2010年の9月に行ったモルジブでのダイブクルーズの旅行記です。利用したのはブルーラグーン号でした。バア環礁のぐるぐるマンタ狙いでしたが、ぐるぐる状態は残念ながら見られませんでした。それでもダイビングそのものは楽しむことができました。
雨季のバア環礁で、数十匹のマンタが舞うという話を聞いて、これはぜひとも行かなければと思っているところに、雨季にはダイブクルーズが、このマンタ狙いのスペシャルトリップをするということだったので、早速申し込むことにしました。数年前にナショナルジオグラフィックが掲載して以降はすっかり混み合うポイントになってしまったそうですが、それでも一度見てみたいものです。
ここ最近は、ダイブクルーズといえばブルーシャークⅡを利用していたのですが、最初にスペシャルトリップのツアーを見つけたのがクラブアズールが運行しているブルーラグーン号だったので、そのまま申し込むことにしました。その後、ブルーシャークⅡも同じ日程でバア環礁に行くことが分かったのですが、ここは別のクルーズにも乗っておこうという事で、そのままブルーラグーン号で行くことにしました。
最初はクルーズのみで申し込んだのですが、前回同様にクルーズ+リゾートもいいかなと思い始め、検討したのですがなんとスリランカ航空のコロンボ-マーレ間が満席のため延泊はできませんでした。スリランカ航空はコロンボから中国へのフライトもあるので、コロンボ-マーレ間は混むようですね。
スリランカ航空のチェックイン後、少し時間があったので、空港内の両替所を見て回ることにしました。88.50円/$から始まって、88.53、88.55と店によって少し違いがあるようです。外貨両替専門店というところが、かなり並んでいたのですが、別にレート的にはお得ではありませんでした。下の階に行ってみると、千葉銀行が手数料10%OFFキャンペーンをやっていたため、88.37と最もお得だったので、ここで両替することにしました。まぁ自分が両替するぐらいの額だと、違いといっても数十円ぐらいなので何もここまで歩き回らなくてもいいのでしょうけど。それにしても円高が続いていて輸出企業は苦しいことになっていますが、海外旅行には追い風ですね。成田で少し多めにドルに替えようと思っていたら、旅行直前になったところで政府日銀の介入があったために少し円安になってしまいました。
ちなみに出国審査を出たところにも千葉銀行があって同じレートでした。
スリランカ航空で成田を出発し、コロンボを経由してマーレに到着です。出発が30分ほど遅れたため、マーレ着も少し遅れました。機内でモルジブの入国用の用紙が配られなかったので、入国審査の手前で皆がいっせいに書くはめになってしまいました。
コロンボ行きの最初の食事
コロンボ行きの次の食事
マーレまでの軽食
クルーズ船に乗る他のゲストが入国するのを待っていると、凄い雨が降ってきました。そういえば、モルジブは今は雨季だったんだ...と思い出しました。日本はここのところ、例年にない猛暑で晴天の日が続いていたので、モルジブが雨季なことをすっかり忘れていました。
少し雨が収まったところで、送迎のドーニに乗り込みます。マーレの港の中なのに船がすごく揺れています。かなりの悪天候のようです。波のせいかドーニの速度が上がらず、本船になかなか到着しません。甘く見ていて酔い止めを飲んでなかったので、船の揺れですっかり酔ってしまいました。雨季とはいえ、こんなに悪天候なのは初めてです。明日からのクルーズは大丈夫なのでしょうか?
