タイワンカマス
和名
Sphyraena obtusata Cuvier, 1829
学名
Yellowtail barracuda
英名
スズキ目 - カマス科 - カマス属
分類
インド洋、紅海、中・西部太平洋
分布
全長
拡大写真
Sony NEX-5
撮影地:ニャチャン(ベトナム)

Nikon NIKONOS V
撮影地:サムイ&タオ(タイ)
小さめのカマスで群れで見かけることが多いです。
頭から尾ビレにかけて二本の線(中央の黒い線と、背中側の薄い黄色の線)があるのが特徴です。尾ビレも黄色味がかっています。
さらに背中側に、背中から腹の方向へ、うっすらと縞模様があるのも特徴です。
2005年にタイワンカマス種群の見直しが行われ、ダルマカマスがアカカマスと同一とされ、イブリカマスという、タイワンカマスと外観がよく似た新種が追加されています。
アカカマスは頭から尾ビレにかけての線が一本ということになっています。イブリカマスはタイワンカマスと同じく線が二本の線ですが、日本近海でのみ見つかっているようなので、海外で見た場合にはタイワンカマスと考えて良さそうです。
タイワンカマスの学名はFishbaseなどではS.flavicaudaとなっているのですが、2005年の再検討の際にはS.obtusataとされています。ここでは2005年の再検討で記載されている学名を使用しています。