Palau

2014年3月に行ったパラオの旅行記のPart2です。

3日目
Sea
天気も良いようです

いよいよスペシャルトリップです。通常の時間よりも1時間早いピックアップでした。最小催行人数は6名だったのですが、船には10名以上が乗船していました。なかなか盛況のようです。

コロールからテールトップリーフまでは2時間ほどかかります。途中、ユーカクチャンネルでチェックしますが、チェック後にそのままテールトップリーフに向かいました。

到着後にガイドが流れなどをチェックした後にブリーフィングとなります。テールトップリーフは先端まで1kmぐらいある大きなポイントで、どこに群れがいるのかは予測がつかないとのことで、流れに乗ってリーフ上を探すことになります。一応3チームには分かれますが、水中では遠藤ガイドに全員でついていくような感じでした。

リーフの水深は25m以上あるので、イレズミフエダイが見つかるまでは中層を泳ぎます。エントリしてすぐにバラクーダーの小さな群れがいました。しばらく泳いだところでイレズミフエダイの群れが見つかりました。といってもまだ群れは密集していないので、ここでは無理に近づかずに流れに乗ってそのまま泳いでいきます。イレズミフエダイの群れも流れに乗って逃げていくのですが、だんだんと密集してきて群れが大きくなってきます。

NEX-5 16mm+ワイコン
群れが見つかりました
NEX-5 16mm+ワイコン
群れが大きくなってきました
NEX-5 16mm+ワイコン
一面イレズミフエダイです

あるところでダイバーの脇を抜けて一斉に逃げて行きました。水深30mぐらいに群れているので、残圧やNDLにはかなり気を使います。

エグジット後は波の少ないところに移動して休憩です。周囲には島らしきものは見えず、海のど真ん中といった感じです。よくこんな遠いところのポイントを見つけたものです。

流れが反対になっているということで、二本目はリーフの先端側から流すコースでした。途中でオジロエイツムブリの群れが見られました。そろそろ安全停止かな?と思った頃になって、やっとイレズミフエダイの群れが見つかりましたが、残圧もNDLも余裕がなく撮影しにいくことはできませんでした。

NEX-5 16mm+ワイコン
オジロエイ
NEX-5 16mm+ワイコン
ツムブリの群れが通過していきました

二本潜ったところで昼食です。

三本目は再び流れの方向が変わって、一本目と同じ場所からのエントリーでした。ただしリーフからドロップオフ側へ払い出すような流れになっている可能性があり、その場合には潜水時間が短かったとしてもダイビングは中止にするので、絶対にガイドの指示を守るようにとのことでした。

NEX-5 16mm+ワイコン
イレズミフエダイ群れ
NEX-5 16mm+ワイコン
すごい群れです
NEX-5 16mm+ワイコン
何匹いるのでしょうか?

エントリーしてしばらくして群れが見つかりました。一本目同様に流れに乗って群れに近づいていったのですが、途中からリーフからドロップオフへの流れになっていてダウンカレントが発生しているようです。リーフにつかまりながらドロップオフから離れたところまで移動して浮上、安全停止となりました。

ポイントが広くて群れが見つからない可能性もあるということだったのですが、結果的には三本とも群れが見れました。さすがベテランガイドです。ガイドによれば10万匹ぐらいはいたのではないか?ということでした。ちょっとした群れでも千匹ぐらいはいるので、このぐらいの規模だと10万ぐらいになるそうです。群れの規模については、ペリリュー島で見られるもの同じぐらいに感じました(といってもペリリュー島は5年前の記憶なのであてにならないかもしれません)。ペリリュー島についてはイエローウオールのポイントで見られる群れはあまり移動しないので、テールトップリーフよりも見やすかった覚えがあります。ただテールトップリーフであれば、群れを独り占めできるメリットがあります。さすがに他のボートは来ていませんでしたから。

ちなみにブリーフィングではロウニンアジの群れも狙うということだったのですが、今回は三本ともロウニンアジの群れは見当たりませんでした。

エグジット後は波のないところに移動して器材を片付けます。途中ユーカクチャンネルでマンタが捕食していればダイビングもしくはシュノーケルで狙うことになっていましたが、残念ながら捕食はしていなかったようで、そのままコロールに戻りました。

ダイビングは今日で終了なので器材を洗って干しておきます...と思いきやコロールに到着したときにはスコールがきていて土砂降りの中で水洗いする羽目になりました。

Room4
テラスがあるのは便利です(ダイバーには)

私達はダイビング付きのツアーで来ていたのですが、スペシャルトリップは差額が生じるので、最終日に精算する必要があります。前日のオプション代とともに精算をしました。この精算ではカードが使えます。

