Palau

パラオでのマクロダイビング旅行記 Part3です。この日はデイドリームで潜ってきました。

旅行時期:2015年11月

4日目

まずはデイドリームの早朝ダイビングです。この日のポイントはスターフィッシュガーデンでした。コロールのショップからボートで少し移動したところにあります。エントリーしてまずはナカモトイロワケハゼspを見ます。

α6000 16-50mm
ナカモトイロワケハゼsp
α6000 16-50mm
ナカモトイロワケハゼsp

途中でホムラダマシを撮影しましたが、20分ぐらいはナカモトイロワケハゼspばかりを撮影していました。ビンの中に入ったり出たりでかわいいです。ただ途中で、ヒメタマガシラの若魚3匹組がやってきてナカモトイロワケハゼspがいるビンの周りを泳ぐようになりました。この魚がくると、ナカモトイロワケハゼspはビンの中に隠れます。ヒメタマガシラはビンの入り口までは来るのですが、さすがに中には入れず、あきらめて去っていきます。なんてことを繰り返していました。こんなところでも獲物を狙う魚というものがいるのですね。

α6000 16-50mm
スカシテンジクダイの群れ

最後にテンジクダイ科の魚をいくつか撮影して終了です。ブリーフィングではナカモトイロワケハゼspだけでなく、本家のナカモトイロワケハゼもいるということだったのですが、今回のダイビングではspのみでした。ゲストによるとビンの数もすごく減っていたようで、なんでだろう??という話になっていました。
個人的には、本家が採取されてしまったのでは?という気がします。なにしろ本家の方が可愛いですから。先にヒメタマガシラが、ナカモトイロワケハゼspを狙っていると記載しましたが、最も恐ろしいのは人間なのかもしれません。

コロールに戻ったところで朝食です。お馴染みのツナのサンドイッチですね。

Food12
このパンに
Food13
ツナマヨネーズやチーズをはさんで食べます

通常ダイブのゲストも集まり始めていて、店内はとても慌ただしくなっていました。あまりゆっくりとは食べていられません。一通り食べたところで、次に乗る船に荷物を運んでセッティングをします。

一本目はブルーホールでした。GWにパラオに来た時に見れなかったアヤメヤッコ(コリンズエンジェルフィッシュ)をリクエストしてあったのです。私たちの乗った船のガイドは秋野さんで、そこまで見たいのであれば、他のゲストがブルーホール内を潜っている間中、アヤメヤッコのいるところに居ていいということで、ずっとアヤメヤッコを撮影していました。

α6000 16-50mm
きれいな体色ですね
α6000 16-50mm
天井に逆さになって
泳いでいます

ブルーホールの洞窟の中にいるのですが、ライトをつけないとカメラのフォーカスが合いません。でもライトを当てると隠れてしまいます。というわけで、シャッターを切るときだけライトを当てるなどの工夫が必要です。

これでアヤメヤッコも見れて、今回の旅行の目的も達成です!ブルーホールでは最近、ニタリがでているということで、途中で沖を少し泳いでみたのですが、見つかりませんでした。

α6000 16-50mm
ミナミハタ
こちらも洞窟の中で逆さに
泳いでいました
α6000 16-50mm
オレンジフィンアネモネフィッシュ
鮮やかな体色です

二本目は定番のブルーコーナです。最初に水深35mまで潜ってアケボノハゼを見ます。もう少し深いところにシコンハタタテハゼもいたらしいのですが、チェックしていませんでした。

α6000 16-50mm
アケボノハゼ
α6000 16-50mm
定番のギンガメアジの群れ
α6000 16-50mm
縦の構図で群れを撮影

二本潜ったところでランチです。

Food14
プルコギ弁当にしてみました
Sea
きれいな海を見ながら休憩です

三本目はジャーマンチャネルでした。普通に潜っても面白くないということで、ガーデンドロップというところからエントリーして、流れに乗ってジャーマンチャネルまで泳ぐことになりました。さすがにこのコースで泳ぐグループはいまい...と思っていたら他にも同じコースを通っているグループがいて、ガイドががっかりしていました。

α6000 16-50mm
アカヒメジ
α6000 16-50mm
とても大きなオニカマス
迫力あります
α6000 16-50mm
ヒレナガネジリンボウの子供

肝心のマンタについては、小さなマンタが一瞬現れたぐらいでした。

これで今回の旅行のダイビングも終了です。コロールに戻って器材を洗って、ログ付けした後にホテルに送ってもらいました。

夕食はドラゴン亭に行くことにしました。少し遠いところにあることもあって、最近は行くことがなかったのですが、前回のGWに来た時に行ってみたらかなりおいしかったのです。送迎は無料でしてくれます。

