Palau

3月に引き続いて再びパラオに行ってきました。カンムリブダイの産卵、ユーカクチャンネルのマンタとペリリュー島のイレズミフエダイの群れを見てきました。利用したダイビングサービスはデイドリームです。

旅行前

パラオのデイドリームではいろいろなスペシャルトリップを企画していて、3月にはテールトップリーフのイレズミフエダイの群れを見に行ったのですが、今回はカンムリブダイの産卵+ユーカクチャンネルのマンタ狙いのツアーに参加しました。後半はペリリュー島に移動してイレズミフエダイの群れを見てきました。

1日目

3月に引き続いて今回もユナイテッド航空を利用しました。まずはUA827でグアムへ向かいます。前回同様にパラオ到着後は夕食を食べに行く余裕はないだろうと思い、グアムの空港で食べておくことにしました。食べたものもカレーとお茶漬けで前回と同じです。

Food1
成田 - グアム間の食事
メニュー上はプルコギだそうです
Food2
グアム - パラオ間の軽食

パラオからグアムまでは2時間ちょっとです。ちょっとした軽食がでました。

税関通過後に送迎バスに乗る全員が集まるのを待ちます。今回はWEST PLAZA DESELELに宿泊しました。前回はSTWorldに申し込んでいて、送迎はWEST PLAZA HOTELのバスだったのですが、今回はUltramarineに申し込んでいて送迎は現地ツアー会社(IMPAC)のバスでした。IMPACの送迎だと日本人スタッフがつくので、置いて行かれたりしないか?といった心配をしなくてもいいので安心ですね。

Room1
シングル+セミダブルのツインルームでした

WEST PLAZA DESELELはMALALALよりも部屋の広さは狭いです。アメニティや部屋の設備については同じです。フロントでビーチタオルも借りられます。MALAKALと違って、DESEKELには洗面室+浴室に換気扇があるので、シャワー後に洗面室内の湿気が残らないのは良かったのですが、どちらもシャワーの湯温が安定せず、適温にするのに苦労しました。

MALAKALもDESEKELもセキュリティボックスはクローゼットの中にあります。鍵式になっていて、フロントでデポジットとして$50を払うと鍵を借りられます。鍵を返却すると$50は戻ってきます。

2日目

カンムリブダイの産卵は早朝に行われるので、スペシャルトリップのホテルピックアップの時間もかなり早くて4:50でした。カンムリブダイの産卵のポイント(グラスランド)までは40分程度で到着します。

Boart1
まだ暗いうちにダイビングショップに集合です
Sun1
日の出です
NEX-5 18-55mm
カンムリブダイの群れ

ポイント到着後、ガイドが水中をチェックしてエントリーのタイミングを調整します。そろそろというところでエントリーしました。カンムリブダイの群れを見ていると、数匹が水面に向かって急上昇したところでパッと海が白くなって産卵が行われます。カンムリブダイの群れを追いながら産卵シーンを何度か見ることが出来ました。

ただ撮影については、暗くて透明度はあまり良くなく、さらに近づけず...と悪条件が重なる中うまくいきませんでした。

カンムリブダイはリーフから離れた中層で産卵を行うので、ダイバーもリーフから離れて中層を泳ぎ続ける必要があります。後半は流れに逆らって泳ぎ続けないとカンムリブダイの群れから離れてしまうような状態になったのですが、ここで一部のゲストがギブアップとなりダイビングが終了となってしまいました。他のチームはまだダイビングを続けていただけに、チーム分けの運がなかったのが残念です。

Food3
ツナマヨネーズはスタッフが作ってくれたそうです

1本目のダイビング終了後にボート上で朝食となります。パンにツナマヨネーズ、チーズとハムをはさんでサンドイッチにして食べます。なかなか美味しかったです。

朝食後はユーカクチャンネルに移動してマンタのダイビングになります。ユーカクチャンネルまでは少し時間がかかります。朝早かったからか、ほとんどのゲストは船に揺られながら寝ていました。

ポイントに到着したところでガイドが海況をチェックします。どうやら潮の流れがベストのときの反対方向のようです。しばらく様子を見たのですが、とりあえず一本潜ってポイントに慣れておこうということになりました。おそらく午後のダイビングのときが見頃になるだろうとのことでした。

マンタ狙いなのでリーフから離れて中層を泳ぎます。ほんとに何も魚が見られない状態が続き、これはほとんど捨てのダイビングだなぁと思っていると、30分ぐらい潜ったところでマンタが2匹ほど見られました。さらにしばらくしたところで頭上を7匹のマンタが通過していきました。どうやら捕食が始まったようです。これまでのまったりとしたダイビングから一変して、捕食しているマンタを追っての超ハイテンションなダイビングになりました。

NEX-5 16mm+ワイコン
マンタが頭上を通過していきます
NEX-5 16mm+ワイコン
マンタ
NEX-5 16mm+ワイコン
マンタ

通常のマンタダイビングの場合、着底してクリーニングされているマンタをゆっくりみることが多いと思いますが、ユーカクチャンネルのマンタダイビングは中層で泳ぎながら捕食するマンタを探すスタイルになります。マンタは水面付近を捕食しながら移動することが多いので、見上げた構図での写真が多くなります。

エグジット後もマンタの捕食が続いているということで、希望者はシュノーケリングをすることになりました。船のそばを数匹のマンタが通過していきます。足元を10匹ぐらいのマンタが口を開けて通過していきました。

NEX-5 16mm+ワイコン
マンタの群れが通過していきます
NEX-5 16mm+ワイコン
かなり近いです
NEX-5 16mm+ワイコン
ブラックマンタもいました
NEX-5 16mm+ワイコン
小さいマンタ

ブラックマンタも数匹見られたのですが、ガイドによれば一匹はジャーマンチャネルで見られる個体とのことでした。

シュノーケリングの最後の方で、一匹の小さなマンタがいたのですが、シュノーケラーの近くをずっと泳いでいてくれました。途中でくるくると宙返りをしたりとかわいかったです。

シュノーケリング後もそのままダイビングとなりました。本来なら昼食の時間帯だったのですが、マンタの捕食が終わらないうちにエントリーしようということになりました。

NEX-5 16mm+ワイコン
マンタの宙返り
NEX-5 16mm+ワイコン
ヨスジフエダイの群れ

マンタは見られましたが、捕食のピークはシュノーケリングのときだったようで、マンタの数はかなり減っていました。ダイビング後半はユーカクチャンネル内のドリフトだったのですが、その途中でガイドがものすごい勢いでカンカン鳴らしだして、何だ?と思ったら背ビレの高いサメが逃げて行きました。どうやらグレートハンマーだったようです。突然のことでシャッターを切るのが精一杯でした。

エグジット後にやっと昼食です。天気がとても良くて、海の色がとてもきれいです。

Food4
プルコギ弁当
Sea1
真っ青な海

昼食後にしばらく休んだところで4本目のダイビングです。今回も後半はチャネル内のドリフトダイビングでした。何回かマンタを見かけましたが、捕食は終わっているようでした。

NEX-5 16mm+ワイコン
定番のブラックフィンバラクーダ
NEX-5 16mm+ワイコン
こちらも定番のイソマグロ
NEX-5 16mm+ワイコン
何回かマンタを見かけました

4本潜ったところで港に戻りました。明日はペリリュー島に移動します。

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