ホテルに送迎してもらっところで器材を干します。WEST PLAZA MALAKALには小さいながらテラスがあるので、ダイバーにとっては便利です。

Food13
二階はオープンエアです

このホテルには、すぐ近くにPalm Bay Bistroがあって便利なのですが、その他にはレストランがないので、あとはタクシーで移動するか、送迎をしてくれるレストランを利用するしかありません。この日はanthias cafeに行くことにしました。予約はホテルのフロントにお願いしました。

anthias cafeはダイビングサービスのクルーズコントロールが2013年にオープンした店です。二階はオープンエアとなっていますが、道路に面しているだけなので見晴らしが良いわけではないです。店内ではWiFiが無料で使えますが、二階は電波が弱いので、WiFiを使うのであれば一階の方が良いとのことでした。

Food14
パパイヤサラダ
(パパイヤというよりは
切り干し大根のような味でしたが)
Food15
カルパッチョはとても美味しかったです

他にもリゾットなどを注文したのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。どれも美味しかったです。

4日目~最終日
Resort
快晴です

朝食はいつもどおりPalm Bay Bistroでとりました。帰国のフライトは夜中の1:45なので、24時間前までのダイビングとすると、この日は潜ることは出来ないことになります。WEST PLAZA MALAKALにはビーチもプールも無く、一日過ごしてもしょうがないので、タクシーでPalau Pacific Resort(通称PPR)に向かいました。PPRは宿泊者ではなくても、所定の料金を支払うとビーチなどを使うことが出来ます。以前利用した時には1名$25だったのですが、今回は$50になったかわりに$20のバウチャーと5分間のマッサージ券付きになっていました。

朝から雲がほとんどない快晴です。

PPRのビーチには、カバナと呼ばれる屋根付きのデッキチェアがあります。そのカバナでしばらく休んだ後、シュノーケリングをすることにしました。PPR前のビーチでは、いろいろな魚が見られます。浅瀬の砂地には色々なハゼがいますし、珊瑚の周りにはスズメダイ、ハギなどがたくさん見られます。チョウチョウウオの幼魚もたくさんいてかわいいです。

シュノーケリングをした後は、カバナで一休みです。

Fish1
トゲチョウチョウウオの幼魚
Powershot G15
Fish2
セグロチョウチョウウオの幼魚
Powershot G15

直射日光が照りつける中、屋根付きと言っても、かなり暑くて寝ていられなくなったので、再びシュノーケリングをして体を冷やすことにしました。すると段々と天気が悪くなってきて、シュノーケリングから上がる頃には雨が降ってきてしまいました。

とりあえずレストランで昼食を食べながら雨が上がるのを待つことにしました。アラカルトで注文するつもりだったのですが、バイキングが$30でアイスも含まれていたので、バイキングにすることに。

Food16
マグロのポキもありました
Food17
いろいろと用意されています
Food18
アイス
Food19
こんなのも用意されていました

食事をしながら雨が上がるのを待ったのですが、ずっと降ったままです。パラオでは天気が急変することはありますが、このときのように朝は快晴で、突然に天気が悪くなって、そのままシトシトと降り続くのは初めてでした。

カバナには覆いがあるので雨はとりあえずしのげるのですが、この天気のなかでビーチにいてもしかたがないので、最後にシュノーケリングをして帰ることにしました。

Fish3
セナスジベラが寄ってきます
Powershot G15
Fish4
パラオのヤスジチョウチョウウオは黄色なのが特徴です
NEX-5 18-55mm

帰り際にSPAに行って5分間のマッサージを受けました。ホテルに戻ってシャワーを浴びた後に夕食を食べにでかけます。この日はモグモグに行きました。このレストランも無料送迎をしてくれます。

Food20
刺し身盛り合わせなど
Food21
食後のデザート(サービスでした)

本当はモグモグジュージューに行きたかったのですが、予約をお願いしたホテルのスタッフがモグモグの方に電話をかけてしまったということで、やはり英語はもっと話せるようにならないといけませんね。

ホテルに戻ってきて、荷物を片付けて...やっと完了、ピックアップの時間まで寝よう...といってもピックアップは10時過ぎぐらいで、2時間も寝れませんでした。

最近は預け荷物の重量チェックが厳しいのか、二つのうちの一つがオーバーと言われてしまい、もう一方に少しだけ移動してギリギリOKになりました。

その後は特に問題もなくグアム経由で帰国しました。

最後に雨に降られてしまいましたが、それ以外は天気はとても良く、いろいろな魚も見られてやっぱりパラオはいいところだと思いました。テールトップリーフのような、すごいポイントを見つけてくれたダイビングサービスに感謝です。

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