2014年GWに行ったパラオのダイビング旅行記 Part3です。
早朝ダイビングはPelelu CutからCorner方向に泳ぎました。ロウニンアジの群れ狙いのコースでしたが、群れは見られませんでした。イレズミフエダイの群れは20匹ぐらいの小さな群れのみでした。イレズミフエダイのほとんどは深場に帰ってしまったようです。
ホテルに戻って朝食です。滞在中、ペリリュー島は快晴続きでとても暑い日が続きました。滞在中にここまで快晴が続いたのは初めてかもしれません。
この日の朝食はライスでした
快晴つづきです
午前一本目はLong Expressでした。オグロメジロザメの30匹ぐらいの群れが見られました。群れといっても密集していないので写真にすると今一歩な結果でした。ブリーフィングではカスミアジの群れを狙うということだったのですが、なぜか実際のコースはリーフ外側を流していました。リピータのダイバーはリーフ内側を流したのですが、カスミアジの群れは見当たらなかったとのことでした。私達は見られませんでしたが、ペリリュー島の別のダイビングセンターのOMZではカスミアジの群れが見られたようです(OMZのダイブログ)。
ロウニンアジの群れ
今回の旅行でのダイビングもいよいよラストです。出発前にOMZのガイドから、今は鉄板の流れだからロウニンアジの群れは確実とのアドバイスをもらいました。ポイントはPelelu Cornerで、ロウニンアジの群れをバッチリみることができました。
ただ鉄板の流れのときのロウニンアジ狙いにはベストなコース取りがあるらしく、ダイビング後にリピータのゲストから教えてもらいました。といっても、本来ならガイドから教えてもらうはずのもののような気もしますが、このときのデイドリームのガイドは現地ガイドで、リピータのゲストが多かったこともあってかブリーフィングはほとんど無しでした。
港に戻って昼食です。この日の昼食はカレーでした。キャンベック(ペリリュー島の南の港)は以前に来た時から少し改良されていて、トイレが水洗になってシャワーも用意されていました(4本目のダイビングのときには鍵がかかっていて使えませんでしたが)。
キャンベックも快晴です
別の休憩所が建設されていました。
コロールに戻る途中にて
昼食を食べてしばらくしたところでコロールに戻ります。
コロールに戻ってからの宿泊先はWEST PLAZA MALAKALです。まだ時間も早かったので歩いて10分ぐらいのところにあるマラカルビーチに行ってみることにしました。
マラカルビーチ
特に透明度が良いわけではありませんが、たくさんの珊瑚が生育していて、シュノーケリングではマンジュウイシモチ、イトヒキテンジクダイやクロオビアトヒキテンジクダイなどのテンジクダイ科の魚をはじめ、いろいろと魚が見られます。
日が暮れてきたところでホテルに戻ります。
夕食はモグモグジュージューに行きました。前回にパラオに来た時にも行こうとしていたのですが、ホテルスタッフに予約をお願いしたところ、モグモグジュージューではなくてモグモグの方に予約が入ってしまったのでした。今回は、ちゃんとモグモグジュージューの方に行くことが出来ました。
コロッケ、カルパッチョ、枝豆と日本の同じぐらいの分量で、安心してプルコギを注文したところ山盛りになって出てきました。油断できませんね。美味しいのですが、ちょっと味が濃い目でした。
コロッケ。ソースが美味しいです。
プルコギは大盛りでした
PPRのプールとビーチ
ホテル隣のPalm Bay Bistroで朝食を食べてホテルをチェックアウト後、Palau Pacific Resort(通称PPR)にタクシーで移動します。ホテルの施設を一日使えるビーチパッケージ($50)を購入して、デッキチェアでのんびりと過ごします。PPRではホテル滞在者は無線LANが使えるのですが、残念ながら、このビーチパッケージでは使えませんでした。
のんびり過ごすといいつつも、到着早々にシュノーケリングです。やはり朝早い方が透明度がいいですからね。小魚がたくさんいたりと、いろいろと魚が見られます。
シュノーケリングの後、ホテルの端にある展望台に登ってみることにしました。ホテルが一望できます。
