パラオのテールトップリーフでイレズミフエダイの群れを見てきました。利用したダイビングサービスはデイドリームです。
パラオにあるダイビングサービスのデイドリームではいろいろなスペシャルトリップを企画しているのですが、その中にテールトップリーフのイレズミフエダイの群れを狙うというツアーがあります。イレズミフエダイの群れといえばペリリューで見られることが知られていて、私達も5年前に行ったことがあるのですが、ツアーのパンフレットによればテールトップの群れは、ペリリューで見られる群れよりもさらに規模が大きいようです。いったいどんな群れなんだろうということで参加することにしました。
今回はユナイテッド航空を利用しました。まずはUA827でグアムへ向かいます。定刻に出発したいということで、出発の15分前には搭乗を締め切ったようなのですが、滑走路が混んでいるようで結局ゲートに10分程度留まってからの出発になりました。ゲートから離れても、かなりの待ち時間がでて、離陸したのは45分後ぐらいでした。グアムには30分ほど遅れての到着です。
ユナイテッド航空でのパラオ行きは、なんといってもこのグアムで入国審査を受けなければいけないのがネックです。しかも長い列を待たなければならないことが多いです。また以前は入国審査後は、そのままセキュリティチェックへ行けたのですが、現在はその通路は閉鎖されていて、下の階におりて税関審査を受ける必要があります。このため以前は記載不要だった税関申告書を記載しなければならなくなりました(帰国の際にもグアム到着時に税関審査を受けるので合計二回書くことになります)。
税関審査を通過した後は外に出て、すぐ左のエスカレータで上の階に移動します。エスカレータを降りて、少し歩いたところにもうひとつ上りエスカレータがあるので、これに乗って上の階に行くとセキュリティチェックがあります。
パラオ到着後は夕食を食べに行く余裕はないだろうと思い、グアムの空港で食べておくことにしました。カレーが$10、お茶漬けが$8と空港価格ですが、具はちゃんと入っているし、量もけっこうあって満腹になりました。
成田 - グアム間の食事
グアムの空港にて早めの夕食
パラオからグアムまでは2時間ちょっとです。ちょっとした軽食がでました。
税関通過後に宿泊先の送迎バスに乗って全員が集まるのを待ちます。ドライバーがあと一人と言いながら出口に向かったのですが、しばらくして戻ってきて、結局その後は誰も乗らずに出発となりました。大丈夫なのでしょうか?
今回はWEST PLAZA MALAKALに宿泊しました。利用するダイビングセンターのデイドリームのすぐ近くにあるホテルです。ホテルから道を挟んで反対側に小さな店があります。到着したとき(21時過ぎ)にはまだ開いていたのですが、荷物の整理が終わった後に水などを買出しに行ったときには、すでに閉まっていました。しかたがないのでフロントで水を購入(500ml 1本1ドル)しました。
部屋は広いです
湯沸し器や冷蔵庫が用意されています
アメニティです。歯ブラシも用意されています
洗面室のドライヤー
私達の部屋だけの問題だったのかもしれませんが、シャワーは水流を広げたり、狭めたりするレバーがなくて、狭いままになっていて浴びにくかったのと、温度調整のハンドルがちょっとひねるだけでぬるい温度から、かなり熱い温度に切り替わってしまうのが難点でした。さらに洗面室+浴室には換気扇がないので、シャワー後は洗面室内は湿気が充満します。ドライヤーは洗面室の壁面に備え付けられていたのですが、蒸し暑くてとてもドライヤーをかける気にはなれず、持参したドライヤーを部屋で使いました。
※ひょっとすると壁面から外して部屋で使えたかもしれないのですが確かめませんでした。
セキュリティボックスはクローゼットの中にあります。鍵式になっていて、フロントでデポジットとして$50を払うと鍵を借りられます。鍵を返却すると$50は戻ってきます。
アメリカン・ブレックファスト
フルーツは日によって違いました(この日がベストでした)
