2013年3月に行ったアマンプロ(フィリピン)の旅行記です。ダイビングは一本だけ潜って来ました。
アマンリゾーツといえば、世界的に有名なリゾートの一つです。その中でも海がとても美しいらしいアマンプロに行って見ることにしました。アマンプロについては、人気のリゾートということもあってか旅行記もたくさんネット上にありますが、今回もパウダーブルーな日々を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
ダイビングをするかどうか、ちょっと迷ったのですが、場所が違えば見られる魚も違うかもしれないと思い一本だけ潜って見ることにしました。フィリピン航空は、2011年11月から23kgの荷物を2個まで預けられるようになったので、ダイビング器材を持っていくのも余裕と思ったのもつかの間、マニラからアマンプロまでは預け荷物+手荷物で20kgまでということだったので、これまで以上に荷物を減らす必要がありました。アマンプロのダイビングはレンタル器材込みの値段だったので、器材を持っていく必要はなかったのですが、カメラ関連の荷物だけでも9kgぐらいあるのでギリギリでした。
成田 - マニラ間の食事
フィリピン航空のPR431で成田からマニラへ出発です。預け荷物を飛行機に積み込むのに時間がかかったということで、出発が少し遅れました。映画はオンデマンドで、4時間のフライトではとうてい見きれないぐらい用意されています。
マニラでの入国審査では、私達の並んだ列がなぜか進みが遅く通過した頃には一番最後ぐらいになってしまいました。
荷物を受取る場所に行ってみると、3便ぐらいの荷物がひとつのターンテーブルにでてくるようで、たくさんの人でごった返していました。しかも、なかなか荷物がでてきません。13:30頃に着陸したのですが、荷物を受け取ったときには15:00を過ぎていました。
税関を通過したところで、アマンプロの送迎のスタッフと合流です。アマンプロまでは別の飛行機に乗って移動します。ターミナルまでは車で移動するのですが、道が渋滞していてけっこう時間がかかりました。
元々のスケジュールでは3時間ぐらいの余裕があったのですが、出発の遅れ+荷物がなかなか出てこない+渋滞で、ターミナルに着いた時には、フライトの20分ぐらい前になっていました。アマンプロまでの飛行機は、預け荷物+手荷物で20kgまでという情報だったのですが、手荷物をもって体重計に乗っただけで、特に手荷物の重量だけでは計測していませんでした。
さあアマンプロへ出発と思いきや、滑走路が混んでいてフライトが1時間ほど遅れるとのことでした。
アマンプロのラウンジ
ちょっとしたお菓子がでました
1時間遅れで飛行機に乗ったのはいいのですが、離陸待ちの飛行機が連なっていて、実際に離陸したのはさらに30分後ぐらいでした。飛行機は窓側に1席ずつでかなり狭いです。
赤いカーペットを敷いてくれます
うちわなどが用意されていました
一時間ほどでアマンプロのある空港に到着します。アマンプロのあるパマリカン島は、モルジブのような一島一リゾートになっていて、つまりパマリカン島=アマンプロです。当然、空港もアマンプロ専用ということになります。
飛行機から降りたところでカートが待機していて、そのまま部屋に送ってくれます。途中で島の施設がある場所を一巡りして、いろいろと説明してくれます。ただ飛行機が遅れてしまったために、すでに周囲は暗くなっていて説明されても、よくわからないという状態になっていました。
宿泊した部屋のタイプはBEACH CASITASで、文字通りビーチ沿いにあります。部屋や洗面所などの広さはもはや説明不要ですね。チェックインの手続きは部屋で行いました。
ウエルカムドリンクとカナッペ
部屋はとても広いです
当然ながらダブルシンクです
コーヒーメーカーなど
本当は到着後にビーチで夕日を見るつもりだったのですが、残念ながら飛行機の遅れから見ることができませんでした。アマンプロの夕日はとてもキレイということで期待していたのですが、明日に持ち越しです。
夕食を食べにLAGOON CLUBに行きました。チェックインのときに苦手な食材などを聞かれるのですが、オーダした食べ物に、苦手な食材が含まれている場合には、いろいろと説明してくれます。さすがアマンですね。
ソフトクラブとフォー
豆腐がすごく美味しいです
デザート
フィリピンといえば、やっぱりマンゴー
各部屋に一台づつカートが用意されていて自由に使えるようになっています。さっちゃんは食後にスパに行って、出発前に日本で予約してあったマッサージを受けて来ました。カートで行くことも可能でしたが、夜道を一人で運転して迷ったりしては不安だったのでスタッフに送迎をお願いしました。ディナーから戻るともうカートが入り口でスタンバイしていました。
受付でスタッフが出迎えてくれます
飲み物が用意されます
スパに到着すると受付の椅子で飲み物を頂きながら簡単な質問票を記入します。そして、好きな香りのオイルを選んでから、マッサージルームへ移動し、着替えをしてマッサージ開始です。強さは好みを聞いてくれます。到着までの疲れをマッサージで癒すことが出来るので、初日のマッサージを予約しておいて良かったです。
好きな香りのオイルを選びます
疲れがとれます!
