Langkawi

2012年11月に行ったフォーシーズンズランカウイ(マレーシア)の旅行記です。短い日程で行けるリゾートです。のんびりするには最適です。

短い日程の旅行だったので、ダイビングはしませんでした。

情報
旅行前

週末の休み+有給休暇1日程度の短い日程で行けるリゾートを探していたのですが、マレーシアのランカウイ島であれば成田空港発着にもかかわらず、夜発&朝帰国のため3日の休みで5日間の旅行が楽しめるというツアー案内を見つけました。ランカウイ島は高級リゾートホテルがありながらも、自然がかなり残っているようで、のんびりするには良さそうです。

ホテルについてはザ・ダダイにするかフォーシーズンズにするかで迷いました。食事はザ・ダダイの方がよさそうだったのですが、フォーシーズンズの方がプライベート感覚で使えるプールがあるということと、ビーチがキレイということでフォーシーズンズランカウイに宿泊することにしました。

1日目 & 2日目

今回、利用した航空会社はマレーシア航空です。まずクアラルンプールまで夜便で行って、ランカウイ島へは朝発の国内線で向かいます。夜発の成田-クアラルンプールは月火木土の週4便なので、週末を利用する場合には木曜日発ということになります。成田出発は22:05で、その日の最後の便でした。空港内も空いていますが、そのかわりレストランなど20時以降は閉まってしまう店も増えてきます。

離陸してしばらくして夕食がでます。クアラルンプールまでは7時間ぐらいかかるので、十分寝られるかなと思ったのですが、クアラルンプール到着4:40の1時間ちょっと前ぐらいに朝食で起こされるので、やっぱりかなり眠いです。朝食はおにぎりでしたが、あまり美味しくありませんでした。

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成田 - クアラルンプール間の夕食
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成田 - クアラルンプール間の朝食

クアラルンプールで国内線に乗り換えます。乗り換え方法についてはM-styleのサイトが参考になります。エアロトレインでメインターミナルに移動したら、入国審査場の案内に従うのではなくて、国内線乗り換えの案内に従うとわかりやすいと思います。エアロトレインで降りた後は、入国審査の方に行く人が多いのでつられていかないようにする必要があります。入国審査場に行かずに国内線乗り換えの方に進んでしまって大丈夫なのかな?と思いながら進むと、ちゃんと途中に入国審査場と 持ち物検査があります。マレーシアは入国カードは不要なので、用紙にいろいろと書く必要がなくて楽です。ただし指紋はとられます。国内線の持ち物検査場はペットボトルの水はOKでした。

空いていたこともあって、国際線ターミナルから、国内線のゲートまでは15分ぐらいで到着しました。余裕を見て搭乗開始30分前にゲートに行ってみたのですが、まだ待合室には入れず、通路で待つことになりました。国内線待合室ではWiFiは3時間まで無料で使えました。

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ランカウイ島に到着です

クアラルンプールからランカウイ島までは1時間程度で到着します。 途中、ナッツとジュースが出ました。

ランカウイ島に到着後、現地スタッフによる送迎でホテルに向かいます。空港では雨が降っていなかったのですが、途中からスコールのような土砂降りの雨になりました。到着した日から、こんな天気では...と思っていると、しばらく走ったところで雨は止んでいて、ホテルに到着した頃には、すっかり晴れていました。途中からは路面も乾いていたことを考えると、場所によって雨が降っていたり、晴れていたりするようです。車で40分ぐらい走っている間に、ここまで天気が異なるというのも驚きです。

途中でスーパーに寄ることが出来るということだったのですが、スーパーが閉まっていたためにそのままホテルに行く事になりました。

フォーシーズンズランカウイはエントランスから相当に凝った作りになっていて、まさに高級リゾートホテルといった雰囲気に溢れています。現地スタッフがチェックインの手続きをしてくれている間は、ロビーで休憩です。ロビーもまた、凝った作りになっています。

Loby
凝った作りのロビー
Drink
ウエルカムドリンクのジンジャーティー

カートで部屋へ向かいます。私達が予約したのは庭園内にあるメラリウカ・パビリオンです。4部屋がひとつの建物になっています。二階の方が少し値段が高いです。他にビーチ・ビラがありますが、ビラはずっと高い値段です。

メラリウカ・パビリオンはリゾート内では一番安いですが、それでも部屋はフォーシーズンズだけあって、さすがに広いです。

Room1
メラリウカ・パビリオン
Room2
部屋はとても広いです
Room3
洗面台のシンクはちゃんと二つあります。
Room4
庭園が見えます

部屋ではWiFiが一台目は無料で使用できますが、二台目以降は有料となります。この手の広い部屋のリゾートの場合、どこにライトのスイッチがあるのか探すことが多いのですが、ここはリモコンになっていて便利でした。アメニティはすべて揃っていて、さらにコーヒーメーカ、湯沸かし器、ドライヤー、虫除けからアイロンまで、ほとんどの物は用意されています。

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このリモコンで、ほとんどのライトをON・OFFします
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コーヒーメーカなど

部屋にはウエルカムフルーツではなくて、パンとデザート、ジュースにビールが用意されていました。ビールが日本のものだったあたりに、かなりの気配りを感じますね。

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パンが用意されていました
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デザートとビールも!

