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モルディブ、バア環礁にあるリーティリゾートの旅行記のPart2です。
ダイビングは日によって午前2本、午後1本のときと、午前1本、午後2本のときがあるのですが、この日は午前2本に申し込んでいました。朝食をたべて船に向かいます。ダイビングセンターに掲示されている時間は出発時間なので、少し前(15分前)にボートに行っている必要があります。他のゲストも時間を守って集合したことから、予定どおりの時間に出発になりました。
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ブリーフィング
ポイントまでは40分ほどで到着です。途中にブリーフィングがあります。ガイドは3名程いたのですが、いずれも初心者につくようです。私達はガイドについていってもいいし、自由に潜ってもいいとのことでした。エントリーしたときに場合によってはポイントが見えないこともあるので、ポイントに着くまでは、近くのガイドについて行くことにしました。
到着後にガイドがカレントチェックをしたところ、流れが強すぎるということで別のポイント(Dhigu Thila)になりました。エントリーしてみると、棚がまったく見えません。周囲のガイドが浮上の合図をしています。どうやらポイントを見失ってしまったようです。全員とも一度浮上して、再エントリーとなりました。エントリーして棚に到着してみると、このポイントもけっこうな流れが入っています。最初はガイドについて行こう...と思っていたのですが、ゲストの潜行が遅いせいか流れていってしまったので、最初から2人のみでのダイビングになってしまいました。
流れも水深15mぐらいまで行くと、さほど強くはなかったので、そこからアゲインストを泳いで流れの当たるところまで行き、そっからドリフトで根の反対側を流しました。流れのあたっているところは魚影が濃かったのですが、特に珍しい魚はいませんでした。途中でマダラトビエイを見かけたぐらいです。浮上してみると、ドーニ(モルジブのボート)はかなり遠くの方でゲストを拾っていました。
二本目はリーティリゾートの近くまで戻ったところにあるポイント(Thiladhoo West)でした。ブリーフィングではオーバーハングにカエルアンコウがいるという話だったのですが、見つけられませんでした。ヨスジフエダイ、ノコギリダイなどモルディブ定番の魚の群れが見られました。またウミウシもいくつか見かけました。
それにしても、前回の旅行がパラオ・デイドリームの名ガイド・秋野さんとのダイビングだっただけに、あまりの違いにがくぜんとしてしまいます。
リゾートに戻った所で、水上バー・レストランに行って昼食です。
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お気に入りの
バージンピナコラダ
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ピザはけっこう美味しいです
少し散歩しながら部屋に戻りました。
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プール
一度も利用しませんでした
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水上コテージ
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今回のシュノーケリングコース
部屋に戻って、しばらくのんびり休んだ後に、シュノーケリングに行くことにしました。図中のブイは浅瀬でもドロップオフに出られるようにコースが作られている所で、水中にロープがはってあります。また目印のため黄色のブイが浮かべてあります。スタッフによるとお勧めのシュノーケリングポイントは中央の二つのブイの間とのことでした。ただこの時期は、ブイのある側から常に風が吹いてくることもあって波が高いです。
※リーティリゾートのシュノーケリングについては、ダイビングセンターもしくはWelcome Cocktailで説明してくれます。
今回は部屋の前からスタートして見ることにしました。風が強くて波も高く、流れが図中の左から右にかなり入っていたので、おすすめの場所に行くのはあきらめて、そのまま桟橋側に流しました。桟橋側までくると波も流れもなくて楽なのですが、あまり透明度がよくありません。また場所によってはドロップオフまでが遠いので砂地を泳ぐことになります。中央の桟橋でエイの餌付けが行われているということもあって、シュノーケリングでも桟橋側でエイをよく見かけました。
夕方6時から、中央の桟橋でエイの餌付けが行われます。
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開始前からエイが集まってきます
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砂浜に打ち上げられてもおかまいなしです
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トンガリサカタザメ
この餌付けではトンガリサカタザメが現れることがあります。ただし、とても警戒心が強くて後半頃に現れて、すぐに戻っていってしまいます。あまり桟橋の方にも寄ってきません。
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雲が多くて日没を見るのは無理そうです
夕方はサンセットバーでバージンピナコラダを注文して、部屋の前のビーチのデッキチェアでのんびりしました。雨季ということもあって水平線近くの雲は厚く、日が沈むところは見られませんでしたが、のんびりとした時間を過ごすことができました。ちなみに夕方6:00から7:00はハッピーアワーなので20%OFFで飲めます。
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昨日のシュノーケリングは夕方ということもあって、波も高くて今一歩だったので、朝食前の早い時間に泳いでみることにしました。昨日と同じ流れを予想して水上コテージの方まで歩いてエントリーしたのですが、ほとんど流れはありませんでした。朝ということもあって、昨日の夕方よりも波も低いです。
水上コテージから2つ目のブイから、少し水上コテージ側に泳いだところにムレハタタテダイの群れがいました。かなり大きな群れが2~3箇所で見られました。今回の旅行では何回もシュノーケリングをして、そのたびにムレハタタテダイの群れを探したのですが、このときが最も沢山集まっていたと思います。
このシュノーケリングではモブラも見ることが出来ました。リーティリゾートのハウスリーフでのシュノーケリングの良さは健在のようです。
私達の申し込んだツアーでは朝食と夕食が付いていたのですが、そのいずれもビュッフェ形式でした。ただし卵料理は席で注文するようになっていました。
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パンなど
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ハムにチーズ
奥にはヨーグルト
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ポーチドエッグ
このコーナは日替わりでした
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ジュースと料理(蓋がしてありますが)
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フルーツ
日によって異なります
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レストランの入り口に、今日のアクティビティ一覧
が掲示されています。
朝食後に少し休んだあとに、再びシュノーケリングをしました。なんかシュノーケリングばかりやっていますね(笑)?
