イロブダイ
和名
Cetoscarus ocellatus (Valenciennes, 1840)
学名
Spotted parrotfish
英名
スズキ目 - ブダイ科 - イロブダイ属
分類
インド洋、中・西部太平洋
分布
全長
拡大写真
Nikon 1 J1
撮影地:ランギロア(タヒチ)

拡大写真
Nikon 1 J1
撮影地:ランギロア(タヒチ)

拡大写真
Sony α6000
撮影地:パラオ(パラオ)
ブダイの仲間はダイバーにはあまり人気がありませんが、このイロブダイだけは例外で幼魚(下の写真)がかわいいことで有名です。成長段階で色彩をかなり変えることが知られています。
上の写真はオスのもので、真ん中の写真はメスのものです。メスは腹側のウロコに黒い斑点があるのが特徴です。
ランギロアではちょうと産卵のシーンを見かけることが出来ました。オスとメスのペアが、寄り添った状態でしばらく珊瑚の周りを泳いだ後、中層に上昇してパッと離れたところで産卵を行います。
これまでCetoscarus bicolorが学名とされてきましたが、C.bicolorは紅海の固有種という説が2005年に出され、現在はイロブダイの学名は、Cetoscarus ocellatusとなっています。