2013年GWに行ったランギロア(タヒチ)の旅行記です。ダイビングサービスはシックスパッセンジャーを利用しました。
久々にイルカに会いたくなり、タヒチのランギロアに行くことにしました。前回は2009年だったので、4年ぶりです。滞在先はいつもどおりのHOTEL KIA ORAです。HOTEL KIA ORAは2011年に1年以上の大改装を経てリニューアルオープンしているらしいのですが、どのように変わったのか興味があるところです。
ダイビングサービスはシックスパッセンジャーを利用しました。HOTEL KIA ORA内にあるダイビングサービスは、現在はトップダイブになっているのですが、以前にシックスパッセンジャーを利用した友人の評判が良かったので、次回こそは利用しようと思っていたのです。ちなみに以前にHOTEL KIA ORA内にあったダイビングサービスのブルードルフィンは無くなってしまったようですね。
成田からパペーテの国際線(エアータヒチヌイ)は、預け荷物として23kgをひとつまで無料としていますが、ダイビング用器材であれば追加で23kgまで無料で預けることができます(Cカードの提示が必要)。これだけあれば余裕と言いたいところですが、パペーテからランギロアまでは25kgを一つしか預けることが出来ないので(通常は20kgでCカード提示で+5kg)、結局はギリギリの重量になってしまいました。
大きくてきれいな画面です
エアータヒチヌイのTN77で成田からパペーテへ出発です。機内エンターテイメントは充実していて、ビデオはオンデマンドで液晶画面は大きくて見やすいです。
しかしながら11時間以上のフライトの後にパペーテには朝の8時過ぎに到着するので、機内で寝ておかないと徹夜明けのような状態になってしまいます。
そうは言っても中々寝れないのですが...
成田-パペーテ間の食事1
成田-パペーテ間の食事2
パペーテでランギロア行きの国内線に乗り換えです。ここで現地通貨に両替をしようと思っていたのですが、両替所がオープンしていません。自動両替機が本来なら動いているはずだったのですが、現地旅行会社のスタッフによると今日は故障しているらしいとのことでした。
そんなこともあろうかとスタッフの方でも両替を受け付けていて、1万円=9,000CFPへの両替が可能とのことでした。私達は、そこまでの現金を使う予定はなかったので、レートが悪くてもホテルで両替することにしました。
ランギロアへの国内線
前回の旅行では荷物の重量については少しオーバーしていてもOKだったのですが、一転してこの日はとても厳しく、預け荷物だけでなく手荷物の重量も計測していました。預け荷物は気をつけていたのでセーフだったのですが、手荷物については重量オーバで超過料金を払う必要がでてしまいました。
前回大丈夫だったから...と油断していてはいけないようですね。まぁ前回と言ってもすでに4年も経っているのですが。
ちなみに手荷物は3kgまでで、1kgオーバーあたり250CFPでした。支払いについてはカード払いが可能でした。
パペーテからランギロアまでは一時間ほどで到着します。食事やスナックなどは有料のようでした(サンドイッチが400CFPなど)。
ランギロアでの宿泊先はHOTEL KIA ORAで、部屋は前回と同じビーチバンガローでした。1年以上かけてリニューアルされたとのことでしたが、ビーチバンガローについては、以前とほとんど変わっていないようでした。
部屋はナチュラル的(?)な造りです
洗面所はダブルシンクです
アメニティです。
コンディショナーは別に用意されていました
冷蔵庫には水が二本入っていました
ペットボトルの水は、毎日二本づつ補充されます。以前はなかったと思うのですが、部屋で無線LANが使用できるようになっていました。
昼過ぎぐらいに到着したのですが、ゲストの中には午後からダイビングを開始している人もいたようです。気合入っていますね~。
私達はダイビングは明日からの予約になっていたので部屋でのんびり過ごしました。シュノーケリングもしてみましたが、ちらほらと魚を見かけるぐらいで、あまり多くはありません。それでもレストランの下にはシチセンスズメダイ、シマスズメダイやオニボラなどたくさんの魚がいました。ごく浅いところにはハワイアンフラッグテールの群れなどがみられます。
これまでの滞在では、ホテルのレストランで食事したことはあまりなかったのですが、今回は食事付きのプランだったので、朝食と夕食についてはホテルでの食事となりました。これまでほとんど利用していなかったのは、あまり料理が美味しくなかったからだったのですが、今回の滞在ではほとんどの料理は、とても美味しく感じられました。リニューアルして最も大きく変わったのは、料理の味が良くなったことなのではないでしょうか?
