マクロ天国のレンベ(インドネシア)旅行記のPart2(後半)です。
朝起きてみると部屋の電源が落ちていました。事前の情報では、部屋の電源はキーをホルダに入れないと入らないようになっていて、外出中にバッテリー等の充電のために別にカメラルームが用意されているとのことだったのですが、私達の部屋は特にホルダに入れなくても電源が入ったままになっていました。ひょっとして今頃になって電源がOFFになった?と思ってホルダをチェックしたのですが、やっぱり落ちたままです。プレ朝食の後にスタッフに伝えたところすぐになおりました。元のところでOFFになっていたのでしょうか?
※昨日の朝も電源が落ちていて、スタッフに伝えたらすぐになおりました。
一本目のポイントはAw Shuk'sでした。昨日はすべて砂地・泥地でのダイビングで珊瑚はほとんどありませんでしたが、このポイントは珊瑚があるポイントのようです。
ベラのフラッシングを撮影していたところ、ガイドが足元を指すので何かと思ったらホウセキカサゴでした。自分ではなかなか気づかないものです。
珊瑚のあるポイントということで普通の魚(?)がいろいろと見られました。
朝食後の二本目はMakawidey IIでした。
キンチャクガニはハサミのところにイソギンチャクを持っていて、見かけた時にはイソギンチャクを振っていて踊っているみたいでした。ハタタテガレイといい、レンベでは面白い生き物がいろいろと見られます。珊瑚があるポイントだと魚はたくさんいるのですが、レンベで潜るのであれば砂地で面白い生き物を見る方が面白いと思いました。
二本潜ったところで昼食です。前菜はいつもどおりにチャイニーズチキンスープでした。
フィッシュ & チップス
フライドポテトも美味しいです。
デザートのアイスクリームバナナ添え
最後までバニラは品切れのままでした。
昼食後に三本目のダイビングです。最後のダイビングから何時間後に飛行機に乗ってもいいか?ということについては、いろいろと意見があるのですが、最近では24時間空けるというのが最も一般的だと思います。明日のフライトは13:50なので三本目は潜れないはずなのですが、ここのリゾートでは18時間でOKとしているようで、そのため三本目に行くことが出来ました。ただし海底で魚を探しながら、1時間以上もダイビングするので意外と窒素が残ります。20mよりも深く潜るようなことはないのですが、注意が必要です。
昨日の三本目のダイビングでイッポンテグリを見ながらも撮影に失敗していたため、もう一度見たいというリクエストをしていたためか、Aer Bajo - IIとなりました(昨日はAer Bajo - Iでした)。
エントリーしてしばらくしたところで無事にイッポンテグリを見つけることが出来ました。シマオリハゼは警戒心が低いようで、遠くから少しづつ近づきながら撮影していたのですが、いくら近づいても穴の中に逃げず、ほとんど真横ぐらいまで近づいて撮影することができました。そうこうしているうちに、ガイドだけ先に進んでしまいロスト状態になったのですが、しばらくするとゲストが誰もついてきていなことに気付いたようで戻ってきました。
ミジンベニハゼも撮影したかった魚の一つで、やっと数枚ピントがあった写真が撮れました。昨日も撮影したのですが全てピンぼけだったのです。小さな魚は撮影が難しいですね。
ネジリンボウもいたのですが、すぐに隠れてしまいました。最後にボラの大群が通過していきました。
これでレンベでのダイビングも終了です。ダイビング終了後はスタッフが器材を洗って干しておいてくれます。ただ天気はあまり良くなく、朝から降っていた雨はこの頃には止んでいたのですが、ほとんど日がさすことはなく器材はなかなか乾きそうもありませんでした。
広い洗い場
干しておいてくれます
プールでのんびり過ごします
昨日はニシキテグリ狙いのサンセットダイビングがあったために、とても慌ただしかったのですが、この日は三本で終わりということで、アフタヌーンティーをいただきながらプールでのんびりできました。
スタッフ二人による歌の披露
(7~8人による歌の披露もあったのですが
撮影忘れました)
私達が滞在中には他に欧米からのゲストが7名ほどいたのですが、全員が明日に帰るということで夕食後にスタッフによる歌などが披露されました。
昨日は夜中まで音楽が鳴り響いていたのですが、この日は全く音楽をかけているところがなく、とても静かな夜でした。毎日がこうだったら最高だったのですが。
もうダイビングはしないので、早朝の朝食を食べる必要もなかったのですが、朝には目も覚めたのでプレ朝食を食べたあとに、部屋に戻って片付けをしました。その後に再び朝食です。
お粥にしてみました
フルーツ
朝食は一品を選択するようになっているのですが(今回はお粥を注文)、フルーツについては選択しなくても出てくるようにメニューに書いてあるように思えたので、質問してみたところフルーツがでてきました。
メナド - シンガポール間の機内食
器材についてはギリギリまで干してあったのですが、この日も朝から雨で結局は乾いていませんでした。しかたなく湿ったままパッキングすることになりました。シンガポール航空は30kgまでOKだったので良かったですが、重量制限がきつい航空会社の場合には確実に超過料金ですね。
リゾート出発は10時だったので、すこしのんびりできました。空港までは車で2時間ぐらいかかります。イミグレーションとセキュリティチェックは各ゲートに用意されていて、出発1時ぐらい前に開きます。
シンガポールと羽田間は機内エンターテイメントが充実しています。行きは寝るために機内で映画を見ないようにしていたのですが、帰りも夜行便でとても眠く、一本だけ映画を見たところで寝てしまいました。その後は特に問題もなく日本に帰国しました。
シンガポール - 羽田間の機内食
羽田到着前の軽食
6日間の旅行でしたが、羽田発ということで前後1日づつは夜中・早朝の発着なので実質は4日間でした。短い日程でも来れるのですが、空港からリゾートまで車で2時間かかりますし、シンガポールでの乗り継ぎも帰りは5時間ぐらいあって、移動時間はかなり長いです。長い時間かけて到着したのもつかの間、ダイビングは2日間だけで、もう帰るの?といった感じでした。
マクロオンリーのダイビング旅行は初めてだったのですが、いろいろな変わった魚や生き物たちを見ることができて、とても面白かったです。今回は日本人ゲストは私達しかいなかったため、撮影もしやすくて良かったです。
※以前にもピカチュウを見たことはあったのですが、ダイバーが殺到してとても撮影どころではありませんでした。
せっかくなので今回撮影した生き物たちを含めて、レンベで見かけた魚をまとめたページを作成してみました。2日間だけでは、見れなかった魚もたくさんいるので、また行きたいですね。