Food15
ポテトサラダ
Food16
シャコ貝つぼ焼き
かなり美味しいです

GW来た時にというのは、デイドリームで潜った後の打ち上げのときだったので、料理が何だったのかを覚えていなく、メニューをみながらこれだっけ?と思いながら注文してみました。

Food17
カルパッチョ
Food18
逆さ巻きの寿司

どの料理も美味しいです。今回の旅行の中でも一番の満足だったかもしれません。

5日目~6日目(最終日)

ダイビングもないのでゆっくりと朝食が食べられます。というわけで近くのアンティアスカフェに。

Food19
ジュース
Food20
新メニューのポトフ
Food21
フレンチトースト

ポトフは3日目の朝に注文したときには品切れだったのですが、この日は大丈夫でした。なかなか美味しいです。逆にフレンチトーストは、3日目に注文したときはとても美味しかったのですが、この日のは中が柔らかくなりすぎていてダメでした。

いつもどおりに最終日はPPRのデイユースを利用します。といっても部屋を使うわけではなくて、$50でビーチなどを利用できるだけなのですが、PPRのビーチはきれいでシュノーケリングもできるので一日過ごすには最適なところなのです。ただ今回も大潮の時期に来てしまったこともあって、干潮時には海での遊泳は禁止となっていました。

Sea2
晴天です
Sea3
きれいな海です

ビーチに着いたら遊泳禁止になるまえに早速シュノーケリングです。まだ午前中ということもあって透明度も良いです。

いろいろな魚が見られますが、チョウチョウウオやスズメダイの幼魚もよく見かけます。幼魚はやっぱりかわいいですね。

結局、遊泳禁止になるまで泳いでいました。少し休憩したところでランチです。$50のデイユースには、$20の買い物券が付いているので、必然的にPPR内で食べることになります。

Sea4
レストランからの眺め
天気がいいと海もきれいに見えます
Food22
ジュースを注文

本日のスペシャルランチが牛焼肉丼になっていたので注文してみることに。

Food23
牛焼肉丼です。味は美味しいです
Food24
ハンバーガーです

牛焼肉丼は、これで$21というのも高い気もしますが、ちょうど買い物券ぐらいの値段なので良しとしましょう(実際には10%のサービス料がかかりますが)。

食後は遊泳禁止が終わるまではビーチでのんびり過ごします。天気は快晴が続いていてのんびり過ごすには最適でした。パラオは、なかなか晴れが続かないことが多いのですが、運が良かったようです。

遊泳禁止が解除されたところで再びシュノーケリング...しかし透明度がかなり悪化しています。浅瀬の海水はまるでお湯のように暖かくなっていました。

透明度もあまりよくないのでシュノーケリングはこの辺にしてあとはプールで過ごすことにします。その前にせっかくの晴天なのでアイスを食べることにしました。これまで何回か来ているのですが、天気が悪くなったりでアイスどころではなかったのです。

Food25
PPR内にあるアイス屋さん
Food26
アイスです!
Sunset
夕日です

その後も快晴が続き...さすがに夕方に少し雨がぱらつきましたが...夕日の時間まで過ごすことができました。

ホテルに戻って夕食に行きます。どこに行こうかなと迷ったのですが、昨日に行って美味しかったドラゴン亭に再度行くことにしました。

Food27
イカカンクンソテー
Food28
刺身の薄造り

昨日頼んで美味しかったものを中心に、他にも別のものを注文してみました。その中でも薄造りは、自家製のポン酢で食べるのですが、このポン酢がかなりうまいです。

夜中の12時にピックアップなので、早く帰れればその分睡眠時間が確保できるのですが、ホテルに戻る送迎車が少し前に行ってしまい、30分ほど待つ必要がありました。やっぱり遠いレストランだと、時間が限られているときには不便ですね。

ホテルに戻って荷物を片付けて、少し寝たところでピックアップです。帰国するときにもグアムで入国審査を受ける必要があるのですが、このときは並んでいる人もほとんどいなくスムーズでした。といってもグアムに到着した時には、すでに成田への便の搭乗開始時刻になっていたので、行きの時のような長蛇の列になっていたら大変だったのですが。

Food29
グアム-成田間の食事
ソースカツ丼でUAの帰り便にしては
美味しかったです

グアム-成田間のフライトにはパーソナルモニタがなく、機内エンタテイメントは自分のスマフォかPCを機内WiFiに接続してみるようになっていました。ヘッドホンは配られませんが、フライトアテンダントに頼むとヘッドホンを貸してくれます。

今回のパラオは、これまでのワイド・群れ狙いではなくてマクロ目的で行ってみたのですが、想像以上に充実したダイビングとなりました。写真も相当な枚数を撮影しました。これもガイドをしてくれた魚治のKANAさんのおかげです。また3日目のデイドリームでも秋野ガイドなどにいろいろな魚を見せてもらいました。パラオの海は本当に奥が深いですね。

メッセージ