヒチ)

拡大写真
Sony α6000
撮影地:ブスアンガ(フィリピン)


ダイビングで見かける定番のチョウチョウウオで、小さな群れを作っていることが多いです。
ムレハタタテダイと瓜二つです。それもそのはず、以前は同一の種として扱われていました。違いとしては、こちらは背鰭の棘が11本で、ムレハタタテダイの方は12本なのですが、ダイビング中はもちろん、こうして写真にとっても数えられるようなものではありません。名前からすると、ムレハタタテダイは群れを作って、こちらは単独で見られそうに思えますが、ハタタテダイも群れをつくることがあります。ダイビング中での見分け方は、数匹で珊瑚礁や岩の周りにいたらハタタテダイ。珊瑚礁外部に群れを作って中層を泳いでいたらムレハタタテダイとした方が簡単なようです。あとは、ハタタテダイの方が吻が少し尖がっています。
他の区別方法としては、尻ビレの先端に黒い帯が達しているかどうかというのもあります。またハタタテダイはこの部分が下に少し尖っています。図の赤丸部分に違いがあるのがわかると思います。
バリではマンボウが現れると、群れで近寄っていってクリーニングをします。
中央の写真は幼魚のものです。