朝起きてみると、天気はかなりよさそうです。朝食前に島の南東の端にある、地図によると子供のサメがいるというところに行ってみることにしました。途中にちょっとした砂州がありました。 島の先端まで行くと、島の反対側(東側)からふく風がかなり強くなってきます。島の東側は風が強くてシュノーケリングをするような雰囲気ではなかったので、島の先端のあたりで海に入ってみることにしました。朝ということもあってか透明度はとても高くきれいです。アジとクロサギ科の魚がたくさんいましたが、サメはみることができませんでした。
途中でみかけた砂州
透明度がとても高いです
プールに面した席
シュノーケリング後に朝食を食べにクラブハウスに行きます。アマンプロの朝食はバイキング方式ではなくて一品一品注文するようになっていました。
クラブハウスはビーチ沿いではないので、海は遠くの方にちょっと見えるぐらいです。プールを見ながら朝食というのも悪くはないのですが...
朝のコーヒー
マンゴーシェイクは味が濃厚で美味しいです
ワッフルはチョコレートがたくさん載っていました
夕食のフルーツプレートが良かったので、
朝も注文してみました。
日本式の朝食セットがあったので注文してみることにしました。しかしながら、たまたまなのか、日本食だからだったのか、でてくるまでにすごい時間がかかりました(40分後ぐらい)。味はさすがにアマンプロだけあって、どれも美味しかったです。
右側の大きなお椀は味噌汁です。
写っていませんがご飯もつきます
エッグベネディクトも同じように遅れました
ちなみに、アマンプロでは食事の際のレシートへのサインが不要なのですが、部屋番号や名前も聞かれませんでした。小さなことですが、説明しなくてもいいのは楽ですね。スタッフが顔をわかっているということなのでしょうけど、凄いことです。
朝食後はBEACH CLUBに行ってシュノーケリングのアクティビティに参加することにしました。10:00と14:00の一日二回開催されています。ビーチからボートに乗って、ちょっと沖に行ったところでシュノーケリングをします。毎回同じ場所でのシュノーケリングで、最初の場所は餌付けポイントでオヤビッチャ、ナンヨウツバメウオ、ユメウメイロやハナアイゴなどが集まっていました。餌付けのパンはスタッフが渡してくれます。
シュノーケリングのボート
オヤビッチャが集まってきています
ちょっと深いです
だいたい30分程度泳いだところで他のゲストが皆ボートに戻ったため、私達も海から上がることにしました。ボートに戻ると冷たい水とタオルを渡されます。タオルや飲み物を持参しなくてもいいので楽でいいですね。
全員が戻ったところで、次のポイントへ移動します。こちらでは餌付けせずに海ガメを探すことが多かったです。このポイントは水深が5m以上はあって、カメの近くまで行こうとするとかなり深く潜る必要があります。
戻ったところでジュースを配っていました
シュノーケリングから戻ってくると、スタッフが小さなジュースを持ってきてくれます。さすがアマンプロですね。
しばらくBEACH CLUB前のデッキチェアでのんびりしていたのですが、ビーチでもシュノーケリングをしてみることにしました。入ってすぐの辺りにコトヒキやコバンアジが群れています。どうやら餌付けされているようでほとんど逃げません。そこから先は砂地で魚はほとんどいませんでした。さらに沖までいけば魚はいるとは思いましたが、ビーチ近くに戻ってコトヒキの写真を撮ることにしました。
シュノーケリング後に、ピザのレストラン(PICNIC GROVE)に行って見ることにしました。オープンエアーの店で席はパラソル+テーブルになっていました。
オープンエアーの店です。
ソーセージのピザ。小さめのピザでした
BEACH CLUBでスタッフにシュノーケリングをするにはどこがお勧めなのか聞いたところ、島の西側にある岩場の周囲という話だったので、そこまで行ってシュノーケリングをしてみることにしました。カートが自由に使えるのでシュノーケリングの道具を持って移動するのも楽々です。
岩場の上は展望台になっていてビーチを一望できます。地図ではGARY'S NESTと書かれた場所になります(地図については、パウダーブルーな日々さんがアップしています)。スタッフがバーベキューの準備をしていました。おそらく今晩あたり、ここでバーベキューディナーをするゲストがいるのでしょう。
サザナミヤッコの若魚
GARY'S NESTの階段の近くにカートを停めて、北側から海に入ってぐるりと岩場を一周してみました。エントリーしてしばらくは透明度がいま一歩ですが、先端に近くなると水温が下がって、透明度がよくなります。まさに岩場と言った感じで珊瑚は少ないです。岩場でよく見られるシマスズメダイや、シマハギ、ゴマアイゴの群れなどが見られましたが、そんなに魚影は濃くありませんでした。あえて言えば桟橋の周りにはヘコアユなどいろいろと魚がいました。