通常だと、乗船の翌日にはバー環礁に渡るらしいのですが、天気予報で環礁越えは控えるように出ているようです。まずは北マーレの環礁で一本潜って様子を見ることになりました。一本目はClub Med Outでした。マーレの近くのポイントとはいえ魚影はかなり濃かったです。さすがモルジブですね。
朝食
ダイビング後に朝食です。バイキング方式で、パンが数種類、野菜、ソーセージ、簡単な野菜の炒め物とフルーツが並んでいました。オムレツや目玉焼きなどの卵料理もオーダーできます。ヨーグルトも用意されていましたし、料理については充実していると思いました。マンゴーが色が熟した色になっていないわりには、美味しかったです。
すべては天候次第ということで、予定表は空欄のままでしたが、とりあえず、船はバー環礁に向けて北マーレの環礁内を北上するようでした。昨晩は夜遅くに寝たので、とりあえず昼までは部屋で寝ることにしました。
壊れた扉
二本目のブリーフィングの時間になったところで、ラウンジに行ってみると、外は強風で凄い状態になっていました。船もすごい揺れていて、机の上のカップが落ちて割れたりしています。扉は強風で一気に開いた衝撃で壊れてしまいました。ドーニは木の葉のように揺れまくっています。この天候ではとても潜れないということで、二本目は取りやめになりました。
さらに環礁内を進んで、北マーレ環礁の北端まできたところで、海況がかなり穏やかになってきました。ここでまずは昼食をとり、二本目をKagi Reefで潜りました。モルジブ名物のヨスジフエダイの群れが少しいたぐらいでした。
ダイビング後は夕食です。バイキング方式で、8~9種類程度の料理が並んでいました。夕食にはスープもつきます。いろいろと選べる上に味もなかなか美味しく料理について満足でした。
昼食もいろいろな料理が並びます
ロビー兼食堂。最近になって扇風機がついたそうです。
夕食。野菜もあるし美味しいし良かったです
夕食にはスープもつきます
今回のクルーズのゲストのうち、9名はグループで来ているようで、ダイビングにしても食事にしても9名+その他5名という感じになっていました。ブルーラグーン号はクラブアズールが運航していることもあって、クラブアズールのリピータが多いようでした。参加ゲストのうちで一番少ない本数の人でも300本以上と、ベテランが集まっているようです。ちなみにその他4名のうちの一人は、2005年GWのガラパゴスクルーズで一緒だったY先生でした。
今日は、北マーレの北端で停泊して、バー環礁へ行くかどうかは、翌朝にキャンプテンが判断するということでした。
朝の6時ぐらいにバー環礁に行くことが決まり、6時半頃に船が動き出しました。これでなんとかバー環礁で潜れそうです。それにしても天候が安定してきているとはいえ、船はかなりの揺れています。この揺れでは朝食もままならないということで、延期になっていました。酔いそうだったので、とりあえず寝て過ごすことにしました。昼少し前になって揺れが少し収まったところで、ドアをたたく音が聞こえました。どうやらブリーフィングをするようです。食事なしでダイビングは厳しいかなと思っていたところ、個別には簡単な食事を用意してくれるようだったので、少し食べることにしました。まだバー環礁には入っていないようですが、揺れはだいぶ収まっています。
出発して4時間ちょっとぐらいで無事にバー環礁に到着しました。遠くにブルーシャークⅡ号も見えました。同じようなタイミングで来ていたみたいですね。早速ぐるぐるマンタのポイントでのダイビングです。
ブリーフィングの地図
このぐるぐるマンタのポイント名はHanifaru Goniです。このポイントはリーフが湾のような形状になっていて水底は砂浜です。二箇所に岩場があって、マンタのクリーニングステーションになっています。最近になって、とても多くのダイビングボートやシュノーケリングボートがくるようになったそうで、いろいろと守らないといけないルールがあるとのことでした。例えば、ボートが頻繁に通過するので、水面付近を泳ぐのは、絶対に禁止だったり、安全停止は船のアンカリング付近でやらないと、次にきた船のアンカーが飛んできたりするとのことでした。もちろんマンタのクリーニングステーションになっている岩場の上には移動してはいけません。基本的に船との接触事故があった場合、すべてダイバー側の過失ということになるという説明でした。恐ろしいところですね。結局、ブリーフィングには30分ぐらいかかりました。
小魚がたくさんいました
PowerShot G10
今回のクルーズでは、ぐるぐるマンタが目的なので、まずはマンタポイントに行って、マンタがいたらそのまま潜り、いなかったら別のポイントに移動するパターンでした。この日の一本目は、クリーニングステーションに数匹のマンタがいたので、まずはここで潜ることになりました。とりあえず2匹ほど見ることが出来ましたが、透明度はあまりよくないので、マンタが突然現れるような感じでした。クリーニングステーションの岩場には、小魚の群れなどがたくさんいました。
ダイビング後に昼食をとり、少し休んで再びダイビングです。残念ながらマンタポイントにマンタはいなかったので、二本目はDharawandhoo Thilaになりました。エントリーすると魚がたくさんいます。モルジブならではの魚影の濃さですね。アカモンガラやハナダイの群れがたくさんいます。ドロップオフ側では、キビナゴの群れにカスミアジやスマがアタックしていました。イソマグロやロウニンアジなども見られました。
3本目はナイトダイビングでKihaa Thilaでした。ナイトダイビングでは、さすがにマンタポイントのチェックはしません。マダラエイが一匹、目の前を通過していきました。ブダイが岩の合間に挟まって寝ています。アカモンガラは穴に入って、尾びれだけ外に出して寝ていました。
この日はナイトダイビングのため、夕食の時間が8時とかなり遅い時間になってしまいました。すっかり腹ペコですね。
アカモンガラは岩の隙間で寝ていました
PowerShot G10
すっかり腹ペコ。海苔巻きが美味しかったです
船が集まってきています
早い時間からマンタを狙おうということで、5時半起床、6時にブリーフィングでした。昨日の段階では、ブルーラグーン号を含めて3隻の船が停泊していましたが、いつのまにか5隻に増えています。
まだ誰も潜っていないポイントで...しかしながらマンタポイントにはマンタがいません。一本目はDhonfanu Thilaで潜ることになりました。クマザサハナムロを狙って、カスミアジがいったりきたりしています。ときおりロウニンアジやイソマグロも姿を見せました。エグジットしてみると土砂降りの雨になっていました。船は環礁内に停泊しているのでほとんど揺れることはないのですが、風があるので寒いです。南国なのに...