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今回のコース
試しに水上コテージをまわって島を一周しようとしたのですが、途中から黒い雲が現れだして、天候が悪くなってきたなと思っていると、嵐のようなスコールがやって来ました。とてもシュノーケリングを続けるのは無理そうだったので、途中で上がることにしました。まさか、こんな突然にスコールが来るとは思っていなかったので、ビーチのデッキチェアにマットや服を置いたままでビショビショになっていました。この後は、部屋から離れるときには、かならずマットや服を片付けるようにしました。
午後はマンタシュノーケリングです。雨季のバア環礁はハニファルベイでのぐるぐるマンタが有名です。現在は日替わりでリゾートとクルーズがポイントに入れるようになっていて、この日はリゾートの番だったのです。リーティリゾートからハニファルベイまでは40分ぐらいです。かなりの数のゲストが参加していました。さすがに人気のようですね。
エントリ前のブリーフィングでは、運がよければトルネードのような状態になると、すごい期待を持たせるような説明までありましたが、といっても自然のものなので保証はできないとのことでした。救命胴衣は必須でしたが、つけていてもジャックナイフをすれば海に潜れるぐらいの浮力のものでした。
いよいよ海に入ります。ドボンと入るとマンタが逃げてしまうので、ジャイアントエントリーではなくて船のヘリに腰掛けてのエントリーになります。少し泳いでみたものの、マンタが見つかりません。前にソネバフシ、ブルーシャークⅡなどで参加したときには、あらかじめ船の上からチェックして、いないということで別ポイントに行ったことがあったのですが、現在はそういうことができなくなっているのでしょうか??
しばらく泳いだにも関わらずマンタが見つからないということで、船に戻って別のポイントで探すことになりました。次のポイントは空港近くのポイントでした。ここではガイドが先に海に入ってチェックしていたのですが、どうやらここにもマンタはいないようです。さらにもう二箇所ぐらい別のポイントで探してみたのですが、結局どこにもマンタはいませんでした。このままリゾートに戻るというわけにはいかなかったようで、リーティリゾート近くの無人島の周囲で少しの時間シュノーケリングをしました。
リゾートに戻ってみると、すでにエイの餌付けが始まっていました。この日もトンガリサカタザメが来ていましたが、餌付けをしているスタッフの方になかなか近づかず、たまに近づいたと思ったらスタッフが次の餌を取りにいっていたりとタイミングがあわず、ガンバレーと意味もなく応援していたのですが、結局食べずに帰って行ってしまいました。
今日のマンタシュノーケリングは残念でしたが、明後日にまたトライすればいいやと思っていると、マンタシュノーケリングの案内が掲示されていません。その後も毎日チェックしてみたのですが、帰国までついに掲示されることはありませんでした。スタッフに聞いてみても、マンタがいないので...という回答でした。
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今日も日没は無理そうですね。
部屋に戻る前に、メインバーでバージンピナコラダを飲みながら、少しゆっくりすることにしました。このメインバーとレセプションでは無料WiFiが使えます。そのためかメインバーの近くのテーブルには、スマホをもったゲストがよく座っています。
このメインバーの前は、以前はキャンドルライトディナーを行っていたぐらいに砂浜が広がっていたのですが、私達がいったときには砂浜がすごく小さくなっていました。あまりに小さくなってしまったからなのか、少し離れたところから砂浜を移す工事をずっとしていたぐらいです。昔は砂州がきれいなフォトジェニックな島だったのですが、護岸のためのブロックが沈められていたりと、ちょっと雰囲気が変わってしまっているようですね。
この日の夕食はWelcome Buffetということになっていました。
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サラダなど
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フルーツ・デザート
他にもいろいろと料理が用意されていました。この日は和食として刺し身がありましたが、これ以降は滞在中に和食がでることはありませんでした。