パプアニューギニア(PNG)は南太平洋にあるニューギニア島の東半分と周辺の島々で構成されています。位置的にはオーストラリアの北、インドネシアの東になります。私達が行ったのはマダンというところで、ニューギニア島におけるパプアニューギニア領土の真ん中、北側にあります。
これまで私達はパプアニューギニアには行ったことがなく、今回が初めてとなります。場所が変われば見られる魚も変わるということで、これまでに見たことがない魚に会えるかもしれないということで、行ってみることにしました。
日本からパプアニューギニアにはニューギニア航空が就航しています。成田から首都のポートモレスビーへは直行便で7時間ぐらいです。成田を夜に出発して、早朝にポートモレスビーに到着します。週2便しか飛んでいないので、パプアニューギニアに旅行する人はあまり多くないのかもしれません。
成田-ポートモレスビー間の食事
軽食
シートにはパーソルモニタが付いていて映画も見られますが、夜行便なのでとにかく寝ることを優先しました。
映画
ポートモレスビーに到着
ポートモレスビーの空港では両替可能です。パプアニューギニアの通貨はキナ(PKG)で、私達が行ったときには37.7円=1PKGでした。ドルからだと$0.3122=1PKGだったので、1$=120円よりも円高であれば、ドル経由の方がお得ということになります。2019年の8月頃は110円ぐらいだったのでドル経由のほうがお得でした。
マダンに行くにはポートモレスビーで国内線に乗り換える必要があります。ただ国内線の出発時間まではかなり時間が空いていたので、旅行会社のスタッフが近くのホテルまで連れて行ってくれました。プールサイドなどで休憩をとることができましたが、朝食を食べることもできます。
ポートモレスビーからマダンまでは1時間ぐらいで到着します。パプアニューギニアと日本との間の時差は1時間(パプアニューギニアの方が早い)です。
今回宿泊したのはマダンリゾートです。空港からマダンまでは道がきれいに整備されていないところもあって、すごい揺れたりすることもありました。ホテルの周囲には店もレストランもなく、滞在中はずっとホテル内で過ごしました。ダイビングに行く際に港まで歩く途中には出店のような感じでおみやげものを売っていましたが。
マダンリゾートの敷地はかなり広く、其の中にいくつかの宿泊棟が点在しています。一部屋で独立した棟になっていたり2階建ての棟があったりと、いろいろなタイプがありました。その中で私達が宿泊したのは、5部屋ぐらいが一棟になっている長屋のような建物でした。下の写真のように海沿いの部屋もありましたが、私達の部屋は敷地の真ん中あたりだったので海は見えませんでした。
平屋だったので、上の部屋の音が響くということはありませんでしたが、高床だからなのか部屋を歩く音などはかなり響きました。ほとんど防音は期待できないような部屋でしたが、ホテルの周囲にはレストランや店などの出かけるようなところもなく、夜中に騒がしいということもありませんでした。
海からみたマダンリゾート
部屋は十分に広いです
シャワーはなんとかお湯がでるぐらいの感じで、日によってはぬるいこともありました。
洗面台
シャワー
アメニティは最低限といった感じです。ルームクリーニングのときに無料の水を置いてくれるのですが、日によって1本だったり2本だったり、もしくは無い日があったりと気まぐれでした。言うと持ってきてくれますが。
アメニティ
ドライヤー
部屋には流し台があります。といっても食事もついていたので、ほとんど使いませんでしたが。
流し台と冷蔵庫
電子レンジなどもあります
マダンリゾートには日本人スタッフがいます。以前はTAKAという人でしたが、2019年からはTETSUさんに代わっています。正確にはマダンリゾートのスタッフではなくて、併設されているニューギニダイブアドベンチャーズ(Niugini Dive Adventures)というダイビングサービスのスタッフですが、送迎から食事さらには精算の立ち会いなどすべてのサポートをしてくれます。サービスは非常に良くて、いろいろと対処していただき、とても助かりました。
現地スタッフについては、そもそもパプアニューギニアがまだ自給自足できるような環境にあるようで、ホテルで働くということがあまり一般的ではないらしく、サービスレベルについてはあまり期待できないです。といってもサービスが悪いわけではないので、あまり期待しすぎなければ大丈夫でしょう。