ダイビング後に朝食。しばらく休んで二本目のダイビングです。マンタポイントに行くと、ドーニからマンタのヒレが見えます。どうやら何匹かはいるようです。早速エントリーすると、横をマンタが通過していきました。透明度があまり良くないので、マンタが突然現れます。クリーニングステーションは関係無しに、そこら中を泳いでいるようで、ときおり真後ろから頭のすぐ上を通過していったりもしました。ただ、ぐるぐる状態にはなっていませんでした。う~ん、残念です。面白かったことは確かなのですが。
NIKONOS-V 15mm
二本終わったところで昼食です。降ったりやんだりの天気で、水着などの干し物がなかなか乾きません。外の干しておくと、ときおり横殴りの雨が降ったりするので、すぐにびしょぬれになってしまいます。ブルーラグーン号ではタオルは毎日交換でしたが、この雨でタオルを乾かすのは大変だったようです。操舵室に行ってみたところ、そこら中にタオルが干してありました。
三本目もマンタポイントのチェックに行きましたが、マンタはいませんでした。二本目のときにはあれだけいたのですが...。マンタがいなかったので別のポイントDega Thilaでのダイビングになりました。小魚の群れにカスミアジがアタックしています。ポイントが小さくて、流れをしのげる場所が狭く、かなり混雑したダイビングになってしまいました。
船に戻って、1時間ほど休憩して4本目のダイビングに行きます。ポイントに行く途中にジンベエザメがでたということで、大騒ぎに。ガイドがエントリーしてチェックするも、すぐに潜ってしまったらしく見失ってしまいました。
マンタポイントには今回もマンタはいませんでした。ジンベエがでたということで、ポイントを急遽かえて、Hanifaru Outで潜ることに。ひとりのガイドが沖側を泳いで、大物がでたら合図をおくる手はずになっていたのですが、何度もマンタがでたので、すっかり全員が沖を泳ぐ形になりました。特にクリーニングステーションがあるわけではなかったので、マンタとはすれ違う形になったのですが、それでも10匹以上はマンタがでてくれました。ほとんどナイトダイビング状態だったので、キビナゴの群れがライトに照らされてきれいでした。
これが待ちきれない人も多かったようで...
