オニダルマオコゼ | 和名 |
Synanceia verrucosa Bloch & Schneider, 1801 | 学名 |
Stonefish | 英名 |
カサゴ目 - オニオコゼ科 - オニダルマオコゼ属 | 分類 |
インド洋、紅海、中・西部太平洋 | 分布 |
全長 | |
隠れている自信があるのか、近づいても全く逃げません。
2010年に沖縄でダイビングインストラクターが浅瀬で気づかずに踏んでしまったことから死亡する事故がニュースになりました。背ビレの棘が毒腺とつながっており、踏むととても危険です。オコゼの仲間はいずれも毒腺をもっていますが、オニダルマオコゼは特に毒性が強いようです。
オニダルマオコゼから襲ってくることはありませんが、気づかずに踏んでしまうもしくは触ってしまう危険性があります。ダイビングでは不用意に岩だと思って掴んだら、オニダルマオコゼだったという可能性もあるため、岩などを手でつかむ場合には注意が必要です。特に流れが急なときには、手元をみる余裕がなくなることがありますが、それでも注意することが必要です。
シュノーケリングの場合、浅瀬のリーフなどを歩いたりする場合、そのリーフに潜んでいるところ踏む危険性があります。以前に沖縄で干潮で海が引いた時に、浅瀬のリーフを歩いて沖の方に行こうとした時に、ガイドに注意されたことがあります。自然保護の観点からも歩くべきではありませんが、もしオニダルマオコゼが潜んでいたりすると簡単に靴底を貫通してしまうので非常に危険とのことでした。
海水浴場にいることはないと思いますが、浅瀬のリーフの上を歩くような場合には厳重な注意が必要です。