天気も良いようなので、早速プールに行って見ることにしました。フォーシーズンズランカウイにはプールが二つがありますが、まずはクワイエットプールに行って見ることにしました。クワイエットプールは大人専用のプールで、文字通りに静かに過ごせることが売りになっています。

インフィニティプールで、きれいなビーチが眺められるようになっています。ちょうど足がつくぐらいの深さでした。ここにはプライベートカバナと呼ばれる個室のようなデッキチェアが8つ用意されています。ちょうど空いていたので、プライベートカバナを利用することにしました。

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クワイエットプール
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プライベートカバナ

プライベートカバナは後ろはカーテンが閉じるようになっていますが、塀はさほど高くないので立ち上がれば隣は見えます。あまり高くにしても閉塞感がでてしまうので、このぐらいで良いのでしょう。

Pool3

スタッフはベルで呼び出すようになっています。デッキチェアに座ると、スタッフが水を持ってきて、タオルを引いてくれて...というほどサービスされるわけではなく、水についてはスタッフに持ってくるようにお願いし、タオルは自分で取りに行きました。もちろんお願いすれば水はすぐに持ってきてくれますし、対応も良かったです。

デッキチェア横のテーブルには携帯の使用禁止マークもあって、静かに使うようになっています。

しかしながら、なんと隣の欧米人らしきゲストが酒を飲んで、さらに隣のゲストと盛り上がっていたために、しばらくはかなり騒がしい状態が続きました。静かな...といっても、結局はゲスト次第ということなのかもしれません。

隣のゲストが帰ってからは、文字通り静かなプールになりました。見晴らしもいいし、のんびりするには最高のプールです。このプライベートカバナがあるからこそ、フォーシーズンズに宿泊することにしたのですが、そのかいはあったかなと思いました。

Beach
きれいなビーチ

せっかくなので海にも入って見ることにしました。珊瑚はほとんど無いようで、岩などもなくビーチは裸足でも歩きやすいです。波は全く無いぐらいに穏やかです。見た目はとてもキレイなのですが、海中の透明度は良くなく、せいぜい1mぐらいしかなさそうです。すぐに深くなってしまうので、ほとんど沖にも行けません。

海の状況を示す旗が立っているのですが、この時は紫色でクラゲなどがいることを示すらしかったので、少し泳いですぐにプールに戻りました。

夕方になった頃にスコールがきたので、部屋に戻って風呂に入ることにしました。メラリウカ・パビリオンの1Fの風呂はオープンエア(屋根もなし)になっていて、かなり広いです。強力なジャグジーも付いていて、バスジェルを入れると大量の泡ができます。

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広い風呂
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泡々の風呂にできます
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シャワーブース

洗面台の上に、日本語でシャンプーなどのブレンドの内容が書かれたカードが置いてありました。どうやらオリジナルブレンドのようです。香りもなかなか良かったです。

シャワーブースは洗面所内にあって、頭上からシャワーを出すことが出来るようになっています。大理石で作ってあって、床がすべりやすいので、洗面所においてある滑り止めのマットを敷いて使いました。以前にモルジブのリゾートの、やはり総大理石のシャワーで滑ったことがあるので。

高級ホテルというと、部屋には使い切れないぐらいのタオルが用意されていたりすることがありますが、フォーシーズンズランカウイについては必要十分な量といったところで、使い切れないぐらいというわけではありませんでした。一日2回のタオル交換が入るので、特に問題はありませんでした。

フォーシーズンズランカウイにはレストランが4つありますが、この日はイタリアンレストランのSeraiに行く事にしました。案内には予約をしたほうがいいと書かれていたので、部屋の電話のSerai Restaurantと書かれたボタンを押すと、インビラダイニングに繋がってしまいました。電話に用意されている短縮ボタンはあてにならないようです。インビラダイニングの方で、Seraiレストランにつなげてくれたので、そのまま予約することができました。

レストランに行ってみると、ゲストは一組ぐらいしかいなくて、予約は必要なかったような感じでしたが、窓際の席は予約済みのようでした。パスタとリゾットの双方ともに、料理を持ってきたあとにブラックペッパーとチーズをふりかけてくれました。味の方はなかなか美味しく、私達にとっては十分に満足できました。

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トルッテリーニ
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リゾット

食後にホテルのエントランスに行って見ることにしました。到着時にも、ずいぶんと凝ったエントランスだなぁと思ったのですが、ライトアップされるとさらに凄いらしかったので、見てみたかったのです。

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車寄せの照明
Enter2
車寄せからの通路。この辺りは普通?
Enter3
つきあたりの壁面。凄すぎです。
Enter4
ロビーに向かう途中の通路です

さすが高級ホテルという感じですが、逆に人工的すぎて好みではないという人もいるかもしれませんね。

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