4本終わって、やっと夕食です。すべてのダイビングで、一度マンタポイントをチェックしてからの移動となるので、どうしても時間がかかります。このため4本目がどうしても遅くなってしまうみたいでした。ダイビングの合間に食事と休憩が一時間程度なので、あわただしく一日が過ぎていきます。ちなみにY先生は、3本終わったところでビールを飲んで4本目はキャンセルしていました。釣り道具を持ってきていたようで、一足先にのんびりと釣りを楽しんでいたようです。私達も4本目がオプションなら参加しなかったかもしれませんが、なにしろ15本+オプション1本の16本付いているツアーだったので、一日4本潜らないと無駄になってしまうのです...たくさん付いているのも良し悪しですね。
クッキーや紅茶など
今日も5:30起床、6時ブリーフィングでした。一本目は朝食前なので、ちょっと腹ごしらえをしておきます。ブルーラグーン号ではクッキーと紅茶、コーヒーがいつも食べられるようになっています。船尾にはバナナも吊るされていました。
マンタポイントをチェックしましたが、マンタがいません。しかたがないので別のポイントのHanifaru Outへ。このポイントは昨日の4本目と同じです。昨日はキビナゴの群れがたくさんいたのですが、今日はほとんどいません。それでも途中でツムブリの群れをみることができました。
二本目のマンタポイントチェックでは、マンタが6匹いるということでエントリーすることになりました。クリーニングステーション付近に二匹ほどいて、くるくる旋回しています。何回かは、かなり近いところまで来てくれました。それにしてもあいかわらず透明度がよくありません。水底が砂浜なので、ちょっと動くと砂が舞ってしまいます。マンタは見られましたが、今回もぐるぐる状態は見られませんでした。
NIKONOS-V 15mm
NIKONOS-V 15mm
やっと天気が回復して青空がみえています。久しぶりに太陽を見たような気がします。天気がいいと雰囲気も全く違いますね。クルーズ船も増えてきて、8隻ぐらいが同じ場所に停泊しています。ダイビングの行きかえりでも、ドーニの屋根の上や船首など、外で過ごすゲストが多くなりました。このドーニは、前の部分がドアになっていて、海況が悪化したりするとドアを閉めて波や風などをブロックしていたのですが、この日は完全オープンで問題なしでした。干し物もすぐに乾きます。やっぱり南国は、こうでないと!
ちなみにこのドーニは、真ん中にエンジン室等があるので、ダイビングの準備などをするときには狭く感じます。でも私達が座った場所の目の前には、ちょうどカメラ置き場があったのでかえって楽でした。
青空が戻ってきました!
ドーニ
屋根が欲しいです(別の日の撮影なので曇っています)
二本目の後、朝食後は船のデッキで休憩です。ブルーラグーン号の最上階のデッキにはデッキチェアがいくつか用意されているのですが、屋根がほとんどないために、日陰がありません。少し前に、ブルーシャークⅡではデッキの日陰の部分が増えたらしいのですが、ブルーラグーン号でもデッキに日陰を作って欲しいものです。といっても、欧米のゲストだと日光浴が好きな人が多いので、日本人オーナーの船でないと対応は難しいかもしれません。
ちなみにブルーラグーン号には日本人ガイドのカナさんが乗っています。元気はつらつ!といった感じで、あ~マンタ見たいっ!と叫んでいました。マンタがでるかどうかは、プランクトンがポイントに流れてくるかどうかにかかっているようです。流れとしては期待できる感じになってきているようなのですが...
しかしながら三本目のマンタポイントチェックでは、残念ながらマンタがいないということで、Dharavandhoo Thilaになりました。途中でカスミアジの群れが川のように流れていたぐらいで、あとは小物が主体でした。
どうやら天候が悪化してきているようで、明日の早朝には環礁越えをする必要があり、マンタポイントのトライも次のダイビングが最後になってしまいました。期待を込めてマンタポイントでマンタを探してみるも、残念ながらいませんでした。4日目の二本目のダイビングが最もマンタがいたダイビングとなってしまいました。
4本目はDharavandhoo Outでのダイビングでした。ほとんどナイトダイビング状態で、エグジットしたときには真っ暗になっていました。しかも大雨です。昼ぐらいまでは天気がよかったのですが、安定しませんね。マンタ数匹が沖を通過していきましたが、暗くて見にくかったです。巨大なイソマグロが近くを通過していきましたが、やはり暗くて写真は写せませんでした。
6時過ぎぐらいから船が動き出し、バー環礁から北マーレ環礁に移動しました。他の船はまだ移動していないようです。朝の一本ぐらいはマンタトライをしてみたかったのですが、天候が悪化して戻れなくなったら大変です。安全第一ということでしかたないですね。
8時ごろに朝食の予定だったのですが、環礁越え中で船が揺れていることもあって特に呼び出しとかはなく、少し過ぎてから行ってみると個別に簡単な朝食を用意してくれていました。時折大きく揺れることがあるので、油断するとフォークとかが落ちてしまいます。