フォラグラのコンフィ
牛肉のカルパッチョ
帆立とマッシュルームのリゾット。
かなり美味しいです
牛肉のフィレ
前菜、メインと続いてデザートをメニューから選ぶことができます。
パンナコッタ
アイスクリーム
朝食はビュッフェ方式です。卵料理は別途注文できるようになっていました。ご飯、インスタント味噌汁や刺身などもありましたが、料理そのものはそんなに数はありませんでした。
左側はライスなどが入っていました
刺身、ハムやチーズなど
これでは何が用意されているのかわかりませんね(笑)
数として、このくらいの料理があるということで。
フルーツなど
写真には写っていませんが、パンなどはいろいろと用意されていました。味も美味しかったです。
30分ほどで朝食を食べて、ダイビングサービスの送迎で移動します。施設までは数分ぐらいで到着します。
シックスパッセンジャーの施設
大きなゾディアック。
他に小さなものも数隻ありました。
ダイバー5名にガイド1名で1グループで、合計3グループでした。私達はいつも大きいゾディアックでのダイビングで、このゾディアックには梯子がついていたので、エグジットは楽でした。
以前のランギロアのダイビングでは小さなゾディアックに2グループぐらいが乗って、カメラの置き場所もないような狭さだったのですが、この大きなゾディアックは広くて楽でした。
ブリーフィングは施設で行われます。日本人スタッフはいないので、英語でのブリーフィングです。ガイドも日本人には慣れているようで、挨拶などは日本語を使ったりします。ウォーターサーバーが用意されていて水や、コーヒー、紅茶などは自由に飲めるようになっていました。
ティプタパスのダイビングスポット
午前中に2本、午後に1本というダイビングスケジュールでしたが、すべて参加しているのは日本人ぐらいで、フランス人の多くは朝1本もぐって帰るとか、午前の2本目から参加するとか都合に合わせて調整しているようでした。
ダイビングのコースはカレントが環礁の内側から外側に流れるか(アウトゴーイング)、外側から内側に流れるか(インカミング)で変わります。
私達が潜った時にはアウトゴーイングでは、EolienneもしくはAngleでエントリーして、リーフ沿いを進みながらパスの中に少しだけ入るコースを取ることが多かったです。イルカと会えるのはアウトゴーイングのときとのことでした。
インカミングのときにはAngleあたりでエントリーして、パス内をドリフトすることができます。このときにはCanyonsに行くことができます。
この日は3本ともすべてアウトゴーイングの流れでした。1本目はEolienneでエントリーしてAngleまで流すコースで、2本目はAngle付近でエントリーしてリーフ沿いをパスの中に入っていくコースでした。
パス内の浅瀬に大量に群れています
アウトゴーイングではイルカと会えるチャンスがあるということだったのですが、午前の2本目でちょっと離れたところをイルカが一匹通過していっただけで、イルカと遊ぶことはできませんでした。
午後の3本目についてはサンセットダイビングにしてもらってあって、少し時間に余裕があったのでホテルに一度戻ることにしました。リクエストすると、こまめに送迎してくれます。
3本目ではゴマニザの群れを見ることが出来ました。数匹でいるところは何度か見かけたことがありますが、大きな群れを作っているのは初めて見ました。
ダイビングが終わって、ホテルに戻った頃にはすっかり暗くなっていました。
ホテルキアオラは、週2回ポリネシアンダンスショーが開催され、食事はビュッフェ形式になります。この日はそのビュッフェ形式の日でした。
料理はいろいろと用意されていました
他にもたくさん料理がありました。
バーベキューもやっていました。
デザートがたくさん用意されています。
ポリネシアンダンスショー
ポリネシアンダンスショーでは、最後に記念撮影をすることができます。