(インディアンライアテールバスレット) | 和名 |
Pseudanthias squamipinnis (Peters, 1855) | 学名 |
Indian Lyretail Basslet, Sea goldie, Threadfin red bass | 英名 |
スズキ目 - ハタ科 - ナガハナダイ属 | 分類 |
インド洋、紅海、中・西部太平洋 | 分布 |
全長 | |
キンギョハナダイは日本固有種で、その他の地域で見られるものは別種ということのようです。ダイビングでのブリーフィングなどでは、すべてキンギョハナダイと説明していることがほとんどで、この区別をしているガイドを見たことがありません。
浅いところの珊瑚礁のまわりにおおきな群れを作っていることが多いです。モルジブのダイビングでは良く見かける普通種です。南国の珊瑚礁に色のきれいな魚がたくさんいるというような構図の写真にはぴったりの魚といえると思います。この大量にいるということを利用した魚もいて、例えばハナダイギンポはこの群れに混じって身を隠します。
写真はメスのもので、群れはほとんどこのメスです。ときおり下の写真のようなオスを見かけます。群れの中の最も大きなメスがオスに性転換するのだとか。
キンギョハナダイとメスはほとんど区別できませんが、オスはキンギョハナダイの方が一回りは大きく、背ビレ後端に黒い部分があるなど、模様にも違いがあります。
サイトによっては、モルジブなどで見られるものと、インドネシアやフィリピンなどで見られるものを区別しているところもあるようですが、Fishbaseではインドネシアやフィリピンで見られる種(インドネシアンライアテールバスレット)を別種として扱っていないようなので、ここでも別の種とはしていません。