2007年8月に行ったモルジブの旅行記 Part3 です。
今日も快晴
ダイビング三日目の一本目はNelivaruでした。大きな根のあるポイントで、マンタポイントだったのですが、マンタはでませんでした。最後の方で、小魚にアタックするカスミアジ、ロウニンアジ、イソマグロを見ました。イソマグロはなかなか近づいてくれません。
二本目はKihaadhoo Thilaでした。こちらも大きな根で、一周するとけっこう大変と聞いていたのですが、泳いでも泳いでも目立った魚には出会えず、結局一周してしまいました。大きな群れが根から少し離れたところにいるようなのですが、透明度が良くないのでほとんど見えません。
戻ってきてから翌日のダイビングの予約をしたのですが、明日はどちらもマンタポイントではないということだったので、キャンセルして無人島ピクニックの予約に変更しました。無人島は周囲に4つあって、どれかを選ぶことが出来ます。シュノーケルをするならThiladhooがお勧めということだったので、Thiladhooで予約しました。無人島ピクニックはレセプションで予約するとランチつきですが、ウオータセンターで予約するとランチなしを選ぶことが出来ます。
最初にウオータセンタに行ったところ、Dandhoo以外は予約が入っていて、いけないという説明だったのですが、レセプションに確認するとすべてOKとの返事が。またクーラボックスの予約はレセプションでやってくれとのことだったのですが、レセプションに聞いてみるとそんなはずはないという返事。このあたり、最後まで話しがかみ合っていませんでした。
キャンドルライトディナーでは焚き火がたかれます
この日はキャンドルライトディナーでした。これはリピータ、ハネムーンもしくは結婚記念日が滞在中であれば、無料で受けられます。毎日、五組ぐらい参加していたので、かなりリピート率が高いのではないでしょうか?キャンドルライトディナーはコース料理になっていて、あらかじめ種類を選んでおく必要があります。二人で違うコースにしてもOKだったので、シーフードとミートでオーダしておきました。味の方はまぁまぁといった感じでした。量は結構あります。料理がでてくるのに、時間がかかるので、19:30からスタートして、終わったのは21時過ぎぐらいでした。
とてもきれいな、無人島のビーチ
この日はダイビングはせずに、午前中に無人島に行きました。事前の旅行記でボートが水没するという話を聞いていたので、どきどきしていたのですが、このときはカタマランでした。Dandhooにはパラソルがあることがわかっていたので、Thiladhooも当然あるものと思っていたら、カタマランに乗った後に実はないといわれびっくり!行ってみると木陰があったので、なんとかなりましたが。デッキチェアと網の椅子が置いてありました。
到着した直後に、わずかに雨が降りましたがその後は快晴に戻りました。無人島だけでなく、リーティはとてもきれいな島で、いろいろと写真にとりたくなるような場所があります。まさに南国の楽園という感じです。
ムレハタタテダイだらけです
早速、シュノーケリングをしてみるとドロップオフ付近には多くの魚がいます。デッキチェアがあった場所のちょうど反対側あたりまで差し掛かったときに、流れが逆向きで波も高くて非常に進みにくくなりました。なんとかがんばってリーフ先端付近までいくと、なんとムレハタダイの群れがいました。どこまでにムレハタダイという感じで、しかもシュノーケラーのすぐ近くで泳いでいます。モルジブはほんとに魚影が濃いですね。シュノーケルでこんなシーンがみれるのですからたいしたものです。その後、さらに泳いで、最終的には島を一周しましたが、ちょっと距離があるのでお勧めは出来ません。一周するのに一時間以上はかかりました。
夕方に、シュノーケラー・マーク一家の海と島の旅日記のマークさん一家とお会いしました。ちょうどマークさんたちもリーティに来てらっしゃったのです。ハッピーアワーで飲み物を飲みながら、いろいろなお話を聞かせていただきました。マークさん達は、とても感じのよいご家族で、おかげで楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。
きれいな海と空でした
いよいよ最終日。この日も晴天です。雨季なのに全日程晴れというのはかなり運が良かったと思います。GWのサムイ島はベストシーズンだったのに、最終日以外は雨でしたから、天候はほんとに運ですね。そして、旅の印象も天気によってかなり違ったものになるのも事実。今回の旅行は、かなり印象が良かったのですが、それもこの天気のおかげかもしれません。(逆にサムイ島はもうしばらくはいいやという気になりました)
リーティでは、次にチェックインの予定がない場合には、無料でレイトチェックアウトに対応してくれます。私達のときにも、飛行機の出発15分前まで部屋が使えて大変助かりました。デッキチェアでのんびりしながら、シュノーケルなどをして楽しみました。
最終日は昼食がつかないので、桟橋にあるカフェレストランで食べました。料理はメインレストランから運ぶので、オーダしてから料理が届くまで少し時間がかかりました。
ここでお気に入りのバージンピナコラダを注文したところ、他のバーとはかなり違うものがでてきました。どうやら単にココナッツドリンクとパイナップルジュースを混ぜただけのようでした。他のバーではカットしたパイナップルを使っていたのに。しかもなぜか値段が高い...
マーレまでの水上飛行機は予定より1時間遅れての出発となりました。まぁマーレで時間を過ごすよりは、リゾートで過ごす方がいいですよね。
成田への帰りは直行便で、定刻どおり出発しました。マーレの空港の5番ゲートからの出発だったのですが、ボーディングを開始してから、まずは別部屋で待機することになります。この部屋が非常に寒かったです。冷房の効きが良すぎです。南国ということで薄着だったので、待っている間に風邪を引きそうでした。みなさん気をつけてくださいね。ボーディング時に荷物のチェックを受けますが、ここまでは飲み物を持ち込めます。飛行機に乗ってからはずっと寝て日本に帰ってきました。
リーティは、スタンダードクラスの値段ですが、部屋も広し、デラックスならデッキチェア(しかもマットつき!)とパラソルもあるので非常に良いです。海もきれいで、絵になる風景が広がっています。ダイビングはいま一歩でしたが、とても満足のいく旅行でした。ただこの満足も晴天続きだったおかげなのかもしれません。天気って重要ですよね。