WEST PLAZA MALAKALのすぐとなりにはPalm Bay Bistroというレストランがあって朝6:30からオープンしているので、ダイビング前に朝食を食べることができます。
この日はスペシャルトリップではなくて、通常のダイビングを申し込んであって、ピックアップは8時過ぎだったので、ゆっくりと朝食を食べることが出来ました。
送迎でダイビングセンターに移動したら申込書を記入して、パーミットを購入します。パラオでダイビングをする場合には、そのポイントがある州のパーミットと呼ばれる許可証を購入する必要があるのですが、2012年に値上げになったようで、ブルーコーナなどに潜る場合には$50(旧$25)、ジェリーフィッシュレイクに行く場合にはなんと$100(旧$35)もかかります。この日はブルーコーナ周辺を潜る予定になっていたので、$50のパーミットを購入しました(現金のみ可)。
一本目はBig Drop Offでした。水深20mあたりにハナダイが見られるということで、最初から深めに潜ってみました。スミレナガハナダイ、オオテンハナゴイにフタイロハナゴイなどが見られました。他にはアオマスク、アケボノハゼなどが深いところで見られました。ずっと深いところで潜っていたこともあって、最後はNDLがギリギリになってしまいました。
二本目は定番のポイントのBlue Cornerでした。このときはほとんど流れが入っていなく、特にリーフにつかまることもありませんでした。リーフから離れたところにブラックフィンバラクーダの群れが見られました。リーフに戻る途中で、ナポレオンがこちらに向かってきて、周りを泳ぎだしました。餌付けされているようですね。
パラオ定番の群れ
ナポレオンの方から
寄ってきました
ギンガメアジがサメに
すり寄っています
ギンガメアジやヨスジフエダイの群れなど、あいかわらずBlue Cornerは魚影が濃いですね。
ギンガメアジの群れ
ヨスジフエダイの群れ
再びブラックフィンバラクーダの群れ
二本潜ったところでランチタイムです。ダイビング初日のお弁当についてはスタッフお任せとなりますが、翌日分からは予約をすることができます。以前はダイビングセンターに戻ってからだったのですが、現在はこのランチタイムのときになっていました。今はアイランド焼き肉だけでなくてドラゴン亭のお弁当も加わって合計30種類ぐらいから選べます。
この日のお任せはドラゴン亭の弁当でした
たくさんあって迷ってしまうかも?
ツアーに含まれていたのは二本目までなので、三本目はオプションダイビングということになります。その三本目はNew Drop Offでした。ここでは流れが入っていましたが、群れていたのはマダラタルミでした。他にはカスミチョウチョウウオも群れていました。最後の方で下の方に何かの群れがいるのを見つけて近寄ってみると、なんとキツネブダイの群れでした。ガイドによれば産卵のために集まっているそうです。群れの中にサメが紛れ込んでいました。
コーヒー、ココアが飲めます(セルフサービス)
三本潜ったところでダイビングセンターに戻ります。ウエットは洗って器材室に干しておきます。器材についてスタッフがボートから下ろしてくれますが、器材室には運んでくれないので、自分で運びます。ホテルまでの送迎までの間にログ付けの時間があってガイドが見た魚などを説明してくれます。
ログ付け後、ホテルまで送ってもらいます。シャワーを浴びた後に夕食に食べに行きます。今日の朝食を食べたすぐ隣りのPalm Bay Bistroに行くことにしました。
テラス席からは海が見えるので夕方は意外と雰囲気がいいです。
※朝は日差しが強力で、テラス席はちょっとつらいです。
テラス席からの眺め
すぐに真っ暗になってしまいましたが
テラス席はじきに満席になりました。けっこう人気がある店のようです。
パンがつきます。これは美味しかったです
シーフードのスープは
味がほとんどついていませんでした
料理については、けっこう当たり外れが大きいような気がしました。
パスタは美味しかったです
エビの炒めものは逆に味がとても濃かったです
明日はいよいよテールトップリーフにイレズミフエダイの群れを見に行きます