
モルディブ、バア環礁にあるリーティリゾートの旅行記のPart4です。
今日も早朝シュノーケリングです。なんと朝7時頃で、まだ少し暗いです。リーティはマーレよりも1時間早いので、マーレでいうと朝6時なのです。ここまでするか?という気もしますが、いざ出発です。

ついに一周です
一周すればどこかでムレハタタテダイの群れが見られると思ったのですが、小さな群れがみつかったぐらいで4日目のような大きさの群れは見つかりませんでした。一周といっても、水上コテージの前は浅瀬が遠くまで続いていて、ドロップオフ沿いを泳ぎ続けることはできていないので、泳いでいないところに移動してしまっていたようです。

口になにかくわえています
魚を見ながら泳いで、だいたい1時間半ぐらいで一周を泳ぎました。これまでブイ側は風の当たる側ということで波が高めだったのですが、この日はとても穏やかで泳ぎやすかったです。ただし水上コテージを回るあたりは、アゲインストの流れが入って泳ぎにくいです。
ちなみにダイビングセンターでのシュノーケリングの説明では、水上コテージの前でのシュノーケリングは、流れの方向によっては島から流されてしまう可能性があるので、避けるようにとのことでした。私達は流れがとても弱かったので泳いでしまいましたが、流れがあるときにはやめたほうがいいかもしれません。

水面から撮影
やっと天気が回復してきました
朝食後にしばらく休んだ後に、ブイ側を少しだけ泳ぎました。なんとイルカが二匹通過していきました。ドルフィンシュノーケリングではない、単なるハウスリーフでのシュノーケリングでイルカを見たのは初めてかもしれません。
昼食は水上バー・レストランへ行きました。

水上バー・レストランへ

フレッシュジュースです

シェフサラダ

キングバーガー
晴れ間もでてきたので、散歩しながら部屋に戻ります。

浅瀬の淡い青色がきれいです

モルディブは実にきれいなところです
午後はのんびり過ごしました。
夕方少し前にシュノーケリングです。毎日、桟橋で夕方の6時からエイの餌付けをしているのですが、周囲では5:30以降に泳ぐのは禁止されています。逆に言えば、5:30までに上がれば少し前に集まっているエイを水中から見られるかもしれないということで、時間を調整しながら桟橋に向かってみることにしました。
モルディブの海はどこもアカモンガラが多いと思うのですが、その中でもリーティ・リゾートのアカモンガラは特に警戒心が低くて、シュノーケリングでは目の前まできてやっと避けてくれます。なので歯が赤い特徴などをじっくり見られます。そのアカモンガラは、リーフ沿いの中層に群れているのですが、たまにサッと珊瑚の周りに逃げることがあります。何だ?と思っているとカスミアジが通り過ぎて行くことが何度かありました。カスミアジといえば、タカサゴ科やイワシなどをターゲットにしているイメージがあったのですが、アカモンガラを狙うこともあるのですね。

最後にエイの餌付けの桟橋に行きます

ムレハタタテダイの群れ
戻ってきてくれていたようです
肝心のエイですが、桟橋から浅瀬に向かって泳いでいくと、どんどん透明度が悪くなってきて、数m先ぐらいしか見えなくなり、すぐ横のエイがなんとかわかるぐらいでした。桟橋の上から見たほうが断然いいですね。
リーティからの案内で、チェックアウト日の前日に一度精算を済ませておいてくださいと書いてあったので、受付にいきました。確かにチェックアウトのときに、滞在中に使った金額等をすべて確認しようとすると、とても時間がかかる可能性もありますからね。

天気は良くなってきましたが、夕日までは
無理のようです。

この日の夕食にはアイスがでました

ラストのシュノーケリングです
ついに最終日です。早朝シュノーケリングもこれがラストです。昨日同様に一周したのですが、水上コテージの前は泳ぎにくいので、梯子から上がって水上コテージ前の通路を歩いてパスしました。
最初の桟橋の手前で、カスミアジの大きな群れを見ることが出来ました。カスミアジはシュノーケリングでも良く見かける魚ですが、これだけの大きな群れをシュノーケリングで見たのはリーティが初めてです。ダイビングではパラオや西表島など、いろいろなところで大きな群れが見られます。
さらに中央の桟橋付近でグルクマの大きな群れと出会いました。グルクマの群れはダイビングでもシュノーケリングでも良く見かけるのですが、たいていはすぐにどこかに移動してしまうのですが、このときは浅瀬に群れていてしばらく群れの様子を見ることが出来ました。

ムレハタタテダイの群れがいました
今回の旅行では、ムレハタタテダイを群れを探しながら何回もシュノーケリングをしましたが、最後に再び大きな群れを見ることが出来ました。

ムレハタタテダイの群れ

ムレハタタテダイの群れ
それにしてもハウスリーフのシュノーケリングで、ここまでいろいろな魚の群れを見られるというのは凄いです。
天気もすっかり回復したようです。

青い空・青い海と白い砂
リーティはキレイな島です

お世話になったデッキチェア
その後は出発までのんびり過ごしました。

最後に水をくれます
少し前にレセプションに行って最後の精算を済ませて出発を待っていたのですが、30分経っても出発しません。スタッフに聞いてみると、まだ来ていないゲストがいるとのことでした。
やっとゲストがきたところで出発です。ボートで空港のある島の港まで移動して、ロビーに向かうバスを待ちます。バスで空港に移動してチェックインをするのですが、荷物の運搬も含めてチェックインは全てスタッフがやってくれました。私達はそのままセキュリティーチェックを受けてロビーに移動します。ここでのセキュリティーチェックでは水の持ち込みはOKでした。
チェックインをする場所ではエアコンが付いていたのですが、ロビーにはいってみるとエアコンがありません。天井に扇風機は付いていますが、とても暑いです。こんなところで飛行機を待つハメになるとは、国内線はイマイチですね。先にゲストが30分遅れてきた時には、時間を守れよと思いましたが、ここで待つぐらいならリゾートの出発が30分遅れてよかった、ありがとうと思ってしまいました。

マーレの空港で食べた麺料理
リーティでは麺ものがなかったので

マーレ - コロンボ間の軽食
マーレ到着後は、コロンボ経由で日本に特に問題もなく帰国しました。

コロンボ - 成田間の食事(夜食?)

コロンボ - 成田間の食事(朝食)
リーティ・リゾートはなんといってもハウスリーフのシュノーケリングが良かったです。デラックスルームなら一棟独立のビラになっていて、ビーチに部屋専用のデッキチェアがあるのもいいですね。また以前ほどではないかもしれませんが、ビーチもとてもキレイです。ハイダウェイなどに一回行く金額でリーティには二回来れるぐらいで、値段も高くなくていいことずくめのように感じられますが、スタッフの応対は高級リゾートとは比較できるようなものではありません。レストランのスタッフなど、ほとんど笑顔はありませんし、フロントのスタッフも積極的にサービスをする感じではありませんでした。
もちろんスタッフに愛想はなくても、聞けばちゃんと答えてくれるので、笑顔は不要で海がキレイなリゾートがいいという方にはリーティはお勧めだと思います。