船尾に行ってみると、Y先生はトローリングをしていました。かなり大きい仕掛けを流しているようですが、まだ何も反応がないとのことでした。天気は曇りで、のんびりとトローリングをしながら過ごすというのもいいのかもしれません。
5時間近くかけて北マーレに移動したところで、一本目のダイビングとなりました。ポイントはOlhahali Cavesでした。チャネルダイビングの予定でしたが、流れが強すぎるということでチャネルの内側でのエントリーになりました。とても透明度が良くて30mぐらいは楽に見えるような感じです。しばらく流したところでドロップオフ側にツムブリの群れが川のように流れていました。奥にはバラフエダイの大きな群れが見えます。群れを見た後にリーフ側に戻ってアゲインストの中を泳いで再びツムブリの群れを探します。今度はツムブリの群れがダイバーの周りを回ってくれました。さらに流したところでマダラトビエイが6匹ほど水底に見えました。
NIKONOS-V 15mm
安全停止をして水面に出てみると、海は大雨で嵐のような状態になっています。環礁越えのときには天気が安定しているように見えたのですが、あっという間にここまで悪化するものなのですね。バー環礁で朝一本も潜らずに移動したのは正解だったようです。
昼食後、船は天候が落ち着くのを待ってから移動しました。マーレ付近のパラダイスリゾートまで移動したところで二本目のダイビングです。ポイントはマンタポイントでした。リーフ沿いを流していったところ、途中でマンタが現れました。ダイバーに慣れているのか、ダイバーの頭上付近をゆっくり泳いでいきます。なんか泡を浴びようとしているような...何回かは私たちの上で旋回したので、ゆっくり撮影することができました。もう少し進んだところで、2匹のマンタが見られました。
これで、このクルーズのダイビングも終了です。ぐるぐるマンタは見られませんでしたが、最後もマンタで締めくくりとなりました。海況は決して良くありませんでしたが、合計15本よく潜ったなぁと思いますね。
この左側に洗面台があります
部屋に戻ってシャワーを浴びようとしましたが、お湯がでません。今回の船のシャワーについては、熱くなったり冷たくなったりと最後まで安定しませんでしたが、この日は何かをONにするのを忘れていたような感じでした。
ダイビング船だとお湯の量も限られるので、ダイビング後に一斉にみなが浴びると、お湯がぬるくなるのはよくあることですが、この船については熱くなったり冷たくなったりと変動が激しくて、適温に調整するのに苦労しました。
ちなみに部屋のシャワーは洗面所と一緒になっているので、シャワーを浴びると床がびしょびしょになってしまいます。洗面所にいくたびに足が濡れてしまうのが難点ですね。換気扇もないので、湿気もこもったままになります。洗面所には簡単な干す場所があるのですが、干してもほとんど乾きませんでした。今回のクルーズでは、天気が安定せず干し物には苦労しました。
今回のクルーズで500本を迎えた人と、ハネムーンのカップルがいたということで、お祝いのケーキが夕食のあとに出ました。ちなみに夕食時には、Y先生達が釣った魚の刺身がだされました。トローリングでは釣れなかったそうですが、昨日あたりではいくらかの魚を釣ってあったみたいです。
お刺身です。釣ってくれた方に感謝。
お祝いのケーキ
朝から天気が良いです
フライトは夜なので、それまでは船で過ごすことになります。器材についてはスタッフがすべて洗って干しておいてくれました。今回のクルーズでは、晴れたのは一日だけで、ずっと雨つづきでしたが、今日は晴れています。まるで器材を干すために晴れてくれているような...
のんびりと片付けをしながら一日を過ごしました。普通ならシュノーケリングトリップなどがあるそうなのですが、ポイントが外洋に近く、天気がいいといっても波も高いようでシュノーケリングトリップは開催されませんでした。
暇なので、午後からのマーレ観光にでかけることにしました。といっても参加したのは私達を含めて3名でしたが。
船からマーレまではドーニで移動しましたが、外洋でもないのにかなり揺れます。相変わらず海況はよくないようですね。
前半はガイドの方がマーレの建物を説明してくれます。後半はいつもの土産店ですね。特に欲しいものはなかったので、マーレのスーパーに行ってみることにしました。というのも、以前にマーレの空港で買ったツナジャーキーを再び買いたかったからです。前回のシャングリラの旅行の帰りに空港で探したのですが見つかりませんでした。マーレのスーパーに行けば売っているかも?と思って探したのですが、残念ながら売っていませんでした。もう作っていないのでしょうか?
夕方になって再び天気が悪化してきて、下船の時間の頃にはまた雨が降ってきていました。空港まで行くのにドーニはかなり揺れました。空港に着いたときには、すでにチェックインが始まっていたので、スタッフに挨拶してそのままチェックインをしました。その後は、特に問題もなくコロンボ経由で日本に帰国しました。
ぐるぐるマンタ狙いのクルーズでしたが、残念ながらぐるぐる状態は見られませんでした。海況が良くない中、なんとかバア環礁には行くことができ、またダイビングそのものは楽しかったのは良かったです。