展望台からPPR。ちょっと曇っています
こちらは快晴
イチゴのスムージ
前回は午前中は快晴で、昼ぐらいからずっと雨という極端な天気でしたが、この日はときおり雨が降ったものの、天気がいい状態がつづいてくれました。
天気のいい中、シュノーケリングを楽しんでいたのですが、スタッフがカヌーで近づいていてきて、あと15分ほどで潮が引くので早めに岸に戻るように言われました。これまでに何回かPPRでシュノーケリングをしていますが、このようなことを言われたのは初めてです。岸に戻ってしばらくしたところで、潮が引いていることから珊瑚礁の保護のため遊泳が禁止となってしまいました。珊瑚のないごく浅いところで海に使っている分にはOKのようですが、珊瑚の方に歩いて行ったゲストはスタッフに注意されていました。スタッフに聞いてみると、午後の4時頃にならないと遊泳できるようにならないとのことでした。
昼食の時間になったのでレストランに行きます。前回利用したときにはバイキングをやっていたのですが、今回はバイキングはなくアラカルトでの注文でした。ビーチパッケージに$20のチケットが付いているので、差額だけ支払います。
ランチスペシャル。つまり日替わり定食ですね。
シーフードリゾット
ペリリュー島では、以前にもお会いしたことのあるリピータの方々がたくさんいらしたのですが、昨年の7月にコモドのクルーズで一緒だったゲストの方もペリリュー島に来ていてお会いすることができました。といっても使っていたダイビングサービスが違っていて、話をする時間はほとんど取れなかったのですが、なぜかPPRのロビーでばったり会いました。確か前日のフライトで帰国するはずだったのでは?と聞いてみると、なんとデルタ航空のフライトが欠航になったとのこと。デルタ航空のコロール発は朝の4:00だったのですが、10:00頃に欠航が確定となって昼ごろにPPRに移動してきたとのこでした。なんとも大変な...
午後4時頃になって、潮も満ちてきて他のゲストが海でシュノーケリングを始めたので、私達もシュノーケリングをすることにしました。
模様が乱れているトゲチョウチョウウオ
サラサハタの幼魚
乾杯です
今回のシュノーケリングでは、サラサハタの幼魚を初めてみることが出来ました。白い体色に黒い斑点になっていて、ヒラヒラと泳ぐのでとてもかわいいです。PPRのシュノーケリングはこれまで何回もやっていますが、時折これまで見たことがない魚がいたりするのであなどれません。
夕食はいつもどおりにPPRの近くのエリライに行きました。エリライはPPRに送迎してくれるので、よく利用しています。予約はホテルのフロントにお願いしました。その時に、近くにいたおばさん?がピックアップはこのPPRなのか、宿泊先なのかちゃんと伝えたほうがいいよ。とアドバイスしてくれました。確かに宿泊先はWEST PLAZA MALALALだったので、それを伝えてしまうと間違ったところにピックアップが行ってしまいますね。感謝です。
サラダ
リゾット
PPRに戻って荷物を整理して、ツアー会社の送迎車に乗って空港に向かい、チェックイン手続きをします。預け荷物の重量は、前回の旅行でもギリギリだったのですが、今回も一方の荷物がオーバーで、もう一方の荷物に少し移動してギリギリセーフでした。最近になって厳しくなったのでしょうか?
昨日に欠航になったデルタ航空は、私達が利用したユナイテッド航空と同じぐらいの時間に飛ぶことになっていて、PPRで再開したゲストの方と話をすることができました。他にも同じダイビングサービスを利用していて、2日前にペリリューでさよなら~と別れた方とも再開しました。本当にお疲れ様でした。旅行をしているとトラブルはどうしても避けられないことがありますが、やはり欠航は辛いです(私達も2月にデルタ航空の欠航にやられました)。
その後はとくに問題もなく、グアム経由で日本に帰国しました。
コロールでのスペシャルトリップ(カンムリブダイ産卵+ユーカクチャネルのマンタ)と、ペリリュー島のイレズミフエダイの群れ狙いという欲張った旅行でしたが、いずれも見ることが出来たので良かったです。ペリリュー島のマクロも面白かったですし、パラオの海は本当に懐が深いですね